制作記#263
                  更新日2012年10月20日更新           

2012年10月6日(土)  エデン・スクエアの開設#3(看板類の取付)
           
            


 自宅の引越をやっていたので、しばらく制作記の更新が滞ってしました(^_^;)
 落ち着いたので再開します(^_^)


 今回は仙台市のEDEN仙台を参考にして情景を制作しています。
 これに加え、近年急速な経済成長を遂げた韓国のソウル市を訪れて、レイアウト制作の参考にしようと思っていました。
 
 本当でしたら、仕事先に誘われて今頃は韓国に滞在している予定でした。 しかし、昨今の竹島問題で、連れてって頂ける社長の判断で、韓国行きは諸般の事情で中止になりました。
  社長によると、新聞の(真偽は不明ですが)韓国では日本人だと分かると、料金を倍にしたり食べ物に唾をいれたりする記事を読んだら、会社の旅行としては相応しくないとして中止になりました。
 
 個人としては、日本に敵対する国の首都をぶらつくのも、緊張感があって悪くはないと思っていて、行く気満々でしたが中止になってしまいました。
 ソウルの街歩きのために、英語も表記された韓国発行の地図帳を取り寄せしたり、コリアレールの時刻表を調べて、北朝鮮との国境地帯も訪れようかと思っていましたが水泡に帰しました。
 社長によれば今後の海外展開は中国や韓国ではなくて、ベトナムかタイにしようかと再考中・・・・


 
 韓国に行けなくなったのは残念でしたが気を取り直して、レイアウト制作を行います(^_^)

 今回はストラクチャーキットに看板を取り付けます。
 ドイツやアメリカのストラクチャーを日本の情景に合うものにするには看板を取り付けるのが必須です(^_^)
 


 最初はVollmerのグリルチキンの売店を海鮮丼の売店にします。

 店名はとざき海鮮市場、看板は一太郎&花子で作ったオリジナルです。



 カウンターの周りに写真入りのメニュー表を貼ります。 これはリアル店舗のメニューをGoogleの画像検索で見つけコピー&ペーストでシールにしたものです。

 店舗の中に人形も置きましたが、どの角度から見ても全く見えない(^_^;)



 海鮮丼の、のぼり旗も作成して立てます。 のぼり旗は商店、飲食店の商品アピール、神社など宗教的なもの、または交通安全を呼びかけるもの等、日本の街角の情景に欠かせない物になっています。

 のぼり旗と言えば、海外では旗やバナー、立て看板等は見かけますが、のぼり旗は見かけることはあまり無いと思います。
 元が戦国時代の武将が負っていたのぼり旗が、現代になって商業広告で使われるようになったので、のぼり旗立てて喜んでいるのは日本の店舗くらいでしょう。
 と思って、世界の街角の画像を検索してみたら台湾に日本と全く同じのぼり旗がありました。 飲食店の店先に日本と同じのぼり旗が立っていました(^_^)  他に台湾では選挙のときにも、のぼり旗を使っているようです。

 中国や香港ではどうだったかと、撮って来た写真を見直してみても、のぼり旗は立っていません。 日系企業の吉野家やセブンイレブンでも、さすがにのぼり旗は立てていませんでした。 

 中国や香港では横断幕が目立つようで、ガードレールや壁、ペデストリアンデッキなどに横断幕が貼られていました。



 台湾以外の国では、ベトナムにものぼり旗のような物があります。
 ホーチミンのタンソンニャット国際空港の入口付近にタンソンニャット空軍基地のゲートがあります。 基地のゲートにしてはモダンな造りで、空軍のゲートというよりも運動公園のようなゲートですが、ガイドさんによれば基地のゲートで、自動小銃を持った兵士が立っているので基地のゲートなのでしょう・・・(アメリカ空軍時代のものではないと思いますが・・・)
 
 ゲートの上に5色ののぼり旗は市内の役所や学校等でも見られました。(共産主義の国なので、宗教的な意味合いはないと思いますが、どのような意味があるのかガイドに聞いておけば良かった(^_^;) )




  世界各国の街角の情景を見ると、日本ののぼり旗は街の景観上、非常にうるさい存在で、のぼり旗がない方がすっきりとした景観になるのではと思いました(^_^;)

 しかし、以前、大手製薬会社の専務(後に社長)から聞いた話しで、30年くらい前、新しい漢方薬の販促の為に、営業部隊に取引する薬局のすべてに漢方薬の製品名が入ったのぼり旗を立たせ、その漢方薬が記録的な売上を計上して会社の業績を向上させたとの逸話を聞いて、自分はのぼり旗に感心をよせるようになりました。
 この会社の、のぼり旗に絶大な効果あり、という実績に影響を受けて、このレイアウトにはのぼり旗が多く登場します(^_^)








 今回制作した、のぼり旗は和紙プリントペーパー薄口に印刷したものを、プラ棒の竿に接着しただけの簡単な造りです。







 続いて、ドネルケバブのフードワゴンにものぼり旗を掲げてみます。



 立てたのぼり旗を肉眼で見るとあまり違和感を感じませんでしたが、画像で見るとフードワゴンの車が小さいため、対照的に0.5㎜のプラ丸棒だとポールがとても太く見えます(^_^;)
 0.3㎜のプラ棒だとまっすぐ立たないので、0.3㎜の真鍮線にしておけば良かったかと・・・(^_^;)


 次にハイラインの看板を作成します。
最初はとざきハイラインの頭文字のTとHを組み合わせてみました。
なかなか見栄えのいいロゴマークになりましたが、どこかで見たことのあるものになりました(^_^;)

 プロ野球球団の阪神タイガースのロゴマークでした(^_^;)

 そもそもCR旅客鉄道のロゴマークは、メジャーリーグのコロラド・ロッキーズのロゴマークを参考にして作りました(^_^;)
 さすがに阪神タイガースのロゴマークは使えないので、本場ニューヨークのハイラインのマークを参考に、Hを線路のようなデザインに修正しました(^_^)





 ロゴマークの他にもうひとつの看板代わりにバナーを作成しました。
 参考に下のは神戸コロッケ本店のバナーです。
 私はレイアウト製作の参考に、建築家のホームページやブログをよく見ますが、その中で神戸コロッケ南京町店のファサードに掲げられた6枚の縦長のバナーが気に入ったので、この意匠を参考にTOZAKI HIGHT LINEの文字を入れたバナーを一太郎&花子で作成しました。



 普通紙にプリントし、2枚繋がった状態でカッターで切り出し、2つ折りにして糊付けして、表裏のあるバナーに仕上げました。


 これを吊しますが、吊す金具は宇都宮ロコ模型からもらったフローベルデの餘部鉄橋のジャンクパーツを使います。
 たぶん、鉄橋の作業用の側道用の支柱だと思いますが、これをバナーの支持棒にします。



 ペーパー製のパーツにグレーサーフェーサーを吹いてから切り取り、紙製のバナーを支柱に接着してから、0.5㎜のプラ棒に接着しました。
 それを神戸コロッケ本店のように6本連続して並べてみました。


 残った2本は通りから見えるところに並べてみます。


 看板が立ったところで、次はスクエアにケヤキの木や、植え込みを設け、テーブルや椅子、パラソルなどを並べてみます(^_^) 


 

 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300