制作記#295
                  更新日2013年8月20日更新           

2013年8月20日(火)ユニトラム LRT軌道埋設
              
            


 今回は軽作業ですが、トランジットモールにKATOユニトラムの軌道を埋設します。
 
 インナーハーバー商店街はLRTが走るトランジットモールです。



 今回建設中のトランジットモールは長さが60㎝で、この長さなら実際に軌道を敷かなくて、路面を印刷したシートを貼り付けダミーの路面にしようと思っていました。

 しかし、たかが60㎝でもLRTの運転を楽しむのもいいかと思い、ユニトラム線路を敷くことにしました。
 将来拡張して楽しむこともできますから、モジュールレイアウトを造るようなものです(^_^)

 (ただ62㎝の巾があればユニトラムでエンドレスが造れますが、それだと情景的に遊園地の乗り物になってしまうので、60㎝の直線にします)


 ユニトラムのプレートの厚さは7㎜あります。この厚さのままレイアウトに置くと、通りに1m以上の段差になってしますので、地面をかさ上げするか、レイアウトベースを掘り込んで埋設する必要があります。

 一番簡単なのは、厚さ7㎜のスチレンボードをユニトラムの周辺に貼り、トランジットモール全体を7㎜ほど嵩上げすることです。

 しかし、LRTの路線は戸崎駅前に行くために、低くなった高架橋を潜らなければならないので、7㎜も高くするわけにはいかず、路面を掘り込んで埋め込む方法をとります(^^;)


 60㎝巾のレイアウトベースにユニトラム直線軌道プレート186mmを2本、124㎜を2本繋ぐと20㎜ほど、はみ出してしまします(^^;)



 はみ出した部分も含めて、ユニトラムの線路を切断しました。
 切断した道具は卓上バンドソーです。
 高速で刃を回したら金属のレールもプラスチックのようにバッサリと切断できました。



 ユニトラム線路を埋め込むために、7㎜ほど掘り込まなければなりませんが、レイアウトベースに貼ったベニア板の厚さが6㎜なので、ベニヤ板を線路の巾だけ切断し線路を埋め込み、残る差の1㎜はトランジットモールの歩道部分に1㎜のスチレンボードを貼れば段差は解消できます(^_^)


 今から加工するレイアウトベースは520㎜×600㎜の小さなものなので、板の真ん中を60㎜巾で切り取っても強度は問題ないかと思います(^^;)

 ベースは枠に固定してあるので、ノコギリの刃を入れるための切れ目をドリスで穴を開けました。



 ドリルで開けた穴を手がかりにノコギリで切断していきます。

 手元にコンパクトクリーナーを用意して、ノコギリから出るおが屑は即座に吸い込みます。



 このとき、すでに固定してある枠木を切らないように注意します(^^;)



 それでも60㎜の巾でベニヤ板を切り取ると、強度的に不安なのでインパクトドライバーでネジを4本ほど追加しました。



 レールをはめ込んでみると、ジョイントの部分が沈み込むので、補強の為にジョイントの部分に板を渡して沈み込みを防止しました。



 60㎜巾の溝に線路がはまりました。
 線路の戸崎駅側にはレールの延長はなく高架線路を潜るダミーのトンネルを造る予定です。 LRTの飛び出し防止のために、車両セットのウレタンの切れ端をレールエンドに置いておきます。



 線路の埋め込みが終わったところで、問題なくLRTが走るかどうか試験走行をしてみました。

 たかが60㎝弱の軌道でも、KATOのポートラムを走らせるのは楽しい(^_^)
 極小モーターをうなりを上げ回転させ、滑らかに走ります。



 MODEMOの東京都電 9000形も。
 けっこう市電やLRTは昔からコレクションしているので、遊び始めるとレイアウト制作が止まってしまうので、この辺にしておきます(^^;)



 ユニトラム軌道の表面はいかにもプラスチックに印刷しましたという感じなので、塗装やウェザリングをしたくなります。
 そして、電停を設けポールを立てて、トランジットモールの歩道部分を造りたくなりますが、ここはグッとこらえて、最初の計画通り、ストラクチャー類を完成させてから地面造りをしたいと思います(^^;)

 次回は、ジオタウンの大形ビル群に手を付けようかと(^_^)


 

 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300