1/144航空自衛隊基地ジオラマ#28(グランドクルーなどの人形を追加)

                                          2016年8月21日更新    


 前回、グランドクルーの人形を8体塗装してジオラマに置き、その後、勢いづき今回も26体ほどの人形を塗装して並べて見ました。

 今回の人形の出所は様々です。
1.製作記#19で使用したPreiserの1/144Pilots,ground crew.Federal German Air Force/NATO.の人形セットをもう一箱購入。

2.前回の製作記#27で使用したBANDAIのガンダム用のビルダーズパーツHD 1/144 MSフィギュア01

3.DAMEYAの1/144 2t/3t Towタグセットに付属のドライバーの人形

4.TOMYTEC 情景コレクション ザ・人間 自衛隊の人々(同シリーズ 現場の人々の塗替品)
(この人形は何人か首にタオルを巻いており、タオルがエンジンに吸い込まれたら事故になり自衛隊員としては言語道断なので、タオルのモールドは削り落としました)


 今回人形の服装のほとんどは航空自衛隊の新型デジタル迷彩にしました。
 今年になってから出掛けた千歳基地と松島基地ではデジタル迷彩ばかりで、一年前に見かけたグリーンの旧型整備服姿の隊員を一人も見ることが出来なかったので・・・    航空自衛隊も隊員の被服に予算が充分に回ったのだと思います。

  


 前回までは、デジタル迷彩の塗装はドライブラシで行っていましたが、今回から爪楊枝の先端を使う方法に変更しました。

 今回、ライトグレーの下地に、フラットブラウン、フイールドグレイ、フラットグリーンのエナメル塗料を、三色を順番に爪楊枝の先端に付けて、ひたすらドットを付きました。
 この方が、ドライブラシよりもデジタル迷彩っぽく見えてきました。


 製作記#27で航空総隊隷下の部隊は、情報保全のために識別帽の着用が禁止されたと書きました。事実、今年の8月7日(日)に行った千歳基地航空祭では、ほとんどの隊員が識別帽を着用していませんでした。
 着用していたのはデジタル迷彩の作業帽ばかりで、フライトスーツ姿のパイロットに至っては、ほとんどが無帽でした。

 ところが、8月28日(日)に行われた松島基地復興感謝イベントでは服装こそ皆デジタル迷彩でしたが、帽子は皆、従来の部隊ごとの識別帽をまだ着用していました。
 
 

 フライトスーツ姿の搭乗員も無帽でなく航空救難団の識別帽を着用しています。

 

 識別帽を着用している隊員に話を聞いてみると、「他の基地では識別帽はダメと言われているようだか、第4航空団トップの判断で、識別帽着用はいいと言われています。これからもしトップがダメと言ったらダメになるかもしれませんが。」とのことでした。

 航空教育集団隷下の第4航空団には、F-2B戦闘機とT-4練習機を使用する教育部隊の第21飛行隊と、T- 4練習機を使用するブルーインパルスこと第11飛行隊と、整備補給群・基地業務群と第4基地防空隊などが組織されています。
 松島救難隊は航空総隊隷下の航空救難団隷下の部隊なので、第4航空団の指揮下にはないので、識別帽の着用云々に関しては第4航空団の指示は関係ないのですが、第4航空団司令は松島基地司令も兼ねているので、松島基地司令の指示により識別帽の着用を継続しているのかもしれません。
 
 機密保全のための建物の看板や表示の撤去は、松島基地も他の基地同様徹底されておりヒントを探さないと、どの部隊の建物か判らないようになっています。



 また夏なので、多くの隊員が新型デジタル迷彩の半袖の上着を着用しています。
 長袖の迷彩服は裾を外に出していますが、半袖の上着はズボンの中にシャツを入れています。 デザインはグリーンの旧型整備服の夏用上衣と同じ形をしているように見えます。
 着用率を見ると、半袖着用が1/2くらい。長袖で腕まくりをしている隊員が1/4くらい、長袖で腕まくりなしの隊員が1/4くらいでした。去年まではTシャツ姿でエプロン作業を行っていたので、半袖の迷彩服がないと夏のコンクリートの上のでの作業はつらいでしょう(^_^;)
 千歳基地で撮った写真を見てみると、半袖の迷彩服着用の隊員はいなかったので、半袖着用も基地司令の判断が必要なのかな? 

 


 松島基地での識別帽着用継続に励まされ、人形の頭部に識別帽の色を塗りました(^_^)
 305飛行隊が フラットブルー
 302飛行隊が 紺色
 501飛行隊が、スカイブルー
 
  というように塗り分けて、それぞれの飛行隊ごとに人形を並べます。(もちろん現在の百里基地は識別帽の着用は禁止されているかと思いますが) 


 305飛行隊(1機だけ304飛行隊でした(^_^;) )   

   

 302飛行隊

 

 501飛行隊

  


 給油作業中

 

 F−4の整備作業で好きなのは、着陸時の減速に使うドラッグシュート(パラシュート)の格納作業です。

 

 F−4のドラッグシュート格納部分はカバーが付いているので見えませんが、

 

 F=2はむき出しになっているので、ドラッグシュートの格納状態が判ります。、

 


 格納庫前の打ち合わせをしているのは、ジオコレの自衛隊の人々の塗り替え品。

 走行するトレーラーは運転席が目立つので、ドライバーを載せると効果的です。(DAMEYAの3Dプリンターの人形使用)

 

 技MIXの航空装備品3 空自 けん引車セットに入っているモーボバイク。技MIXも面白いものに目を付けたなと思います。
 塗り替えたら、鉄道模型レイアウトにもピザや宅急便の三輪バイクにも使えます。
 運転手はKATOの鉄道の運転手の人形の腕を少し曲げてデジタル迷彩服に塗り替えたものを、頭を削って載せています。

 

 百里基地では技MIXと同じく自衛隊らしいOD色に塗られたものを見ましたが、小松基地ではHONDAの白塗装の民間のような塗装の三輪バイクを使っています。
 基地内に駐車しているときには、三輪バイクでも車輪止めをしています。さすが自衛隊(^_^)

 


 ガンダム用の1/144の人形も違和感なく使えます。 

 

 次回からは、地面や建物に手を加えていきたいと思います(^_^)

 


                                                                       

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