2020年11月14日(土) sankeiみにちゅあーと「そば屋」を造る
地球屋前のロータリーに置くストラクチャーの製作を進めていきます。
sankeiみにちゅあーとの「地球屋」がペーパーキットなので、それに合わせるわkでもないのですが、ペーパーキットの製作が続きます。
2020年の今、鉄道模型のストラクチャーの新製品の多くは、ペーパーキットが主流になっています。
これは日本だけではなく、欧米の老舗メーカーもプラスチックのキットでなく、パーパーキットや木製レーザーカット模型の発売が多くなってきています。
これはプラスチックキットのような高価な金型を作成することなく、コンピューターで設計し、コンピューターレザーシステムで低コストで新製品を開発し、紙や薄い木板をレーザーカットすれば、容易に生産することが出来ます。
ただし、アイテムによりますが、そんなに数が出る商品ではないので、材料コストの割にはプラスチックキットに比べると、売価は高価なものになっています。
今回、作成するのはsankeiみにちゅあーとのなつかしのジオラマシリーズ「そば屋」1,870円(税込)です。
この製品は、10年くらい前の製品で模型店の店頭にありましたが、プラスチックの包装が劣化していて白い部分がボロボロと剥離しますが、中味のペーパーキット自体の品質は劣化していません。
(写真右)
写真の左側はTGW(津川洋行)の農業倉庫(2セット入り)税込1,100円。
これはプラスチック製の瓦屋根がほしかったから購入したものです。
自分が今までペーパーキットの日本家屋に手を出さなかったのは、ペーパーキットの瓦屋根は平面でリアル感に欠けるからです。
写真で見るのであれば、瓦の模様が印刷されているのでリアルに見えるのですが、肉眼で見ると3Dの瓦でなくて2Dの印刷物にしか見えないので、今までレイアウトに置くのに戸惑っていました。
今回、模型店の店頭でTGWの農業セットを見かけ、その瓦屋根の横幅と、角度がsankeiのそば屋ととても近かったからです。
sankeiのペーパーキットのそば屋が1,870円U(税込)で、TGWのプラスチック製キットが2セット入って1,100円(税込)は、TGWの価格がものすごく安く感じます。
キットは10年前のキットですが、仕様や品質は地球屋とほぼ同じです。紙が少し薄いくらいです。10年くらい前にsankeiのペーパーキットのビルを作りましたが、このときは紙が薄くて、2度とsankeiのペーパーキットは作らないと思いましたが、このキットは作りやすく、sankeiに対するイメージはいい方に変わりました(^_^)
地球屋で経験した作り方を踏まえて、サクサクと組立が進みます。
思えば、スタジオジプリの作品に出てくる建物は、凝った作りのものが多く、ペーパーキットを製作するのに手間がかかりますが、凝った造りの建物を登場させるので、ジプリ作品は人気があるかと思います。
手順から言うと、このそば屋を最初に作って習作として、その次に地球屋を造っておけば、地球屋の組立もスムーズにいったかと思います(^_^;)
建物もほぼ完成し、あとは屋根を取り付けるのみです。
キット付属の印刷された屋根シートを使用せずに、TGWの農業倉庫の屋根を代わりに使用します。
TGWの屋根を現物合わせで取り付けることにしましたが、屋根の横幅がやや少なく、屋根の角度もペーパーキットよりも少しキツいので、そば屋の屋根の構造材を全部剥がし、屋根の形もキットは入母屋造りの屋根ですが、屋根の幅の関係上、切妻造りの屋根に変更しました。
何とか、切妻造の屋根になりました。
屋根はTGWのプラスチック製の屋根なので塗装しなければなりません。
最初に屋根全体をフラットブラックで塗り、乾燥後にダークグレー、ライトグレーの順番でドライブラシをしました。
ドライブラシをすると、ツヤ消しの塗料でもツヤが出てくるので、仕上げにツヤ消しのクリアスプレーを吹いて、ツヤを消しました。
そば屋の暖簾は、キット付属の紙の暖簾は長さがあると感じたので使用せずに、インターネットで画像検索してリアルな、そば店用暖簾の見本の画像をコピー&ペースとして紙に印刷したものを使用しました。そば祭のポスターも貼っておきます。
公園の地球屋前ロータリーに並べるストラクチャー、あと2、3個造ってロータリーの地面の構成を考えたいと思います(^_^)
製作記#1~100 101~150 151~200 201~250 251~300 301~350 351~400 400~450