2012年8月11日(土) ハイライン入口階段とウイスキー樽プランター
制作記251から始まったハイラインの整備も今回で終了です。
最後に、ハイラインの第2、第3パート部分にベンチを並べ、両側の入口を設けます。
ハイラインの入口は県庁公園口はすでに繋がっています。
反対側は階段を造って広場に降りていくようにします。
ハイラインに通じる階段の寸法は高さ30㎜巾25㎜で、適当なものが見つからなければ自作しようと思っていましたが、ジャンクパーツのストックを探してみると、KATO高架駅のキットの階段のパーツがありました。 この寸法が誂えたようにピッタリでした(^_^)
側面にレンガ積み風のモールドがあります。
グレーサ-フェーサーを吹いた後に、側面はレンガ積み風にするために、エナメル塗料のフラッドレットとダークブラウンとフラットイエローを混色してレンガ色作り、その乾燥後にサンドイエローを薄めたものをさっと塗ると、レンガの目地にサンドイエローが入り込み、レンガ積みの仕上がりになりました。
街灯と手摺りを取り付けました。 街灯はFALLER。 手摺りは階段部分がP
平らな部分は、今回おなじみのフローデベルデの手摺りです。
階段を降りたところに広場を造りますが、これはハイラインの整備が終わってからです。
レンガ橋の橋台を保護する岩石の周りに集まった海砂利を再現してみます。
使ったのはTOMYTECのジオラマコレクション ジオラマ素材 砂利です。
今までジオコレのシーナリー用品はなるべく買わないようにしていたのですが、店頭でこの商品を見かけると、砂利がプラスチック製のボトルに入っていて、作業用のヘラも付いていて、使い勝手が良さそうだったので、つい衝動買いをしてしまいました(^_^;)
しかし、家に帰って砂利をボトルから出してみると、キラキラ光る砂利が出てきました(>_<)
駐車場などに敷かれている砂利がキラキラ光っているのであろうか?
この辺の感覚がジオコレとは合わないので、しっとりと落ち着いた感じのKATO=WoodLand Scenicsのジオラマ素材を引続き愛用していきましょう(^_^;)
とりあえず、ジオコレの砂利を水とヤマト糊でペースト状にして岩石の周りに塗ってみました。
乾燥すれば、ツヤ消しになるかなと淡い期待を抱きましたが、残念ながらキラキラ光ったままです。
仕方がないので、海面の部分はマスキングしてツヤ消しクリアーのスプレーを吹きました。
最後に、海水で砂利が濡れたようにみせるため、スミ入れ塗料のブラック(フラットブラックを溶剤で薄めたものでも可)で海水に浸る部分をぬりました。
前回の制作記で載せました、仙台市の地下鉄泉中央駅の緑いっぱいのペデストリアンデッキを参考に、ハイライン上にも写真のようなウイスキー樽プランターを置いてみます。
ウイスキー樽に使うのは、模型店で売っているコトブキヤのガンダムのプラモデルに使うパーツだと思いますが、円筒形のパーツが売っています。
これをダークブラウンのスプレーを吹けばウイスキー樽プランターになります。
プランターに植えるのは、KATO=WoodLand Scenicsのターフをいつものヤマト糊ではなくて、マットメディウムと混ぜてペースト状にしたものを盛りつけます。 このくらい小さな物にターフを盛るときには、ヤマト糊だと乾燥後に取れてしまう場合があるので、より固着力が強いマッドメディウムを使います。
ペースト状にしたターフの乾燥後に、花の色を筆で塗ってから、レイアウトに並べます。
最後に、今まで作業の為に外していた高架橋、鉄橋を元の位置に戻しました。
これで、また運転が楽しめます。
次回は、完成したハイラインに人形を配置したいと思います(^_^)