沖縄シュガーローフへの旅#3(美ら海水族館)
                                          2017年12月22日更新                                                                          
 沖縄自動車道&名護市内の渋滞で予定より2時間近く遅れて15時過ぎに、国営沖縄記念公園沖縄海洋博公園に着きました。
 ここには那覇からの高速バスは1日20往復程度で、すべての来場客を運ぶのには少ないので、ツアーバス以外のほとんどは乗用車かレンタカーを使っての来場者になります。そのために駐車場は広いのですが、15時過ぎなの関わらず、多くのマイカーで空きスペースを見つけるのがたいへんでした。
 多くのレンタカーが来ていますが、沖縄で問題になっているのは外国人観光客で、日本国内において国際免許証の使用が認められていない外国人が運転していることです。
 沖縄に訪れる外国人観光客のトップ3は中国、台湾、韓国です。 
 アジアの国々でジュネーブ条約に加入しているのは、韓国、フィリピン、タイ、インドなど10カ国で、中国は加入していません。
 台湾の人は日本と正式な国交を結んでおらず、ジュネーブ条約の適用外になるので、日本の道路交通法によって台湾の運転免許証と台湾日本関係協会が発行する書類で旅行者は運転することが出来ます。
 中国からの旅行者は日本の運転免許証がない限り、レンタカーを運転することは出来ません。しかし、沖縄県の調査によると中国人観光客のうち17.1%がレンタカーを利用しているとの調査結果があり、運転出来ないはずの中国人が沖縄で運転しているという実態が沖縄では問題になっています。その他に、Yナンバーが付けられている在日米軍又は軍属や家族が使用している自動車も走っていて、日本国内といえども国際的に複雑な運転環境になっています。
 

 水族館は3階から入場し1階から出る動線になっているので、海側から入場しようとすると階段かエスカレーターを何度も上がらなくてはならない構造になっていますが、建物の設計デザインがいいこともあり苦になりません(^_^) 

 

 美ら海水族館には2つの目玉の水槽があり、一つは自然な太陽の光が差し込む巨大なサンゴ礁が見られる「サンゴの海」

 

 そしてもう一つが巨大な「黒潮の海」は長さ35m×幅27m、深さ10m、水量7,500m3という巨大水槽です。

 

 大きなサメも泳ぎ回っています。

 

 

 でも、この水槽の一番の人気者は複数いる体長約9mのジンベイザメです。この水族館を代表する魚です。

 

 ナンヨウマンタもいますが、自分が好きなのはエイです。
 これは大きなウシバナトビエイ。

 

 そして自分が一番好きなのは、マダラトビエイ(英名Spotted eagle ray)です。
 豹のような顔つきで、飛ぶがごとく泳ぎ、姿は航空自衛隊の新鋭戦闘機F-35Aのようです。

 

 しかし、下から見る顔はなんとなくユーモラスな顔つきが特に好きです(^_^)

 

 生きたまま沖縄近海で捕獲された巨大なダイオウイカの標本も飾られています。

 

 水族館を出ると目の前に伊江島の景観が広がります。
 いつか伊江島を訪れ、激戦が行われた島にそびえる岩山、伊江島タッチュー(城山)に登りたいと思います。

 


 16時過ぎに美ら海水族館を出て那覇に向かいます。帰りも交通渋滞のために3時間以上の運転することになります(^_^;)

 名護市に入るまでの国道449号線は順調。しかし名護市内からの国道58号線は4車線とも大渋滞でなかなか動きません。
 国道58号線は諦めて、名護市の街中の道を進み、名護の街を見ることにしました。そうしたら、名護の中心部も名護さくら祭の関連か、何カ所も通行止めになって街中で祭をやっていました。
 さくら祭のメイン会場の名護城公園には、2016年の新成人の実行委員会が選んだ文字「支」が浮かび上がっています。
 地域の人の支えに感謝という気持ちを表しています。

 

 名護市内の通りから国道58号線に戻ると目の前にあったのは、アメリカのハンバーガーチェーン店のA&Wがありました。
 この日は、ホテルにチェックイン後、居酒屋にでも行って沖縄料理を食べる予定でしたが、交通渋滞によりいつ那覇にたどり着くか判らなかったので、名護で食事をすることにしました。

 

 A&Wといえば、ドリンクはルートビア。これを頼みます。
 客席には海兵隊員らしき客も多く、店員もみな英語を流暢に話し、アメリカに来た気分になります(^_^)

 

 頼んだのはチーズバーガーとオニオンリング。ふだんハンバーガーは食べないので、美味しく食べました(^_^)

 

 サーティワン・アイスクリームも併設しているので、デザートはこちらの方で。

 

 アメリカンな店舗なので、自動車に乗ったまま注文出来て、車内で食べられるドライブインも充実しています。

 


 沖縄自動車道の渋滞を避けようと、夜20時を過ぎてから自動車道に乗りましたが、やはり4箇所の橋梁工事による車線規制で渋滞にはまり、21時を過ぎて、おもろまちのダイワロイネットホテル那覇おもろまちにチェックインしました。
 家族旅行なので、部屋はデラックスツインルームにして3ベットにしてもらいました。
 旅の疲れを取る、電動マッサージチェアーもあるのはありがたいです。

 

 嬉しいのは広いバスルームがあることで、洗い場付きなので、ガシガシ体を洗えるのがいい(^_^)

 

 こうして長い沖縄の1日が終わりました。