2015年 2月 7日(土) 記念艦のタラップ&桟橋の照明灯
タラップの設置
岸壁から艦に乗り込むタラップと、艦と艦の間のタラップを取り付けます。
自衛艦のタラップは、舷側から岸壁まで斜めに架けてありますが、一般公開しているときには、タラップを直接岸壁に架けないで、ステップを置いてタラップの斜度が大きくならないようにする場合があります。
今回はステップも作成します。
ステップも市販している1/150又は1/144のものはなさそうなので、模型店の店頭で改造の種になるものを探していたら、KOBARUのエッチングキットのタラップ(レンタル倉庫用)を見つけました。
コンテナを積み重ねたレンタル倉庫用なので、記念艦の舷側の高さの2倍の高さがあるので、このままでは使えないので、エッチングのパーツを切ったり貼ったりして、半分くらいの高さのタラップにします。
エッチングパーツをカッターで切り離して、組み立てようと思いましたが、カッターに力を入れたら階段部分のパーツが千切れてバラバラになってしまいました(>_<)
階段部分は他のパーツを流用します(^_^;)
ジャンクパーツの中からプラスチックの階段パーツを使って、エッチングの支柱のパーツと組み合わせました。
舷側と同じ高さに調整します。
実物は折りたたまれて艦上に収納するタラップは、1/144の艦船模型のジャンクパーツとエッチングの手摺りを組み合わせて作りました。
タラップとステップをダークグレーで塗装します。
そして、海上自衛隊や他国の海軍ではタラップに艦名を書いたバナーを側面に掲げているので、これをワープロで作成してプリントして貼り付けます。
海上自衛隊は艦船の一般公開の際、タラップの下に人や物の落下防止のためにネットを張ります。
そこまで気を使わなくてもと思いますが、艦船の一般公開には危険がつきもので、過去にはタラップが外れて歩行中の観客が落下して怪我をしたり、体験航海の際に係留索が外れて乗艦客に当たって怪我をさせたりと、これほど自衛隊が気を使っても事故は起きます(^_^;)
だから、一般公開の際には、危険な箇所には自衛官を配置して安全に関しては、ものすごく気を使います。
このネットには、台所用の三角コーナー用の水切りネットを使います。これだと目が大きすぎるので二つ折りにして目が細かく見えるようにします。
次に艦と艦との間のタラップも同様に作ります。 この写真ではタラップの下にネットを張っていませんが、艦と艦の間を渡る恐怖心を緩和するためにネットを張っている場合が多いのでネットも貼ります。
こちらは「USS DOORS DD-446」のバナーを付けてあります。
タラップをわらル人形も置きたいところです(^_^)
桟橋の照明灯
桟橋の照明灯は、実際には道路用の街灯と同じものを使っているので、模型にあっても道路用の街灯を使用します。
ただ普通の道路よりは小ぶりな街路灯でいいので、Zゲージ用の道路灯を使います。
使うのは長野県の模型電子部品ショップ MSRの道路灯2灯未塗装を使います。
桟橋の照明灯は幅の狭い場所に設置するので、作業車などがぶつかっても破損しないようにコンクリートや鉄柵でガードされているものがあります。
コンクリートの台座を取り付けようと思うので、ガンプラパーツに円筒状のものがあるので、これにグレーサーフェーサーを塗ってから、周囲を警戒色のイエローで塗装します。
道路灯の方は、軟質プラスチックでバリが目立ちますが、塗装するのには問題なさそうなので、クロームシルバーで塗装し、円筒形の台座に差し込みます。
完成した照明灯を等間隔に桟橋に瞬間接着剤を使って、固定します。
次回も桟橋にアクセサリーを置く予定です(^_^)
製作記#1~100 101~150 151~200 201~250 251~300 301~350