KATOのミニジオラマサーカス製作記#4(手摺)  
  
  
更新日2022年3月31日         
      

 高架公園に手摺りを付けます

 その前に石畳の色調を少し暗くしようと思い、もう一度、下地の色としてタミヤアクリルのダークグレーを塗り、石畳を再塗装しました

 

 芝生は、けっして緑一色ではなく、緑色が薄くなって黄緑になっている部分や枯れている部分、そして芝が薄くなり土の色になっている部分があります
 
 

 JTT Treesのクラスペーパーだけは、芝が薄くなっている部分を再現しています
 このグラスペーパーは同社のジオラマキットに入っているので、戸崎市まちなか美術館の屋上に使用しました
 しかし、このグラスペーパーはジオラマキットのみに入っていて、同社のカタログを見ても別売はされてないようで残念です・・・・   

 

 芝生にはフラットブラウンや、フラットグリーンとフラットイエローを調色した色を、ドライブラシして芝生を斑な色にしました

 ダークグレーの下地色を塗った上に、敷石1個1個ずつ、ライトグレーをベース色にして、それにフラッドレッドやフラットブルー、ライトイエローなどを調色して色調を変えて塗りました

 


 手摺りを取り付けます
 正面はKATOの詰所に入っていた手摺りを使用しました
 
 左右の側面はEverGreenのプラ平棒1.5mm×6.3mmにグレーサーフェーサーを吹いたものを使用しました
 線路上の20mmの幅は線路を行く列車を子どもも眺められるようにガラス貼りにしました

 

 左右の壁とカラス部分に、ガラスの枠をして0.5oのプラ角棒をアルミシルバーで塗装し、上に接着しました

 


 植え込みとしてコニファー(糸杉)を植えます

 コニファーには爪楊枝を使用します
 この技法はかつて レイアウト製作記#150 GM製 戸崎セントラルタワーの建築#9(ルーフガーデンの西武#1)で巨大なコニファーを爪楊枝で造りました

 今回のジオラマでは輸送する透明ケースの高さ制限の関係で、ここに植えるコニファーの高さは20mmに制限されています

 最初に下地の色としてフラットグリーンを爪楊枝の先端から20mmのところまで塗りました

 

 爪楊枝のフラットグリーンで塗った部分にWoodlandScenicsのHobeTac(ニカワ入りの接着剤 強力な接着力があります)を塗り、KATO=WoodlandScenicsのターフをパラパラを振り掛けてコニファーのようにしていきます

 まるで串カツの具に溶き卵をつなぎにしてパン粉をまぶしていくのと似ています(^_^)

 

 コニファーの形になったら乾燥させて、20mmの長さに切断していきます

 

 またWoodlandScenicsのターフにヤマト糊と水を入れてペースト状にしたもので、植え込みを造り・・・

 

 そこに爪楊枝で造ったコニファーを8本埋め込んでいきます
 あとは乾燥を待ちます

 

 線路際の植え込みをアジサイの植え込みにしようとしました
 光栄堂のランドスポンジにアジサイのようなものがあるので、紫色のスポンジをピンセットで摘まんで植え込みに接着してみました
 しかし、アジサイの花として、このスポンジの花は大きすぎたので取りやめました・・・・

 

 仕方がないので、パープルとフラットブルーを調色した色を、爪楊枝の先で植え込みを直接突いてアジサイの花のようにしましたが、これもあまりパッとしません・・・・・ 
 この件は研究課題とさせて頂きます(^_^;)

 

 次回は、このジオラマのメインストラクチャーとなるフードトラックを、トラックコレクションのトラックを改造していきたいと思います(^_^) 

 

 
 
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