制作記#297
                  更新日2013年9月 1日更新           

2013年8月31日(土)インナーハーバータワービル#2(1階から屋上まで)
              
            


 前回、切断したKATO大形ビル ブランドビル2を組み立てます。

 1~14階

 組み立てる前に、バラバラにされた段階でビルの内装や塗装などを行います。

 最初に、ビルの外壁にはコーキングの溝がモールドされているので、溝にスミ入れをします。

 スミ入れはタミヤのスミ入れ塗料を使います。1,2階の黒い外壁にはグレーを使い、3階から上はブラックを使います。


 ためしに7階から12階までスミ入れしてみました。 スミ入れすると重々しくなります。
 スミ入れしすぎたなと思う部分は、綿棒にエナメル塗料の溶剤を付けて擦れば簡単に消せます。



 まずは下の階からスミ入れや内装、組立を行っていきます。

 1,2階はブラックで塗装されています。 そしてGRAND CONFORTの名前の入ったシールが貼ってあります。
 ビルの名前はINNER HABBER TOWERなので、これを剥がして後でテプラでINNER HABBER TOWERのシールを作って貼ることにします。



 メインエントランスの後ろには、店舗の内装を印刷した物を貼り、人形を並べておきます。
 2階も内装の紙の前に人形を並べておきます。
 メインエントランスの両脇にはカフェの入口と、夜間通用口があります。
 夜間通用口まで作られているのはさすがKATOで、夜間通用口に関しては他の大形ビル全てに設けられています。ドワの脇には消火栓の吐出口まで再現してあって感心させられます(^_^)

 3階から上は内装を再現しているとお金と時間がかかってしようがないので、熱線吸収ガラスにして中が見えないようにしました。 ガラスの後ろから、ブラックサーフェーサーをサッと吹くと、スモークガラスになります。それをはめ込んでフロアーを組み込むと暗くなり、中は見えなくなります。



 切断した階と階とを接着するのは、黒い瞬間接着剤を使いました。 これを使うと隙間が埋まるし、接着剤を使ったところが黒くなり、スミ入れしたのと同じくなるはずでした・・・・・

 しかし、しっかりと黒い瞬間接着剤ははみ出してしましました(^^;)



 乾燥後、削り取るしかないです(^^;)

 これに懲りて、他の階の接着は黒い接着剤はやめにして、透明ゴムボンドを使いました(^^;)

 ビルの側面は、雨樋にスミ入れし、換気扇のダクトはプラチナシルバーで塗装しました。


 屋上

 1階から14階まで接着が終わると、次は屋上です。
 

 屋上には、エレベーター機械室の入ったペントハウス、その上に載った高架水槽。高圧受電設備に空調設備です。
 空調機器や高圧受電設備はKATOの前作のビジネスビルに比べたら、甘い造形になっているのは残念です(^^;)

 塗装はされていますが、淡い色の塗装によって、ぼやけてしまいっているので、再塗装の必要を感じます。

 


 まずは屋上の側壁をフラットブラックで塗装しました。

 
 ペントハウス、高架水槽、高圧受電設備、空調設備、をそれぞれ塗装した後、スミ入れ塗料でスミ入れしました。

 ペントハウスは全体にグレーサーフェーサーを吹き、高架水槽はチタンシルバーで塗り、ハシゴはPlastructのハシゴに替えてあります。
 ドアもドレンパイプや換気扇のフードも塗装しました。



 KATOの製品の凄いところは、ドアの脇の蛍光灯が付けられていて、その電源のケーブルまで再現してあります。
 TOMIXのラウンドビルやスクエアビルだったらペントハウスはただの箱です。この辺はKATOを見習ってほしい(^^;)



 ビルの天辺と1,2階をブラックにしたので、重厚な感じになってきました。
 (スミ入れ塗料がオーバーに施された部分は、エナメルの溶剤が付いた綿棒で吹いておかないと(^^;) )





 KATOの大形ビルの屋上は、まだ3つも加工するのが残っているので、楽しみです(^_^)



 次回は、屋上ペントハウスにアンテナや避雷針。そしてビルの低層階に看板などを取り付けていきたいと思います(^_^)


 

 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300