1/400空港ジオラマ制作記#10 アクセサリー類の収集(地上支援車両)2013年1月25日更新
 
 前回まで空港ジオラマの地面部分をやってきました。
これからは空港の施設の方を手掛けていきたいと思います。

 そして、最終的にエプロン地区には飛行場の地上支援車両を、ロータリーと駐車場には多くの自動車を配置する必要があります。

 鉄道模型の都市型レイアウトが線路とストラクチャーだけでは様にならないので、自動車や人形をレイアウトに置くのと同じです。

 この空港ジオラマでは、エプロン地区には地上支援車両。
 空港ターミナル・ロータリー及び駐車場にはバスや乗用車を置くことになります。

 このジオラマには航空機用のスポットが9ヶ所、ターミナルの駐車場が約370台分あるので、車両だけでもかなりの数が必要になります。
 地上支援車両と乗用車などは、今すぐ必要な訳ではないのですが、1/400の航空機用アクセサリーは常時、市場在庫があるとは限らないので、アクセサリーの収集に関しては、長期間じっくりと腰を落ち着けて収集する必要がありそうです。
 
 ジオラマを造るのにアクセサリーが豊富なのは1/400よりも1/500の方が豊富で、こればかりは1/500の方がうらやましく感じます。
 でも、アクセサリーは1/500よりも1/400の方が出来がいいぞと、前向きに思い直すことにしました(^_^;) 
 
 とりあえず、今のうちに必要なアクセサリーは収集しておくのがベストだと思い、アクセサリーの収集を開始しました。


 
 空港のスポットには、航空機の周りを数多くの種類の業務用車両が取りまいています。

 私が把握している限りでは、1/400の地上支援車両はGeminiJetsとDragon Modelsから出ています。

 ただしDragon Modelsのは飛行機とセット販売で流通在庫も少なく、入手が難しくなっています。




 この販売形態で私がよく判らないのは、飛行機の模型に車両やフラッドライト、そしてジオラマベース(紙製)まで付いていても、売価が平均的な1/400の飛行機モデルの価格より安いことです???
 セットされているのがエジプト航空やベトナム航空のようにあまりメジャーでない航空機だからでしょうか・・・


 このシリーズを全部集めると飛行場のジオラマが完成しますが、これを全部集めるのは現在の流通状況だと困難と思われるので、今のところなんとか入手可能なGemini JetsのAIRPORT SERVICE SUPPORT VEHICLES(14Piece Ground Accessaris Set)を重点的に集めました。



パッセンジャーステップ(タラップ)車、トーイングカー、トウバー、 バスが2両、フードローダー、 ベルトローダー、トーイングトラクタアー、コンテナドーリー、ハイリフトローダー、給油車がセットされています。
 


 Gemini Jetsの地上支援車両は色的に地味なので、塗り直そうかと思っています。

 また、Gemini Jetsの地上支援車両セットは近いうちに全日空商事と宮沢模型が組んで、数年前の全日空カラーをまとった地上支援車両セットとして、新たに発売されます。 ジオラマベースも付いているのですが、お値段はかなりお高くなっています。(予価8,400円)


 また参考として、NCA(日本航空貨物) B747-200Fにジオラマベースと地上支援車両が附属したセットを紹介します。



 もともとはNCAが顧客に記念品として配ったり、社員向けに制作したものを、全日空商事から一般に発売したものらしいです。
 この製品が凝っているのは、ドアや貨物のローディングドアが開けられているところです。 値段が高くてもしょうがないと思う出来です。全日空商事はこういう製品が好きなようで・・・

 地上支援車両は、Gemini Jetsの塗装替えらしいです。
 なかなか塗装もきれいで、パレットに搭載されたF1カーも積荷になっています。



 数年前にTAMTAMで在庫処分として半額で売られていました。 これを買って1/400にも地上支援車両があるのを知り、1/400の空港ジオラマを造ろうと思ったきっかけの1つでした。   
 このジオラマを造り始める前に、再度調達しようと思いましたが、どこも品切れで残念な思いをしました。 

 これを、空港ジオラマに配置してみたいと思います。

 まずは支援車両無しで、航空機だけ置いてみます。

 手前がNCAのB747−200F、奥が2012年から就航している新鋭機B747-8Fです。



 次に、地上支援車両を置いてみると・・・・・

 


 だいぶジオラマに活気が出てくるので、やはり手間やカネがかかっても、車両などのアクセサリーは用意しようと思います(^_^)


 エプロン地区にフラッドライトを設ける予定です。 夜間にエプロンを照明する照明灯です。

 1/400のフラッドライトは、自分が知っている範囲ではDragon Modelsが飛行機とセットで販売しています。


 それだけでは足りないので、1/500ですがHerpa Wingsのフラッドライト10本入りのセットも使います。

 1/500だと1/400に比べて80%ほど小さくなりますので、もし高さが足りないと感じたのならポールを継ぎ足そうかと思います。




 最後に変わり種のセットを・・・・・(^_^;)

 先日、義父母夫妻が成田から海外旅行に出掛けました。 空港ジオラマを造っている身としては、実際の空港に行ってターミナルやエプロンの施設見学を行うチャンスです。  リムジンバスで空港に行くという成田空港まで車で送ると、熱烈志願しました(^_^;)

 それでいろいろと施設を見てきたのですが、子どもから第一ターミナル内の成田航空博物館のミュージアムショップの出店バイプレーンがあって、飛行場に来たからオモチャを買ってくれとねだられました・・・・パパも他の店では見かけなかった1/400の飛行機の模型を買いましたが(^_^;)

 それで買ってあげたのがデルタ航空の飛行場プレイセットです。



 香港のDARON TOYSの製品です。
 飛行場ゴッコが出来るようにDELTAのロゴ入りの航空機(B767、B747)、車両、建物などが入っています。



 数セット使用すると箱の裏の写真のようなジオラマが出来るそうです。



 実際に並べてみると、このくらいにしかなりませんが・・・・



 問題はスケールがノンスケールで、飛行機にしても1/1000と1/1200くらいの異なるスケールになっているように、車両や建物のスケールもバラバラなようです。
 幸い、車両は1/400と1/500のスケールらしく、1/400の空港ジオラマにも使えるのもあります(^_^)



 買ってから、しばらく子どもと飛行場ゴッコをして遊びました。 飛行場管制シミュレーションゲームのぼくは管制官をリアルの模型で遊んでいるようなものでした(^_^;)

 しばらく遊び、そろそろ飽きる頃なので、1/400の空港ジオラマに使える車両は使わせて頂こうかと思っています(^_^;) 
 
 


 次回は1/400の自動車を集めてみたいと思います(^_^)



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