制作記#414
                      更新日2018年 8月18日更新            

2018年 8月18日(土)フジミ 東京モノレール10000形の製作#2


 フジミ模型の1/150 東京モノレール10000形6両編成(彩色済) 定価14,000円(税込15,120円)の車内の塗装と人形の配置が終わりました。

 キットは6両編成ですが、地方都市のモノレールだと6両だと輸送力過剰になってしまうので、前作の1000形に習って4両編成に短縮します。
 4両でも輸送力過剰になると思いますが、見栄えから4両編成にします(^_^;)
 
 あとは、台車を組み立てて、床板に差込、床板を車体にハメ込めば完成です。
 台車のパーツが前作の1000形だと台車1基当たり24パーツも接着しなければならなかったのが、この10000形だとわずか2パーツを組み合わせるだけで、台車が完成します。
 台車はスカートで隠され、外からは見えないので金型の工夫で2分割の台車に仕上げてあります。
 
 

 窓ガラスを車体にハメ込む前にガラスの内側から行き先方向幕のシールを貼ります。

 台車は2分割のモナカ構造なので、前作の1000形が台車一つにつきパーツが24個もあったのとは比べものにならないくらい簡単です。
 本当に接着剤不要で、2分割の台車をハメ込んで合わせ、床板にも接着せずに簡単にハメ込むだけです。


 車体に床板をハメ込むのに、最初は入れ方に苦労しましたが、一つやると要領が判り簡単にハメられます。
 取り付け方は、Nゲージの車両の車体をハメ込むのとまったく同じ要領です。

 前照灯、尾灯は点灯状態になっているシールを貼って、クリアパーツを被せるだけで、塗料の出番はありません。
 もちろん、ここまで接着剤の出番なしで造れます。ただし一部の部品は脱落防止の為に接着剤を念のため使用しています。

 

 実物車両を見に行ったときに、スカートのパネルラインがハッキリしていたので、タミヤのスミ入れ塗料 ブラックでスミ入れしてパネルライン等を強調しました。
 
 

 連結器も連結幌が2分割のパーツになっているので、これも実物を参考に塗装します。
 ニュートラルグレーを塗って幌の皺にはスミ入れ塗料でスミ入れしておきます。
 
 


 レイアウトに置いてみると、案の定、外からは車内の様子は良く見えません。 
 
 無理して車内の塗装をしなくても良かったかもしれません。ただシートのクッションをブルーで塗装したのも、外から良く見えます。
 また人形はシルエットとして車内にいるのが見えます。

 

 10000形を製作してみて、前作の1000形と比較すると、まったく別物と言っていいほど簡単に組み立てることが出来ます(^_^)
  
 定価14,000円(税抜)という価格は、ほとんど塗装済みの車体のコストだと思います。きれいにシルバーの塗り分けがしてあり、スカートのグレーの部分も塗装済みになっているのには感心しました。鉄道模型でも成形色で済ましそうな部分ですが、フジミのこだわりを感じます。

 

 考えてみたら、モノレールの軌道が完成する前にモノレールの車両を製作しても置く場所がないので、レイアウト製作の方もモノレール駅周辺の整備を進めてまいりましょうか(^_^)

 
 


 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300  301~350  351~400