1/400空港ジオラマ制作記#12 飛行場フェンスと街路灯 2013年2月5日更新
フェンス
ターミナル前のロータリーとエプロン地区の間にフェンスを設けます
最初は、この部分に設けます。
空港ターミナルに向かうオーバルになっている曲線部分は、ドライバーが飛行機に気をとられて事故を起こさないように、透けていない塀を設けます。 それに最近、モスクワ空港で起きたように飛行機の方が道路に飛び出してくる事故もあるので、ある程度頑丈な塀にします(^_^;)
使うのは宇都宮ロコ模型でから頂戴した、HOのストラクチャーか帆船模型で使うらしい、スレート状の溝が付いた極薄いグレーのペーパー。これを10oの巾に切って塀にします。
1/400なので4mの高さの塀になります。
薄いペーパーなのでジオラマ上に接着してもまっすぐ立たないかと思うので、支柱を立てます。
支柱は真鍮線だと金や銀に光って目立つので、黒くて目立たない0.4oのピアノ線を使うことにしました。 これは老舗のプラモ店でもらったものです(^_^)
ピアノ線を適度な長さに切って、ジオラマベースに差し込みます。 プラスチックシートの下はスタイロフォームなので、ピアノ線が刺さるかと思いましたが、プラスチックシートを貫通せずに、ピアノ線の方が曲がっていしましました(^_^;)
0.4oのピアノ線用の穴を開けるために0.5oのピンバイスで穴を開け、ピアノ線を差し込みました。
10o巾のプラシートをピアノ線の支柱に貼り付け、接着後、はみ出ているピアノ線を切断しました。
また、ピアノ線がなくても大丈夫な所は、ピアノ線を抜きました。
今度は透けているフェンスです。
Nゲージの1/150サイズの金網ならエッチングパーツで売られています。 1/400のも探していますが見かけません・・・
Herpaから1/500のフェンスは売られていますが、透明プラ板に白いプリントで金網が表現されていますが、出来が気に入らず使いたくなるようなモノではありませんでした。
今回は画材屋で買ってきた建築模型の材料を使います。
Plastructの柵と、穴あきシートを使って、穴あきフェンスを作ります。
Plastructの柵は、ホワイト・サーフェーサーを吹いた後、タミヤ エナメルのアルミシルバーで塗装し、それに黒色の穴あき板(パンチングペーパー)を貼り付けます。
複雑に曲がる地形に合わせて、フェンスを折りながらジオラマベースに接着しました。
街灯
道路の周囲に街灯を立てます。
使うのは、1/500の建築模型用の街灯です。 1/400のジオラマに立てるのに十分な長さがあります。
造形も良く、細いポールに電灯部分の造りも1/100の街灯同様の出来です。
最初、電灯のカバー部分を残して、ライトグレーで塗装しましたが、道路の色に溶け込んで街灯がどこにあるのか見えなくなってしまったので、タミヤエナメルのチタンシルバーで再塗装しました(^_^;)
街灯の太さはノギスで測定すると0.6oでした。 それよりわずかに太い0.7oのドリル刃で穴を開けました。
今回は穴の深さを均一にするために、ピンバイスから出すドリル刃は10oだけ出しました。 こうすれば10oの深さの穴が開けられます(^_^)
街路灯の立てる位置は、例によってGoogleマップでミネアポリス国際空港やロサンゼルス国際空港の航空写真を参考にして立てました。
購入した街路灯は、1セット7本入りで、試しに2セットしか購入しなかったので、まだ14本しか立っていません。 あと3セットくらい追加購入してから街路灯を追加で立てる予定です。
次回はターミナルにボーディング・ブリッジを取り付けてみます(^_^)
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