レイアウト制作記#216
              更新日2011年7月26日更新         

2011年7月23日(土) 記念艦USS Doorsの建造#1(Nゲージサイズの艦船模型) 



 レイアウト戸崎駅周辺の南側にレイアウトベースを拡張して港を造る構想があります(^_^)

 これは現在のレイアウトベースの上が全部完成したからの予定でして、今すぐに港を造るわけではありませんが、港には小型のフェリーボートやタグボートなどを置きたいと思っています。

 Nゲージのレイアウトで良く見られる船は漁船になりますが、都市型レイアウトなので漁港でなく観光港にしたいと思っています。

  漁船ならば、古くはGMのキットそれではレイアウトに置ける船・艦船のキットのスケールですが、艦船模型でメジャーな1/350では、1/150スケールの約40%ほどの大きさになってしまうので小さすぎて使えません。
 それより大きなサイズだと、1/200になります。 これはZゲージのスケールに該当しますが、75%ほどの縮小なので、これならなんとかレイアウトに置けそうです。


 そして、一番レイアウトに置いてもおかしくないのは、1/150と1/144です。
 よくDDFが造られるレイアウトには、NゲージのレイアウトにHOのストラクチャーを置いたり、逆にHOのレイアウトにNのストラクチャーを置いたり、気にしなければ、あまり違和感は感じなそうですが、私はレイアウトにスケール違いのものを置くのは好きではないので、1/144と1/150の艦や船のキットがないか探してみました。

 1/150の船はTOMYTECから漁船やタグボートが発売されています。



 これは大きさが手頃なので、小型のレイアウトでも置くことが出来ます。
 しかし、都市型レイアウトなのでジオコレの船でなく、もう少し大きな船を置きたいと思います。
 


 最初に買ったのが、かなり古いキットでHeller(エレール)のキットを営業を休止したイマイのブランドで発売されたものです。 



 同じタグボートでも、上述のTOMYTECのタグボートと違って、外洋型の世界最大という触れ込みの巨大なタグボートなので、1/200でも全長が376㎜もあります。
 手摺りの高さや、ブリッジの窓の大きさなども1/150の人形を置いても問題なさそうなので、レイアウトに置く予定です。



 フルハルのキットなので、レイアウトに置くときにはウォーターラインで完成させる予定です。


 これはLINDBERG(リンドバーグ 日本での代理店はPLATZ)の1/125 D-DAY インベイジョン L.C.T(戦車揚陸用上陸舟艇)です。(2011年現在流通在庫有)
 1/150よりも1.2倍大きなスケールですが、これをフェリーボートに改造する予定です。



 2年前に模型店で半額処分で売られていたので2個購入しました。 犯中で切断して2隻を合体し、尾道で走っている前後にローディングゲートのあるフェリーボートが造れたらなと、夢想しています(^_^)


PIT-ROADの海上自衛隊エアクッション型揚陸艇LCACです。

 これは陸上に上がらせて、防災訓練や災害派遣の光景に仕立てられます。


 フォーサイトの1/144スケール 内火艇で帝国海軍の艦船に載せられ、軍港内を行き来していたものです。

 
 
 ちょっと時代が合いませんが、現代風に改造したいです。


ドイツ・レベル 1/144 ゲパルト級ミサイル艇で、これも良く出来たキットですぐに作りたくなります(^_^)


 
 ドイツ海軍のミサイル艇が日本の港に来るわけはないので、海上自衛隊の1号型ミサイル艇とはやぶさ級ミサイル艇の中間の位置づけとして、ドイツから輸入したミサイル艇に仕立てようかと思っています。



 主砲のオットーメララ76㎜は海上自衛隊でも採用しているのですが、主兵器のミサイルがフランスのエクゾセミサイルなので、発射機が四角くなっています。 自衛隊は国産の90式艦対艦誘導弾の発射機は丸い筒型なので、何とかしたいところです。
 ザッカAPの1/144の88式地対艦誘導弾を使って再現しましょうか。
 また、これもウォーターラインに改造する必要があります。


 1/150 国鉄 宇高航路 ホーバークラフト
 レジン製のガレージキットです。  2006年に大阪で行われたJAMで購入したものですが、写真撮影を行おうと思ったら行方不明になっていました(^_^;)
 見つかりましたら画像を載せます・・・  


 まだまだNゲージサイズの艦船模型はあります。 たとえば、帆船だったら1/150の黒船や咸臨丸、1/200だったら古くは戦艦 大和があり、新しくは戦艦アリゾナなどがあります。
 さすがに、それらは買ってレイアウトに置こうと思わないようなサイズになっていますが・・・・・・

                         


 ドイツ・レベル 1/144 フレッチャー級駆逐艦のキットです。
 これを模型店の店頭で見掛けて、衝動買いをしてしまいました(^_^;)



 第二次世界大戦中に建造された艦で、キットも1942年の状態になっています。
 これでは現代のレイアウトには置けません。



 しかし、アメリカでは現在も記念艦として、第二次世界大戦中の艦船が博物館の扱いで一般公開されています。
 
 さすが戦勝国でお金持ちのアメリカ、東海岸、西海岸、カリブ海には第二次世界大戦で活躍した艦を中心に、空母、戦艦、巡洋艦、潜水艦に魚雷艇などが各地に記念艦Memorial Shipとして一般公開されています。
 

 私がこのレイアウトを本格的に造り始めたのが結婚後でして、結婚前の10年間、打ち込んでいた趣味が、メジャーリーグの球場巡りと全米各地の記念艦巡りでした。

 乗艦したのは、戦艦4隻、空母1隻、駆逐艦3隻、潜水艦6隻とそんなに数は多くないのですが、メジャーリーグの球団のある都市は複数回訪問しているので、同じ艦を2度、3度訪れたことがあります。

 

 日本にアメリカの駆逐艦が記念艦としてあるのか? という疑問が生じますが記念艦オタクに免じて、フレッチャー級の駆逐艦を無理矢理にでも記念艦として仕上げようと思います(^_^;)



 2分割になっている船体をセロハンテープで貼り合わせ、これまた2分割になっている甲板を載せて、仮組してみました。]

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 試しにレイアウトに置いてみると、駆逐艦といえども艦船はいかに大きなものかと・・・・・



 Nゲージの車両ならば6両が停車出来るホームよりも、やや短い程度です。
 鉄道車両と比べると本当にでかい(^_^) 



 レイアウトに艦船模型を置くのなら、キットのままのフルハル(船底あり)の模型は置けないので、ウォーターライン(喫水線上)の模型にしなければなりません。



 次回は最初に、フルハルの模型をウォーターライン化することから始めたいと思います(^_^)

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