2016年 2月28日(土) とざきハイライン二期工事#3(本体レイアウトに結合)
デッキの塗装
前回、スチレンボードとプラ角棒で製作したハイラインのベースをまず塗装します。
ハイラインのベースの大部分は使用されなくなった鉄道の高架級なので、古びたコンクリートのようなウェザリングを行います。
以前は、コンクリートのウェザリングはスェード調スプレーのグレーか、グレーサーフェーサーを吹いたものに、エナメル塗料のフラットブラックを薄めたものを塗ってウェザリングしていました。
最近やっているのが、最初に下地色としてブラックサーフェーサーを吹いてから、グレーサーフェーサーを、下地のブラックがところどころ透けて見えるように意識して吹いていくと、コンクリートが部分的に汚れて黒ずんでいるように見えるので、今回も、この方法を使います。
最初にブラックサーフェーサーを吹いてから、下地のブラックが透けるように軽くグレーサ―フェーサーを薄く吹きます。
道路を跨ぐデッキも同じように、ブラックサーフェーサーを吹いてから、グレーサーフェーサーをうっすらと吹きます。
最初の表面処理が終了すると、各部の塗装に移ります。
柱の部分は、鋼材の柱なのでフラットブルーを筆塗りしました。
この部分の地面の色はレンガ色にしたいので、最初にオキサイドレッドサーフェーサーを吹いて、地面をレンガ色にしました。
この後、植物を植えてハイラインらしくする予定です(^_^)
本体レイアウトベースへの結合
今まで、レイアウトの拡張部分の制作は本体レイアウトと別の場所で行っていました。
地面を造ったり、海面にするためにグレイペイントを何層も塗らなければならなかったので、拡張部分は別の場所で作業を行った方がやり易かったからです。
しかし、これからはハイラインのデザインを本体部分のレイアウトと位置やイメージを合わせたいので、今後はなるべく本体レイアウトと拡張部分のレイアウトを合体させての製作作業となります。
拡張部分をレイアウトベースの本体の横に置くことになるので、拡張部分のレイアウトベースを載せる台は、簡単な方法を使いました。
本体のレイアウトベースの下から角材を突出させて、それを載せる台とします(^_^;)
レイアウト本体の下に160㎝の長さに切断した角材を8本並べて敷き、60㎝ほど横に突出させます。その上に180㎝の角棒を縦に四本ほど並べ、横の角材と紐で結索します。横から伸びる角材は大きな本体レイアウトベースの重みで水平に保ちます。
縦横の角材はビニール紐で結索。ビニール紐だと組み替えるとき切断が楽に出来ます。耐久性も10年以上はあると思います(^_^)
組んだ角材の上に拡張部分のレイアウトベースを載せます。 本体と拡張部分のレイアウトベースには数㎜の高さの差があるらしく、海面に段差が見えます(>_<)
薄いベニヤ板で高さを調整する予定です(^_^;)
今まで別の場所で拡張部分を製作していましたが、今回、レイアウト本体が置かれている部屋に移動させました。失敗してしまったのは、レイアウトベース移動の際にぶつけるなどして、ストラクチャーの一部を破損させてしまう事故が生じさせたことです(>_<)
特に目立つのが岸壁に停泊している艦船2隻のマストの頂上に付けられているレーダーを破損しました(>_<) エッチングパーツで苦労して造ったものだけに、レーダーマストが折れると心も折れてしまいました(-_-)
拡張されたレイアウトベースをレイアウトの運転台の方から眺めてみます。これは立ち上がっての視点ですが、運転台に座ると、駅前通り沿いにビルが並んでいて、拡張部分を眺めることが出来ないのは誤算でした(^_^;)
でも、複々線の先に道路が延びている状態は、今までレイアウトの運転していたときには見ることが出来なかったので、新鮮な感じがします(^_^)
駅前から、艦船が見えるというのも、横須賀や呉、サンディエゴのようですが、将来はこの拡張部分のレイアウトを別のものに替えて、ビルや商店街が並ぶものも造ってみたいと思うようになりました(^_^)
また、レイアウトの背景はホームセンターの大型インクジェットプリンターでプリントしてもらったものを、ミラパネに貼り付けたものですが、レイアウトの裏側に回ってレイアウト製作を行っているうちに、衣服でこすれてプリントされた面が一部剥がれてしまい、見栄えが悪くなりました(^_^;)
近々、背景は張り替える予定です・・・
とりあえず、ハイラインの2期工事部分は、レイアウト本体のイメージに合わせて、緑あふれるハイラインの製作を進めてまいります(^_^)
製作記#1~100 101~150 151~200 201~250 251~300 301~350