制作記#362
                       更新日2015年 3月10日更新           

2015年 3月 7日(土)  ドイツレベル1/144タグボートの制作#1
                  (Harbour Tug Boat Fairplay Ⅰ,Ⅲ,Ⅹ)


 今の時期は、仕事の繁忙期であまり手を動かせません(^_^;)

 そんな中、レイアウトに使うような製品が続々と発売されています。
 すでにレイアウトに使うためのタグボートは、旧イマイの1/200の外洋型の大型タグボートを作る予定でしたが、ドイツレベルより1/144のHarbour Tug Boat Firplay Ⅰ,Ⅲ,Ⅹが2月に発売されました。

 建造予定が立て込んでいるのに、つい新しいキットを買ってしましました(^_^;)



 「Fairplay」とはドイツの老舗港湾会社Fairplay社のことで、同社の1号、3号、10号タグボートが再現できるキットになっています。
 同社のホームページには同社の保有する船舶のページがあり、1号、3号、10号艇もデーターと共に掲載してあります。
 
  

 完成写真をみると、いつものドイツレベルらしい模型になっています。



 レイアウトに使うには、ウォーターラインの方が良いのですが、このプラモデルは船底まで再現しているフルハルモデルです。
 
 日本でウォーターラインが盛んなのは、1/700のウォーターラインシリーズが人気があるからで、海外では船舶模型といえばフルハルの方が常識となっています。
 タグボートは、小さな船体でも、タグボートの何倍の大きさの船を押したり曳いたりするので、船体は普通の船に比べて、喫水線の下が大きくなっています。
 だからフルハルの模型だと、エンゼルフィッシュのようにずんぐりとした船体の模型になってしまします。



  タグボートは、本物のタグボートを見るように水の上だけの姿の方が、どっしりとしていて、安定感を感じます。
 何よりもレイアウトに置こうと思っているので、ウォーターラインモデルにする必要があります。
 


 本当は模型制作にうつつを抜かしている場合ではないのですが、喫水線下を切断する作業を行います(^_^;)

 最初に、切り離すためのラインを入れます。
 細いマスキングテープを切り離すラインに貼って、それに沿ってマーカーで切断線を引きます。



 船底が付いたままでは、プラスチック用カッターで切るのが難しので、余分な船底部分を、大型の工業用プラスチックニッパーで、大雑把にカットします。


 切断線に沿って、スジボリ用ガイドテープを貼り、それをガイドにプラスチックカッターで、根気よく切断線を削っていって切断します。



 船体のウォーターライン化が完了しました。



 甲板のを載せて、塗装しながら組み立てて行くので、次の工程は船体の塗装になります(^_^)


 いつかはレイアウトの港にタグボートを置きたいと思っていました。
 しかしTOMYTECのジオラマコレクションのタグボートはかなり小さいうえに、作りもかなりラフなので、プラモデルを使うこといなります。 



 海上自衛隊のタグボートを制作の資料として写真を数多く撮影してきました。



 しかし、2011年に横須賀港内でアメリカ海軍の新鋭タグボート、セミノールを見たときに一目惚れしてしまいました(^_^) 小さいけど4,000馬力という従来の倍のパワーがある力持ちの新鋭タグボートです。
 それで、今年の2月にレベルから似たデザインの新しいタグボートのキットが発売されたのに、飛びついてしましました(^_^;)

 
 これから制作を進めていくタグボートはアメリカ海軍のセミノールの塗装に準じた塗装をしたいと思います。 

 米軍放送網のAFN Yokosukaのfacebookで2011年5月にYT-805 Seminoleが初めて日本に来たときの動画があって、船内の様子も少しあり制作の参考になります。



 以前から手がけている、県の漁業調査船 昭洋丸の方は、あとはマストを立てればほぼ完成になります。こちらの完成も進めたいと思います。




 



 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300  301~350