制作記#381
               更新日2016年4月16日更新           

2016年 4月16日(土) とざきハイライン二期工事#4(デッキの緑化)



 大阪 湊町リバープレイス


 ニューヨーク市にあるハイラインを見に行きたいところですが、なかなか時間が取れないので、日本にあるハイライン的なものを見に行きます(^_^;)

 大阪市浪速区にある湊町リバープレイズという複合施設があります。ここの浮庭橋というのが、なんとなくハイラインぽくって以前から気になる施設でした。
 
 湊町リバープレイスは旧国鉄難波駅貨物ヤードの跡地に出来た道頓堀川沿いのウォーターフロント施設です。

 

 湊町リバープレイスは、イベントや展示場にも使える大規模ライブハウス、オフィスに飲食などのショップもある複合施設で、建物の脇を通る阪神高速の湊町出入口と湊町サービスエリアまである複雑怪奇な複合施設です。

  
 
 四つ橋筋を挟んだ反対側にJR難波駅と阪神・近鉄の大阪難波駅があり、地下鉄も御堂筋線、千日前線、四つ橋線と集中している交通結節点になっています。
 また、ウォーターフロントだけに湊町船着き場から遊覧船が出ています。


 パリのルーブル美術館のようなガラスのピラミッドがあったり・・・

 
 
 地下鉄の出入口にサンクンガーデンのような場所に、素敵なカフェがあったりしますが、商業施設的には人を引きつけるようなものはなく、訪れたのが平日の午前中だったのもありますが、施設の規模にしては非常に閑散とした感じになっていました・・
 イベントやライブがあるときには、かなり賑わう施設になると思います。

 

 一番興味があったのが、道頓堀川沿いにある大きなウッドデッキです。湊町船着場があり、水上バスやクルーズ船が発着します。

 

 そして、レイアウト製作のために見たかったのは、道頓堀川を跨ぐ歩行者専用の橋で、単純に橋を渡って楽しむ(癒やされる?)ための橋です。

 

 「浮庭橋」というバビロンの空中庭園みたいなものか、高いところにある庭園だからこのような名前にしたのでしょうか。

 

  橋の上を見ると、いたってシンプルな通路になっています。板張りのボードウォークと、ツタ以外の植物は雑草類が目立つのがハイラインぽくっていいです(^_^)
 
 

 リバーサイドにもしゃれた飲食店が並び、ウォーターフロントらしい景観になっています。

 

 ボードウォークの中間に丸い穴が開いています。

 

 ガラス張りの丸窓で、上に立つと川の水面が見えます。ガラスが汚れているのと、水面が暗くて空中に浮かんでいる感覚を味わいたいのですが、水面が暗いのと、ガラスが汚れているので、水面が良く見えないのが少し残念(^_^;)

 

 今回、レイアウトのハイラインでやりたかったのは、手摺りからぶら下がる緑のカーテンです。植物の正確な名前は判りませんがツタ類が手摺りからぶら下がっています。これを参考に製作を進めていきます(^_^)

 

 平日の午前中なので、閑散とした湊町リバープレイスでしたが、レイアウト製作のための参考写真を撮るのには最適でした(^_^)

 

 せっかくだから、ここから水上バスで道頓堀川から大阪城、中之島を回って大阪の水気の風景をレイアウト制作の為の参考に見てみたいと思いました・・・
 しかし、今回は小学生の子どもとの旅。レイアウト製作のためのアーバンガーデン・ウォッチングなど子どもには面白いわけもなく、否決されて、ベタな大阪観光として近くの、通天閣エリアに行くことに・・・
 その前に、レイアウトやジオラマの材料を買おうと日本橋のJoshinキッズランド本店に行くと、決算棚卸のために営業は15時から1階フロアーのみの営業で他の階は休業でした。去年も春休みに大阪に子どもと来ましたが、このときも決算棚卸のために休業していて、2年連続で棚卸休業の日に大阪に行ってしまいました(^_^;)


 さて、レイアウト製作の方ですが前回塗装した道路上のハイラインのベースを緑化していきます。

 戸崎市のハイラインなので、「と」の字の通路にします(^_^)

 

 

 



 型紙で大きな「と」の字を作り・・・

 

 型紙に沿って鉛筆で「と」をなぞっていきます。

 

 その鉛筆書きのガイドに従って、通路以外の部分にWoodlandScenicsのターフを持っていきます。ターフは緑色MIXをヤマト糊と水でペースト状にしたものを盛り上げていき、乾燥する前にターフの枯草色を少々ふりかけたものです。
 
 


 グリーンを全部蒔く前に地形的に工夫したいので、パーツを置きます。

 

 このパーツは模型店で買ったITALERIのBATTLEFIELD ACCESSORY SET(戦場アクセサリーセット)で、ナポレオン戦争時代の情景模型を造るためのセットでしょうか・・

 

 砲兵隊の陣地のアクセサリーで、陣地の土盛り部分の木を組んだ擁壁のセットで、これをハイラインに使用しようという魂胆です(^_^;)
 1/72なので、1/150のレイアウトに使うのは倍のスケールになってしましますが、木材なのでスケールは気にすることもなく、人の頭より高い擁壁を設けることができます(^_^)

 

 パーツは軟質プラスチックで出来ているので、塗装する前にサーフェーサーを吹いておきます。

 
 
 次回はこの擁壁の塗装から始めます(^_^) 



 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300  301~350