防衛省探検ツアー#6(手旗信号体験)
                                          2014年10月30日更新                    

 
 13:30~14:00 手旗信号体験


 
 幹部食堂での海上自衛隊のカレーの喫食体験の後は、A棟2階の大講堂に移動して、手旗信号体験を行います。
 大講堂は防衛大臣が訓示を行う場所として、ニュースでよく見る部屋です。 ちょっとした体育館くらいの広さがあります。



 手旗信号は、戦前から帝国海軍で行われていた通信手段で、帝国海軍の後継者である海上保安庁と、海上自衛隊に継承されています。
 子ども達に赤と白の手旗が渡され、海上自衛隊の広報官が舞台に上がって、手旗信号のリードを行います。




 「コンニチハ」などのいくつかの簡単な文章を手旗で送る体験をしました。
 手旗信号は海上自衛隊と海上保安庁、商船学校などやボーイスカウト、海洋少年団で使用するくらいです。
 万国共通なのは、モールス信号を使った発光信号ですが、モールス信号が海上保安庁や商船の間で廃止されて廃れつつある技術で、軍隊のみで残りそうな信号です。
 
 手旗信号にはアルファベットのものもありますが、海上自衛隊ではカタカナの手旗信号だけでアルファベットのものは使用していないそうです。



 この手旗信号体験で、子ども達が一番喜んだのは、ピクルス王子とパセリちゃんが参加したことです。
 短い手で、手旗信号を送る姿が愛らしい・・・

 二人は自衛隊の広報キャラクターで、ゆるキャラブームが起こる遙か昔の1988年に登場し、25年以上のキャリアを誇っています。

 ピクルス王子・・・パプリカ王国の王子で、防衛について学ぶために、自衛隊に留学中

 

 パセリちゃん・・・・ピクルス王子のガールフレンドで、パプリカ王国の隣の国、ブロッコリ王国の村長の娘。



 手旗信号体験の終了後は、ピクルス王子とパセリちゃんとの撮影会になりました。
 ゆるキャラブームの今、これが好評で手旗体験の時間よりも、記念撮影の時間の方が長かったのでは(^_^;)



 手旗信号体験が終わると、次のプログラム、儀じょう訓練見学になります。
 涼しかった大講堂を出て、儀じょう広場に向かいます。
 広場に入ると、陸上自衛隊 第302保安警務中隊の1個小隊が、特別儀じょう服装で炎天下の広場にずらりと整列していました(^_^)



 防衛省探検ツアー#7に続く