制作記#186
更新日2010年12月27日更新 TOPへ
2010年12月25日(土) 新戸崎駅KATO近郊形ホームへの改修工事#4
(駅名票とベンチ)
今まで置き換える新:近郊形対向式ホームを旧:島式ホームの上で作業をしていましたが、旧ホームを撤去して、新ホームをレイアウト上に置くことにしました(^_^;)
永らく見慣れた旧ホームも今日で見納めで、10年近くこのレイアウトに置かれていたでしょうか(^_^)/~
旧ホームは、ホームの中心部にやたらと、ベンチ、ゴミ箱、水飲み場を取り付けるための穴が大きく開いており、穴を隠すために紙やすりを四角く切ってパッチを当てていました(^_^;)
旧ホームに置かれていた、売店、エレベーター、人形等は新ホームへ移設します。
そして、今回は旧ホームから引き継がない、駅名票とベンチを手がけました。
駅名票
近郊形ホームの駅名票は最近のJR仕様で細長いタイプになっています。
ノギスで寸法を測ってみると、13.5mm×4.5mmなので、非常に細かいシール作りになりますが、例によって一太郎で作成しました。
駅名票のデザインは最近のJR東日本のをそのまま踏襲させて頂きました。(ラインのカラーはCR旅客鉄道のコーポレートカラー パープルに変更)
駅名票の書体はモリサワフォントの新ゴシック体がいいらしいのです。 この書体は来年(2011年)の2月にバージョンアップされる一太郎に付いてくるらしいのですが、2月まで待ってられないので、普通のゴシック体で作りました。 1/150の駅名票なので、多少の書体の違いなど気にならないかと(^_^;)
ホームのベンチ
ホームのベンチは国鉄時代には国鉄規格で全国で同じようなものが見られましたが、JR化後は各社ごと、というより駅ごとに駅のデザインに合わせたベンチを採用している例が多々見られるようになりました。 最近、デザインが優れた木製のベンチも多く見られます。
一応、JRにも標準的なベンチがあって、それがKATOの近郊形ホームに付いています。
最近のトレンドなのか、駅に置かれているベンチの色は、グレーかベージュといった地味な色になっています。 国鉄時代から見慣れた赤(ピンク)や青(水色)や緑など、派手な色のベンチはだんだん見掛けなくなってきました。
最初に、実際の例に見習ってグレーで塗りましたが、模型的には地味過ぎました(^_^;)
そこで国鉄時代の色かもしれませんが、フラッドレッド+フラットイエローで朱色を作り、フラッドブルー+フラットホワイトで水色を作って塗りました。
肘掛けと脚の部分はダークグレーで塗りました。
明るい色にしたら、ベンチが目立つようになりました(^_^)
ついでに、旧ホームに置かれたいた売店などアクセサリーを新ホームに仮置きしました。
これから、ベンチや案内板等の位置を決める為です(^_^)
階段の塗装と装飾
エスカレーターの付いた階段の塗装を行いました。
製品のままだとグレーのプラスチックで成形されただけなので、何とかしなければなりません。
いつもは階段の周りの壁に、石積みのシーナリーペーパーを貼り付けていましたが、今回はJR東日本の駅を真似ました。
鉄道ジャーナルの2011年1月号にJR東日本南武線 尻手駅の写真が載っていたので、そこの階段をモデルにして作りました。
白い壁にフレームのようにシルバーの板が格子のように入っています。
白い壁はホワイトサーフェーサーを吹きます。 最初にホワイトサーフェーサーを吹いても、地のグレーが透けて斑になるので、最初に下地としてグレーサーフェーサーを吹いてから、乾燥後ホワイトサーフェーサーを吹きました。
シルバーの板はEverGreenの薄い巾4mmのプラシートをシルバーで塗って貼り付けましたが、シルバーが全く目立ちませんでした(^_^;)
白の上にシルバーにすると模型だと、まったくコントラストが強くありませんでした・・・
そこでコントラストが強くなるカッパー(銅)で塗装して貼り付けました。
階段の内側は、見える部分はシルバーの色差しなどを行いました。
エスカレーターの部分をシルバーやガンメタルで・・・ プラ棒を青く塗って手摺りのベルトを作ろうかと思いました・・・・
しかし、このホームの階段の内側、屋根を掛けたらまったく見えません(^_^;)
したがって階段内部の仕上げは省略です。
次に取り付けるのは、ホームの番線表示、案内板、時刻表などのアクセサリーの取付です。
シールを貼る前に、フラットブラック、ダークグレー、デッキタンなどで塗装します。
数が多いので、たいへんですが、この手間を惜しんではいけません(^_^) 仕上がりが違います。
次回はこれらの案内板等を完成して取り付けたいと思います(^_^)