制作記#195
更新日2011年3月7日更新 TOPへ
2011年3月5日(土) 県庁公園の造成工事#2(RATIOの跨線橋#1)
前回の続きで、県庁公園の地面の造成を行いました。
造成の仕方は、すでに前回(制作記194)記載したので省略。
地面の造成が終わると、公園に配置するストラクチャーなどを作って並べて、公園のデザインを決めたいと思います。
まずは公園の中核を成す、施設のために穴を開けます。
円形の穴を開けるために、OLFAロータリーコンパスカッターを使用しました。
これは5年くらい前にレイアウト制作に使用しようと購入したものですが、ようやく初出動となりました。
コンパスのように中心に針を突き立て、回転刃を回転させて円形に切断していきます。
上のスチレンボードが円形に切断されたら、スチレンボードに沿って下のスタイロフォームもカッターで円形に切り出しました。
鉄道の転車台のピットのように見えますが、ここにアート施設を設けたいと思います(^_^)
公園が線路により分断されているので、線路を跨ぐ跨線橋を作ります。
これはイギリスのRATIOのModular Coverd Footbridge(跨線橋)で昨年のJAMの会場に出店していたメディカル・アートで購入したものです。
あまり日本では流通していないイギリスのキットで、完成写真を見るとなかなか精密な作りです。
完成写真はみごとな製品ですが、作るのには苦労しました(>_<)
非常に細かなパーツが入っていて、部品も細かく分割され、割と自由度がありそうなキットだったので、説明書とは少し変えて、向きを変えた跨線橋にしようと思います。
とりあえず組んでみて、車両限界に差し障りがないか試運転列車を走らせてみました。
試運転列車は、TOMIXのクリーニングカー(大型で車両限界測定には最適らしい)と、車高が高く車長の長いドイツの2階建客車を繋げました。
車両限界の測定が無事に終わり、跨線橋の作成を続けましたが問題が発生しています。
キットのパーツが曲がってたり、反っていたり、甚だしいものは割れていたりと、キットの状態が極めて悪いことです・・・・
特に、30本もある支柱のパーツの半分以上が曲がりくねり、3分の1が折れていて使い物にならないことです(>_<)
折れている支柱をEverGreenのプラ角棒で代用して組み立てましたが、支柱と階段、床のパーツが歪んでいて、組んでも完成写真のようにスマートな跨線橋にはなりません・・・・・
メーカーが悪いのか、輸送の体制が悪いのか、販売したメディカル・アートが悪いのか分かりませんが、FALLERなどの欧米のメーカーのストラクチャーと比べると、かなり作りづらいキットです(^_^;)
ここは1,800円のプラキットではなく、レジン製のキットを組むくらいの覚悟で臨んだ方がいいようです(^_^;)
覚悟を決めて、キットの支柱はすべてEverGreenのプラ棒で置き換えることにしました。
キットも未塗装の状態だとプラ感が丸出しなので、パーツ段階で塗装して接着していきます。
歪んだ床板を補正するために、見えない裏側にEverGreenのプラ角棒を貼り付けて直線になるようにしています・・・
本来の予定でしたら、1日で跨線橋を組む予定でしたが、上記のようにかなり難航したので完成は次回まで持ち越しです(^_^;)