レイアウト制作日記#9D  
                     更新日2012年1月18日改訂          

2006年1月28日(土)    駅前大通りの整備と自転車の塗装

 このレイアウトに配置してあるストラクチャー(建造物)はまだ固定していないので、結構レイアウトを作成している段階でストラクチャーは転々と移動したり、新しいストラクチャーが出来ると、玉突き状態に配置場所が変更したりしています。
 
 道路はレイアウトベースに貼り付けてありますが、歩道の方は信号機、標識、人形等の配置が済むまでは固定をしないつもりでしたが、けっこうずれたりするので仮止めすることにしてWoodland Scenics 社のAccent Glue (主に人形の固定用ですけれどホビーセンターカトーでも扱い有)で、スチレンボードで作った歩道を接着しました。 Accent Glue で接着すれば歩道を手直ししたいときには、すぐにはがせるので重宝しています。

※2012年追記・・・・人形の接着はAccentGlueだけだと、接着後何年経っても人形に触れると倒れたりするので、仮止め用としてはAccentGlueを使用し、完全に固定するときには透明ゴムボンドで接着しております。 
 たとえ透明ゴムボンドで人形を接着しても、移動や置き換えなどで人形を剥がすときでも、丁寧に行えば人形を痛めずに剥がすことが出来ます。 
 



↑ホテルに街灯をと、ガラス製のビーズに1oのプラ棒を差し込んで作ってみました。 

 街灯に使用したビーズは大型ホームセンターのジョイフルホンダで、女性用のアクセサリービーズの有名どころのスワロフスキー製品を求めました。
 1個5円〜20円程度でいくつか街灯になりそうな物を購入してきました。上から眺める分にはいい雰囲気なのですが、こうして地面の高さで撮影した写真を見てみると、少しスタイル・大きさが微妙です・・・
 より様になる街灯を作ってみたいので今後は、RMMのバスコレの別冊の担当(ね)氏の記事を参考にして、もう少し凝った物を作って見たいものです(^_^;)



 歩道が出来ると信号をもとジオタウンシリーズの信号も増強しました。 歩行者用信号機の点灯状態もシールを作成してとも思いましたが、やっても目立たんだろうと、手を抜いて塗装で表現しています(-_-;)
 信号機に付いている交差点名の表示も、この交差点のところに県庁が移転してきたので「県庁前」のシールを自作して張り替えました。   これも目立つ物ではなく、写真を拡大しなければ判るものではないので、労を多くした自己満足ですな・・・・(^_^;)
 
 自己満足といえば、街頭に立つ警察官も夏服にして、袖の識別章、胸の階級章、帯革と装備品、そして署活系無線機のマイクとコードまで描くほど凝るものも、全く目立たないけれど、これ楽し(^^)




 ホテルとは駅前広場を挟んで反対側のロゴス百貨店の東側も少し整備してみました。
 百貨店の駅側と同じようにケヤキの木(イマジン製)を植え、人形を配置して、駐輪する自転車を置いてみました。
 
 どうしても駅前の百貨店周辺となると放置自転車が目立つものですが、少し秩序だって置いてみました。
 このレイアウトはなるべくリアルな街の情景を目指したいと思っていますが、まだあえて作成していない物があります。
 街の中の清濁のうち、濁の部分がレイアウトに少なくなっています。 

 まだないのは、

1.金融関係・風俗関係の看板

  バブル崩壊後の平成不況ど真ん中だった頃、とある地方の駅前の看板を見回したら8割強が、ノンバンク系の金融機関(消費者金融等)の看板だったという現実があります。 現在でもかなり消費者金融等の看板は多く見られますが、まだこのレイアウトには登場していません。
  風俗関係の看板も駅前に歓楽街があるところには多く見られますが、このレイアウトには登場しないでしょう。

2.飲み屋街
  地方都市の駅前に飲み屋街がよく見られます。 都市の機能としては必要なのですが、 予定地がホテルに換わってしまったので、駅の裏側か、裏通りにでも用地を確保して造る予定です。

3.違法駐車車両・放置自転車
  これも駅周辺ではよく見られるものですが、あまり社会的には感心できたものではありませんが、レイアウト上の車両も固定しておらず自由に動かせるので、今後の検討課題にしていきたいです。
 駅周辺に少しずつ駐輪している自転車を置き始めました。 まだある程度秩序だって置いてあります。
  

 そういうわけで、また大量の自転車が必要になってきたので、再びTOMIXの無塗装自転車セットの塗装作業を行っています。
この自転車セットは篭が付いたシティサイクル車(ママチャリ)とマウンテンバイク風の2種類しかないですが、経済性を求めて無塗装セットを自分で塗装します。

1.今回は楽しようと、白いランナーに付いたままスプレー塗料の「マットブラック」を吹き付けます。 
2.同じくランナーに付いたまま面相筆でフレーム等を塗装します。   タイヤ、サドル、ペダル、ハンドルグリップは塗装しないで、ブラックの部分を残しておきます。
 筆塗りする塗料は、愛用しているタミヤのエナメル塗料をしようしました。 原色のカラーだけを使用してはリアル感に欠けるので(TOMIXの塗装済自転車など)、今回はエナメル塗料のアルミシルバーをベースに、レッド、ブルー、パープル、オレンジなどを混ぜて塗装を施すと、パール系の塗料が出来上がり金属質な感じがして、いい仕上がり具合になりました(^_^)
 (実際に駐輪されている自転車を見ると、自転車自体が細身でそんなに目立つ物ではないので、べつにこの塗装で目立たせる必要はないのですが・・・・(^_^;) )
 このメタリック塗料の混合法で、未塗装の自動車なんぞもパール系で塗ってみたいと思います。

 2012年追記・・・・混色したメタリックのエナメル塗料は、自動車の塗装に使っています。  筆塗りで多少の塗りムラが出来ますが、1/150・1/160の自動車の塗装ではメタリック系の塗料ゆえに、ムラはあまり目立ちません。
 
 けっこうこのレイアウトでは樹木類を多く配置してあります。  樹木はパウダーなどを使っているので退色等が心配されましたが、昔のライケンと違って10年経過しても退色が気にならないのは幸いです。  
 ただこのレイアウトが直射日光に当たらないように合成樹脂のカバーで被われているのと、レイアウト制作やレイアウトでの運転を楽しむとき以外は、蛍光灯も点灯しないので紫外線に当たる時間も少ないので長持ちしているのかもしれませんが・・・

 ただ、メンテナンスに気を使うのは、パウダーの葉が道路や歩道に落ちているので、掃除機で吸い取らなければならないのと、レールのクリーニングです。


  製作記#1〜100   #101〜150   #151〜200   #201〜250