今年も、8月22日(金)から24日(日)までの3日間開催された、第15回国際鉄道模型コンベンションに行ってきました。
そこで展示されているレイアウトを見てきましたが、今回も小学生の子どもと一緒に行ったので、じっくり見られたレイアウトは子どもが興味を示したレイアウトばかりで、写真に撮ったレイアウトはあまり多くありませんでした(^_^;)
今回行った日は8月23日の土曜日。JAMは第1回目から行っていますが、年々、来場者が減少しているようで、レイアウトを眺めるのも混雑もなく快適でした。入場料が大人1日券で1,800円に価格改定された効果でしょうか、それとも別の日に開催された鉄道模型コンテストの影響でしょうか・・・
印象的には、新宿NSビルで行われた第1回国際鉄道模型コンベンション並のゆったりとした印象でした。 それと、今回は海外の方の展示はなかったようで(見逃しているかもしれません)、何人か海外からの入場者が見られたのが、かろうじて国際模型コンベンションらしいだけで、以前のように海外のゲストも招いてほしいです。
まずは、入口入ったところの「会津ヨシ!・鉄ちゃん倶楽部withクロタカ・激団○ンポ○ル」のモジュールレイアウト(N)。
これも入口近くの「Lゲージ ブロックで作る鉄道模型」は、レゴを使ったレイアウトで、街並み並みもレゴブロックで、細かく作ってあり、建物の中も細かく造られていました。
Lゲージだけあって、走りは良く、速い速度で急カーブを曲がって走り回っていました。
他にも、レゴを使ったモノレールや、プラレールも大きく展示されていて、往年のJAMに比べて、子ども向けの展示が減った中、子ども達の注目を浴びていました。
小さなジオラマ仕立てのレイアウトも、秀逸な小品が目立ちました。
これは、自動運転でトロッコが往復運転しながら、積荷を積み卸していて、乾電池で駆動していました。 これも、子どもが見てても飽きない作品です。
来場した子ども達に人気があったのは、ディズニーパレード。でも、これは鉄道模型ではなくディアゴスティーニの定期購読作品。
同じく子どもが驚いた作品は、「サカマチ特殊軌道越舎線」(N)。電車が急勾配な急斜面を昇り降りしています。有名な作品で、JAMの常連作品です。
. ジブリ作品をイメージしたミニレイアウト作品です。
「魔女宅風ジオラマ」(N)
魔女の宅急便の街を、トローリーの市内電車が走り回ります。数多くの人形と、賑やかな街並みが、映画の世界を良く表しています。
「千と千尋風ジオラマ」(N)
目を引く大きな湯屋の下を潜って、電車が実際に水が張られた水面の上を走ります。
レールが完全に冠水しているので、走行用の電源がショートするように思えますが、聞いてみると走行用の電源はレールから集電しているのではなく、ボタン電池を内蔵していてプラレールのように自走する車両になっているそうです。
電池内蔵の電車はスピードコントロールは出来ませんが、まめにレールクリーニングをする必要が内ので、JAMのような長時間の展示運転には向いています。お聞きすると電池は5時間くらいは保つそうです。
「ハウル風ジオラマ」(N)
「トトロ風ジオラマ」(N)
「ラピュタ風ジオラマ」(N)
入口に近い場所で展示されていたJAMで毎年お馴染みの「レイアウトしわざ人」のミニレイアウト(Nナロー)
磁石を使ってスケートをする人形が動く「Worlds Fair Ice skating」は、動きがあって子ども達にも人気がありました。
同じく松本謙一さんの「クラム・ベイの船着場」(HO)は、毎年見るのを楽しみにしているレイアウトで、今回は水辺の処理の仕方をレイアウト製作の参考のために、じっくりと観察させて頂きました。
子どもには見せられないシーンも所々あるので、
これは、いま別件で1/35の地面造りをやっているので、ピクメント(石粉)とミニネイチャーの使い方の参考にさせてもらいました。
さすがにミニネーチャーの輸入代理店をやっているだけのことはあります。
これまた、会場入口付近で「ペーパークラフトで遊ぼう」とういHO車両組立の教室が行われていて、材料費1,000円で、モーター付きの2軸車が造れます。
まだまだ、会場でレイアウトを見ていたかったのですが、子どもが車両工作をやりたいというので、お付き合いしてきました。
プラ板で造った床下に、金属製の車輪と台車を組み立てて行きますが、正直、子どもには組立は難しいかなと思いましたが、係の人が懇切丁寧に指導してくれたので、子どもでも組み立てて、完成させることが出来ました。
この係の人、JAMの理事で鉄道模型功労者に選ばれた井上昭雄氏えした。親切に教えて下さいまして、ありがとうございます。
完成するまでには、プラスとマイナスの極性を間違えたりして、何回かやり直しましたが、完成後、レールの上で試走さてたときは、どの子どもも鉄道模型の楽しさの片鱗に触れたようです。
完成した動力車にペーパー製の車体を組み立てて被せます。ペーパークラフトのプリントされた用紙の中から、1枚選んで組み立てます。ペーパークラフトの車体はLRTと、凸型電気機関車の2つが印刷されていて、配色だけが変えてあるので、好きなものを選ぶようになっています。
会場に滞在した時間の大半を、ペーパークラフト講座で費やしてしまったので、多くのレイアウトをじっくりと鑑賞する時間は少なくなってしまいました(^_^;)
JAMでの楽しみは物販にもあります。数は少なくなったとはいえ、業者がブースを出して、鉄道模型や鉄道グッズなどの販売を行っています。
今回はトランジットモールに使う照明灯をメインに買い物をしてきたので、都市型レイアウトに使おうと思います(^_^)