制作記#308
                  更新日2013年12月 2日更新           

2013年11月30日(土)戸崎PARCOの建築#5(看板)


 パルコに看板を取り付けます(^_^) 前回、作成したシールを貼り付けます。

ロゴ看板

 最初にビルのトップにパルコのロゴを付けます。 使うのは5色の鮮やかなタイプ。
 現在使っているのは1969年開店で1号店であり本店でもある池袋店と、1980年開店の吉祥寺店で使っています。




 吉祥寺店と言えばPOSTHObbyの吉祥寺店が地下にあって(閉店しましたが)、鉄道模型を東京に住んでいた頃はよく買い物に行っていたので、この5色の古いタイプのロゴに一番親しみがあります(^_^)


 余談ですが、吉祥寺パルコでNゲージを買っていた頃は定価販売が当たり前で、今のような割引き販売はほとんど行われていませんでした。
 東京の吉祥寺周辺には、パルコの他に歌川模型、トリオ模型、ナカマ模型などの模型店がありましたが、時代が変わってユザワヤが吉祥寺に進出し、値引き販売が始まる時代になると、だんだん定価販売だった店は減り始め、今では自分が通った店は全部なくなってしまいました。

 思い返せば、当時のNゲージの流通事情は今では信じられないほど悪く、メーカーが発売している車両の種類も少なければ、店頭に置かれている商品の数も少なく、今のように量販店、大型店のみならず個人店でも車両セットの在庫が豊富に置かれているのを見ると、本当に隔世の感があります(^_^)
 



 

 次にエントランスに取り付けたのも古いロゴですが、今現在一番多くの店舗で使われているロゴです。
 自分が買い物によく行くパルコもこのロゴです。



 最後に袖看板です。 

 普通、多店舗展開している小売店はコーポレートアイデンティティー(CI)では店舗のロゴマークは重要視していて、CIでロゴを変更すると、セブン&ホールディングスやイオンのように一斉に全店のロゴを新しいものに取替ようとしますが、パルコは古いロゴも併用しています。
 
 新しいロゴは仙台パルコの白一色です。(印刷物やWeb上でのロゴは黒文字ですが)
 さらに新しいロゴは、福岡パルコや浦和、松本、大分のパルコではロゴは白文字ですが、PARCOのAの文字だけが赤文字になっています。



 一文字だけ赤の新しいロゴをWeb上から検索しましたが、見つからなかったので黒文字のPARCOのロゴを使います(^_^;)

 130㎜×7㎜の細い看板のシールを作成して、貼り付けました。



 実物のパルコの袖看板の画像が見つからなかったので(そもそもパルコに袖看板が存在しているかも確認できませんでした(^_^;) )、袖看板はなくてもいいと思います。
 しかし、ジオタウンのファッションビル1には長い袖看板が付けられているので、パルコだったら、こんな看板かなと想像して作りました(^_^;)    
 もう一つの袖看板は削り取っています。


ポスター

 パルコの店舗には低層階部分の外壁に大型ポスターが直接貼り付けてあります。
 パルコはデザインも事業の柱と考えている企業なので、ポスターもデザインに力を入れたアートなものになっています。

 パルコの夏らしいポスターをいくつか選んで、プリントしたものを貼り付けました。



 あと、やるべきことは壁面の広告垂れ幕です。 ジオタウンのファッションビルには、しっかりと垂れ幕取付部分がモールドされています。
 パルコも垂れ幕を必ずといっていいほど掲げています。

 この垂れ幕をプリントして貼りたいのですが、Webで画像を検索しても鮮明な画像が出てきません(^_^;)

 よって、ワープロソフトの一太郎を使って自作しました(^_^)



 ファッションビル1には4ヶ所の垂れ幕の取付場所があるので、2棟分8枚の垂れ幕を用意しました。

 これを、ビルの垂れ幕の取付位置に貼り付けました。



 ただ、気になるのは本当にシールを貼り付けた感じがして、あまり垂れ幕といった感じましません(>_<)



 対策として、実物のパルコの垂れ幕が金属のフレームの中に吊されているので、金属のフレームを再現することにしました。


 Plastructの0.5㎜のプラ角棒をチタンシルバーで塗装し、流し込み接着剤を使って貼り付けました。



 フレームが付くと、感じが変わるかなと(^_^)





 パルコの社名はイタリア語の“PARCO” “公園”を意味する言葉です。
 パルコの経営理念に
「人々が集い、時間と空間を共有し、楽しんだりくつろいだりする場(空間)」が“PARCO”なのです。すべての社員が、どんな業務に携わるときにも、直接・間接に【PARCO=人々が集う場(空間)】づくりに携わっていることを忘れずに活動する。」
 
と、あります。

 パルコは空間を提供することにより、先見的で独創的、かつホスピタリティに溢れた文化を広めることを目指しています。
 渋谷など文化の創造、提供をパルコの商業空間に留まらずに地域にまで広げようと試みています。

 行政の方もパルコを核として、中心市街地の街並みを整備している例が多々、見られるので戸崎市も、人々が集う場、楽しんだりくつろいだりする場としてパルコの周辺を整備して行きたいと思います(^_^)

 

 ただし、すべてのストラクチャーが揃ってから地面造りを行った方がいいので、次回もストラクチャー造りに励みます(^_^)

 


 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300  301~350