2022年 4月 9日(土) 戸崎まちなか図書館の建築#9(外構工事#1)
図書館の外構工事を開始します
都市型レイアウトの画像検索をしてみると、都市型レイアウトは建物をびっしりと並べるのが都市型レイアウト、という傾向があるようですが、そのような街に住んでも都市としての魅力が欠けるのではないかと思い、自分のレイアウトは極力、建物の建ぺい率(土地における建物の割合)は少なくしようと思っているので、外構は広く取ります 今回は建ぺい率50%以下を目指して、外構に力を入れていきます
図書館は運河沿いに立地するため、敷地全体を嵩上げするために20mm厚のスチレンボードを使用します
スチレンボードは20年近く経過したもので、かなり凹みや傷があるものですが、スチレンボードは何らかの板やペーパー、ターフで被うことになるので古いものでも構いません
嵩上げする場所以外の場所は階段分と、車椅子用のスロープなどの場所をカッターで切り取り、斜面部分もカッターを使って斜めにカットしていきます
斜面部分を斜めにカット 斜面の安息角は35°が理想ですが、それより角度の大きい45°にしました・・・
そしてスチレンボードを切り取った部分の下に、光栄堂のスチレンボード1mm厚(両紙付き)を貼り、階段などのベースとしました
堤防にもなる外側は、PECOのスレート壁プレートを使用します
粘岩石を薄く板状に加工して積み上げた壁にします
このスレート壁はHO用なので1/80、スレートの目はNの1/160の倍はありますがNのレイアウトに応用します・・・
実際のスレートを積み上げた壁の参考として、東京都新宿区の四谷駅前の31階建高層ビル コモレ四谷の外構部分のコモレビの広場にある石壁を参考にします
最初に目地の色として、全体にブラックサーフェーサーを使用します
コモレ四谷の壁の目地はホワイトですは、
これにライトグレーでドライブラシして岩の表面に色を付けていきます
ライトグレーが終わったら、スカイグレー、フラットブラウン、デザートイエローを重ねてドライブラシ
塗装が終了すると、スレート壁を20mm幅にカットします
カットに使うのは、Pカッター(プラスチックカッター)です
カットしたスレート壁を貼り付けるのに、溶剤の入った接着剤だとスチレンボードが解けるので、セメダインSUPER X(無溶剤 変更シリコン系)を使って貼り付けました
嵩上げした外構部分に敷く石畳を何にするか検討します
最初はタミヤの情景シートの路面ブロックA(左側)と同じく情景シートのレンガを並べてみました
タミヤの情景シートは基本的に1/35なので、1/150のNゲージのレイアウトではレンガでもかなり目が大きく感じます
次にFALLERのDECORFFLEX(装飾パネル)(左)と、津川洋行のシーナリーペーパ石畳(右)を並べてみて検討
結果として、大きな目になりますがグレーのタミヤの石畳とレンガを使うことにして、貼り付けました
次回は階段と車椅子用スロープ、そして斜面の緑化などを行いたいと思います(^_^)
製作記#1~100 101~150 151~200 201~250 251~300 301~350 351~400 400~450 451~500