制作記#185
更新日2010年12月22日更新 TOPへ
2010年12月18日(土) 新戸崎駅KATO近郊形ホームへの改修工事#3
(点字ブロック・駅階段)
KATOのプラットホームの良いところは、現在の駅には欠かせない点字ブロックが再現されていることです。
TOMIXのホームだと、その辺は全く気にしていないので、点字ブロックをホームに設置したときには苦労しました(^_^;)ホームに点字ブロックを きちんとするのなら、柱を迂回する点字ブロックにしないとなりませんが・・・・やってないですね(^_^;)
しかし、KATOの近郊形ホームは黄色で成形された点字ブロック(別部品で分解可)が付いています。
ただし階段部分に通じる点字ブロックは省略されているので、附属のシールに印刷された点字ブロックなどを各自切り取って貼る必要があります。
説明書には点字ブロックの張り方などの記載はないので、各自工夫のことで対処しなければならず、実際の駅のホームの点字ブロックのパターンを参考にカッターで切り出して張り付けました。
近郊形ホーム附属の階段にはエスカレーターらしきものも付いています。(エスカレーターのベルトなどのモールドはありませんが・・・)
今時のバリアフリー対応の階段になっています。
階段の巾をノギスで計って、18㎜の長さに点字ブロックのシールを切り、貼る位置を鉛筆でマーキングしておきます。
階段が始まる場所なので、実際の点字ブロックの例にならって2段重ねの幅広の点字ブロックにしました。
階段とエスカレーターが併設されているようですが、実際の駅を観察してみると、階段には点字ブロックが通じていますが、エスカレーターには点字ブロックは通じていない例が見られます。
視覚障がい者をエスカレーターに誘導したら危険だからでしょうか。(ホーム エレベーターを使ってねと、言うことですかね)
ただしエスカレーターの前後には注意喚起の為か、点字ブロックが貼られています。
点字ブロックのシールをチマチマと貼っていくのは楽しい(^_^)
でも、対向形ホームのシールの点字ブロックは、黄色が強く(プラスチックの点字ブロックは同じ黄色でもオレンジっぽい)て、目立たないので、オレンジ色の強い同じKATOの複線プレート対向式ホームのシールの点字ブロックを使うことにしました。
複線プレート対向式ホームのシールの点字ブロックは、ブロックのイボイボやブロックの境がはっきりしていて、KATOのシールの中で一番点字ブロックの出来はいいと思います。
階段への点字ブロックが貼り終わると、ホーム エレベーターへの点字ブロックをはりました。
ホームエレベーターは、近郊形ホーム グレードアップセットのものを使います。
(使いませんでしたが、グレードアップセットのシールには、島式用の階段・エレベーター用の点字ブロックがきちんとパターン化されて印刷されています)
ノギスを使ったり、点字ブロックの枚数を数えたりしながら、デザインナイフでシールを切り出し、ホームエレベーターへの点字ブロックを貼りました。
実際の対向式ホームのエンド部分は、視覚障がい者の方の落下防止のためか、L字型に点字ブロックがなっています。
ホームエンドの2コマ分のブロックをグレーで塗り、直角にシールの点字ブロックを貼りました。
最後に、対向式ホームを3つ繋げて接着してしまいました。
ホームはユニジョイナーで接続されていますが、グラグラしたり隙間があいたりするので、接着剤で貼り付け、マスキングテープで乾燥するまで仮止めしました。
アクリルガッシュでザラザラしたホームの表面に点字ブロックを貼り付けたので、経年変化によりシール剥がれが懸念されるかと思います。 しかし、KATOのストラクチャーのシールは粘着力が強く、10年前にホームに貼ったシールも今でもしっかりと接着されています。
(TOMIXのシールが1、2年で剥がれ落ちたのとは、えらく対称的)
なので、点字ブロックシールの剥がれ防止の為に、クリアースプレーを吹かなくても大丈夫でしょう(^_^)
クリスチャンの私にとってこの時期は、教会、幼稚園、YMCAなどの行事が目白押しでなかなか自由な時間が取れませんが、隙間時間を見つけて塗装や点字ブロック貼りをやりました(^_^)
次回はオリジナルの駅名票でも作ろうかと思います(^_^) Merry Christmas(^^)/~~~