1/144航空自衛隊基地ジオラマ#10(箱庭技研 ジオラマシート)  

                                        2015年 8月 8日更新     

 駐機場のブロックはTOMYTEC 技MIXのAC921 航空装備品1 駐機場ベースを使ってきました。 

 

 しかし、配置の方向を90°変更したことにより、駐機場ベースが3枚ほど不足しております。

 4枚1セットの駐機場ベースを1箱購入すればいいのですが、4月に再販されたものの市場在庫が払底してしまい調達不能になっています。
 再販を待てばいいのですが、駐機場ベースで検索していると箱庭技研というメーカーの商品を発見しました。
 [箱庭技研]ジオラマシート 1/144航空機シリーズ 航空隊格納庫セット(駐機場/格納庫) です。

 900o×600oの紙製のシートで、駐機場の地面と、背景に使う格納庫と空が両面にプリントされたものが2枚入っています。

 駐機場の地面は技MIXのよりもよく調べてあって、かなりリアルです。

 

 格納庫の絵は、これも良く調べていると思いますが、いかにも絵といった感じでリアルさに欠け、ジオラマの背景として使うのは、少し苦しいところがあります(^_^;)

 それでも、背景の空はリアルでジオラマの背景に使うのに最適です。 

 

 価格は2枚セットで1,944円(税込)です。技MIXの4枚1セットの1,620円(税込)とは、そんなに値段の差がないので試しに購入してみました。

 すると、航空機をきれいに並べるために、駐機の為のマーカーもきちんとエプロン上にマーキングされています。

  

 これを、技MIX駐機場ベースの代わりにジオラマに使って、いいのではないかと思いました。

 これは今まで、制作記#1から技MIXの駐機場ベースを使って制作を行ってきたことの全否定になります(^_^;)
 特に、前回の製作記#9(駐機場の目が違う)でやったことは、まったくの無駄になります(>_<)

 もっとも、前回の製作記#9での作業が、今回、駐機場のベースに別なものを使用する大きな、きっかけになりましたが(^_^;)




 この駐機場のシートは900o×600oなので、910o×610oのミラパネに貼ることにしました。
 ミラパネには片面に糊が付いているので、保護紙を剥がして紙製の駐機場シートを注意深く皺がないように貼り付けました。ミラパネの方がややサイズが大きいので、余分な部分はミラパネをカットしました。

 

 ありがたいことに、駐機の為のマーキングやアース部なども印刷されています。
 コンクリートの繋ぎ目は印刷のために、凹凸感はありませんが、うっすらと入っています。 もちろん、技MIXと違って、ブロックの縦方向は機体縦方向にちゃんとなっています。
 
 

 また、ウェザリングも軽く施されているので、ウェザリングの必要がありません。

 

 嬉しいことに、格納庫前の地上支援車両が通る道路も印刷されています。これで津川洋行の道路用のインスタントレタリングシールで、白線や破線を表現する手間が省けました(^_^)

 それと、エプロン地区と道路を隔てる、赤と黄の2本線も印刷されています。以前は、0.5oのICテープの赤と黄で再現していましたが、その必要もなし・・・

 

 誘導路から、駐機場に入る部分には41〜43の番号も振られています。GoogleMapの航空写真で見た航空自衛隊基地そっくりです。
 なかなか良く観察して、ジオラマシートは造られています。TOMYTECもこのくらいの探究心が欲しかった(^_^;)

 

 2枚入りなので、同じものがもう1枚あります。もう1枚の方は裏側の背景用を使かいます。
 
 

 ただ格納庫の絵は、CGらしすぎるので使用せずに、上の空の部分だけ使用します。
 下半分の格納庫部分を切り離して、青空の部分だけミラパネに貼り付けました。
 
 

 今まで、駐機場の

 

 ただ残念なのはメーカーのホームページによれば素材は紙製で、「高解像度オフセット印刷 両面フルカラー/マット[半光沢]」になっていて、印刷はとてもきれいなのですが、半光沢仕上げになっているので、管制塔や格納庫が地面に映り込んでいることです(^_^;)

 コンクリートの地面には映り込みはないはずなので、芳しくないのですが、ツヤ消しクリヤーのスプレーを吹けば解消するでしょうか・・・

 
 
 ジオラマのベース部分がガラリと変わりましたが、この形でジオラマ製作を続けていきます。少しジオラマベースが広がったので、駐機する航空機の間隔に余裕が出来ました。

 
  
 次は飛行隊隊舎の組立を(^_^)

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