防衛省探検ツアー#8(装備品見学)
                                          2014年11月18日更新                    

 
 14:30~14:50 装備品見学(オートバイ、パジェロ等)


 特別儀じょう訓練が終わると、儀じょう広場の背後にある植え込みに誘導されました。

 ここで陸上自衛隊員の擬装(カモフラージュ)の展示が行われました。
 クイズ形式で、ここには何人の隊員が隠れているでしょう? との質問がありました。答えは3人で、一人が擬装網(カモフラージュネット)の中に隠れています。擬装網の下では、離れたところや、上空からは姿を完全に隠しますが、接近するとすぐに発見されてしまいます。



 2人目は、擬装網の隣の色が変わった草の下と子ども達は指摘します。 



 しかしこれはフェイクで、声を掛けると思わぬ場所から、隊員が立ち上がります。



 3人目はどうでしょうと聞かれましたが、どこにいるのか判りません。



 また声を掛けると、見学者の目の前の場所が盛り上がってきます。



 全身を草で擬装した隊員が立ち上がります。
 これには大きな驚きが見学者の間に起こり、自衛隊のお家芸の草を使った擬装に対して大きな拍手が湧きました。



 その後は、擬装した隊員と並んでの記念写真タイムになりました。その際に、隊員の持つ銃には絶対に触れないようにお願いしますとの、注意がありました。これは自衛隊の銃を見学者に触らせるのが、銃刀法に触れるかどうかの司法的判断がまだされていないからです。もしここで子どもが銃を手に持ったら新聞沙汰になります。
 子ども達はそんなことは気にせずに、記念写真の行列を作っていました。
 銃は普通科や特科などの戦闘職種では89式小銃ですが、警務中隊は木製ストックとグリップの一世代前の64式小銃を持っていました。



 それにしても隠れていた隊員は隠れているところを見られないように、我々が儀じょう広場に入る前から隠れていたと思うので、30分から40分は草の擬装を施して、植え込みの中に潜んでいたと思うので、暑い中、本当にご苦労様でした。
 

 次は車輌の装備品展示です。
 展示したあったのは、第302保安警務中隊の警務用オートバイ(白バイ)と、73式小型トラック(パジェロ、警務用)の2台、そして陸上幕僚部の73式小型トラックの3台だけでした。
 市ヶ谷駐屯地所在部隊の車輌となると、こんな感じでしょう(^_^;)
 それでも、子ども達は列をなして、オートバイやトラックの運転席に上がり記念写真を撮ります。 そのうち、一人の子どもがクラクションを鳴らすと次々に鳴らし始めました(^_^;)
 防衛省の庁舎はある程度、防音になっているかと思いますが、うるさくなかったかな(^_^;)



 装備品展示の中頃から、特別儀じょう隊が再び現れ、小グループに分かれて記念写真タイムになりました。自衛隊の皆さんはサービス精神が旺盛です(^_^)



 装備品展示の時間が終わると、特別儀じょう隊は再び整列します。



 そこで、防衛省探検ツアーの参加者と、特別儀じょう隊員、そして草で擬装を施した隊員も交えて、全員の集合写真を最後に撮りました(^_^)


15:00 見学終了

 防衛省体験ツアーが終了しました。
 最後に、防衛省からのお土産として、子ども達が被っていた帽子と、防衛副大臣室で、副大臣を囲んでの記念写真のプリント、そして子どもにはピクルス王子のマンガ、親には防衛白書のダイジェスト版をもらいました。



 夏休み中に、子ども霞ヶ関発見デーを各省庁が実施していますが、防衛省の見学デーは時間が6時間と長いけれど内容が盛りだくさんのツアーでした。さすが防衛省は広報に慣れてらっしゃる。 防衛省大臣官房の皆さん、陸海空幕の広報室の皆さん、ありがとうございました(^_^)

 防衛省探検ツアー 完