-
2019年 1月5日(土) KATO近郊駅ホームにホームドア設置#2
KATO近郊形ホームにホームドアを設置し、ベース塗装としてホワイトサーフェーサーを吹きました。それに塗装やデカールを貼っていきます。
そのために実物のJRのホームドアの観察です。 上野駅山手線ホームのホームドアを参考にします。
今回のKATOのホームドアに近いものがあります。付属のデカールを使用すると、同じ雰囲気のホームドアが製作できます。
山手線のウグイス色のラインではなくグリーンラインのデカールが入っています。
乗務員室ドアの周辺がどうなっているのか気になったので見てみると、乗務員室ドア専用のものはなく、その部分のホームドアの幅が広くなっています。
ドアの長さが左右で異なっていたり、ドアの透明ガラス部分の大きさが異なっているのも意外なことでした。
ホームドアのエンド部分も見ておきます。
同じホームの反対側は京浜東北線で、ラインカラーのドアはスカイブルーになっています。
ドア全体がラインカラーで塗装されていて、同じホームドアでも山手線のとは雰囲気が異なります。
この10年間で変化のあったプラットフォーム上の変化は、ホームドアのないホームのベンチの向きです。 昔から線路に対して平行にベンチは向けられていましたが、線路に対して直角に配置したベンチが登場しています。
これは泥酔客がベンチから立ち上がったまま直進すると線路に転落するという事例に基づき、JR西日本の駅から始まった乗客保護の施策です。まあ転落防止にはホームドアが最適なので、ホームドアがないホームにこのタイプのベンチは設けられています。
JR東日本のホームドアを参考にします。
新戸崎駅のシンボルカラーがパープルなので、ドア部分をパープルで塗装しました。 24枚のドアをパープルで塗装しました。
いつもストラクチャーを筆塗りする場合、タミヤ エナメル塗料を使用しますが、このパープルにはツヤ有りのパープルしかありません。レイアウトのストラクチャーはツヤ消し塗装したいので、ツヤ消しにするにはツヤ消しクリアスプレーを吹く方法もありますが、ツヤ消しの添加剤を使用しました。税抜で500円と高価なパウダーですが、耳かき一杯程度の投入でツヤ有り塗料がツヤ消し塗料になりました。
また、実物のホームドアの写真を見ると、パネルラインがハッキリとしているので、タミヤ スミ入れ塗料でパネルラインにスミ入れをしました。
付属のデカールにオレンジに赤の縁取りのある反射板のデカールが120枚くらい印刷してあります。外側のドアの両脇に貼るように指定されているので、貼ってみました。
カッターで一枚ずつカットして、ピンセットを使用して貼り付けるので、非常に細かな作業になりますが、いいアクセントになります。
実物のホームドアの内側の写真は撮っていましたが、ホームドア外側の写真は撮っていなかったので、後日、上野東京ラインを南行したときに、沿線の京浜東北本線のホームドアの外側を観察してきました。(御徒町駅)
走行中の車内から撮ったので、若干ブレていますが、KATOのデカールにある反射板は付けられていません。 他の駅のホームドアの外側も見てみましたが、反射板が付けられている駅はありませんでした。どこかの駅のホームドアの外側には反射板が付いているかと思いますので、いずれどこかの駅で反射板が付けられている事例を見てみたいと思います。
またホームドアの外側にはJR東日本の場合は、他の民鉄のような広告は貼られていません。
貼られているのは、駅名表示のシールだけです。
KATOのデカールには、ホームドアの内側に貼るシールが充実しています。
山手線ホームのホームドアのように、ラインカラーがある場合と、ラインカラーがない場合のデカールが、カット位置によって選択することが出来ます。
デカールのラインカラーは山手線のウグイス色ではなく、グリーンのラインになっているので、埼京線の駅のホームドアをKATOはモデルにしているのかもしれません。
上から見ると、ホームドアの厚みを感じるのが、玉に瑕。
ホームドアが6両編成分、24枚も並ぶのを見るとホームのイメージが大きく変わります。
新幹線用に続いて、今回KATOから発売されたホームドア 4ドア用は10年前の近郊形ホームにも問題なく適合するので、レイアウトの近代化改装に相応しい商品です(^_^)
製作記#1~100 101~150 151~200 201~250 251~300 301~350 351~400 400~450