第60回 静岡ホビーショー2022#1(KATO TOMYTEC)(
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 2022年5月20日更新         

 

 2022年5月に静岡市で行われた静岡ホビーショー2022

 新型コロナウィルス感染拡大の影響で2年連続で中止になっていましたが、今回3年ぶりの開催となりました

 今年は 業者招待日が5月11日(水)東日本の業者 12日(木)西日本の業者
     小中高校生招待日が 5月13日(金) 学校単位の事前応募制
     一般公開日が5月14日(土)15日(日) 事前予約の定員制

 と感染対策された開催になりました


 静岡に行くのに今回は熱海までは東海道本線の普通列車のグリーン席で早川、小田原から熱海までの海岸の景色を楽しみ、熱海で東海道新幹線に乗換え、静岡に向かいました

 JR東日本側の熱海駅改札には、新入学入社入園のお祝いの黒板アートが改札に掲げられています
 また熱海駅前も多くの観光客が来ていて、インバウンド抜きでも、観光産業に活気が少しずつ戻ってきました

 

 新富士駅も手前で富士山を見ると、静岡県に来た実感が迫ります

 


 さて、ホビーショーの会場に入り、レイアウト製作に使えるものがあるか見てみましょう(^_^)

 KATO

 KATOの駅ラインナップに、新駅舎の発表かと思ったら、既存もののアピールでした

 レイアウトで列車の運転で期待しているのが、ワンハンドルコントローラーです

 

 以前から発表されているものですが、少しずつ製品の形になっていくのが楽しみです
 ハンドルを操作してもコントローラーが動かないように、重量感のあるもので、金属製の筐体に頼もしさを感じます
 コントローラーにプラスチック製の鍵が付けられていますが、これはなくってもいいかなとの感想を持ちました

 

 今年は自分も手がけているミニジオラマサーカスの展示もあります
 最近のKATOは新規ストラクチャーよりも,ジオラマの素材の販売に力を入れています

 

 ジオラマ用品は最近、NOCHの製品をKATOブランドで販売していて、年々製品が増加しています
 従来から取り扱っていたWoodlandScenicsの製品販売から撤退するのではと危惧していましたが、NOCHの製品とパッケージデザインを合わせた新パッケージになって展示されていて、WoodlandScenics派の自分は個人的には安心しました

 



 TOMIX(TOMYTEC)

 ショーケースでの展示に力の入ったTOMYTECですが、個人的には少し縁遠い方向に向かっているTOMYTECです

 

 2016年頃までのTOMYTECは1/144を中心とした技MIXの展示に力を入れていて、毎年、航空基地ジオラマを楽しみにしていましたが、中国国内での製造コスト上昇に伴い、技MIXシリーズも急速にフェードアウト
 技MIXに代わって、今ではリトルアーモリーという1/12の武装系少女のモデルに転換してしまいました・・・・

 

 ジオラマコレクションが、破壊された建物や廃墟のような戦場の建物のようなものも盛んに発売されています

 

 どうも自分はリアリストなので、人がロボットに乗って戦うアニメや、少女が武装したり戦車に乗って戦う作品にもついて行けません(^_^;)
 ロボット兵器が有効ならば、現在の戦場ではロボット型兵器が活躍しているはずですが、未だに履帯を履いた戦車や装甲車が活躍しているウクライナの映像を見ているとロボット型の兵器は、縁遠く感じます・・・ ドローンは現実に活躍しているので近しいものを感じますが・・・

 

 建物コレクションも、色替え、価格変更で再登場するものも多くなっています

 

 建物コレクションは自分のレイアウトではほとんど使わないので、さらりと見ましたが、バスコレクションとカーコレクションは興味津々に展示品を見ました(^_^)

 

 最近発売されているものはバスコレクションとトラックコレクションばかりで、カーコレクションはご無沙汰しておりましたが、色替えと価格変更でカーコレクションが発売されています
 2018年に発売された基本セットN1、N2が、基本セット選(セレクト)白と黒で帰ってきます
 価格が税込で3,080円と高価になっていますが、2018年頃は2,640円でしたので15%くらいしか値上がりしていません

 

 2019年に発売された基本セット02が、基本セット選(セレクト)で発売されます
 価格は同じく3,080円(税込) 1台当たり770円ですが、カーコレクションの出始めは1台200円くらいと思っていたので、中国国内の製造コストの上昇の影響が大きくなっています(第1弾の頃は400円(税抜)で3台入りだったのが、第5弾になると460円(税抜)で2台入りになり値上げが始まり、その後480円、580円、600円とじわじわと上がっていき、2013年の第15弾を最後に、ブラインドBoxの販売形式から、オープンパッケージの基本セットに移行してからは、さらなる価格上昇の傾向が続いていきます 
 最近は今後も価格は上昇し続け、もう値段が下がることはないだろうと想定して、レイアウト製作の為に、人形とカーコレクションは安い値段のものが店頭にあるのであれば、今のうちに購入して備蓄しています(^_^;)

 

 レール関係では上路式ガーター橋や、れんが橋脚が面白そうです

 

 格調高いケースに展示されているのがジオコレ64で、1/64のミニカーを中心としてフィギュアやアクセサーのセットを使い、インスタ映えするような撮影をしようというコンセプトの商品群です
 NスケールではWoodlandScenicsが以前からやっているSCENIC ACCENT FIGURESの1/64スケール版ののような感じです

                         
   静岡ホビーショー#2につづく