制作記#184
更新日2010年12月17日更新 TOPへ
2010年12月11日(土) 新戸崎駅KATO近郊形ホームへの改修工事#2(全塗装)
プラスチック製のホームのプラ感を消すために、全塗装を行います。
このホームは簡単にバラせるので、分解して塗装を行いました。
まず、ホーム台をグレーで塗装します。 このレイアウトで使用しているホームの塗装は、最初はアサヒペンのスェード調スプレーのグレーで、コンクリートの感じをだしていましたが、スェード調スプレーが廃盤になった後には、グレー・サーフェーサーを使いました。
そして、今回はRMM179号(2010年7月号)から教わったターナーのアクリルガニッシュ ジャパネスクカラーを使いました。
使用したのは消炭色と白を混ぜて作ったグレーで、水を少し加えて混ぜました。
水を加えないと塗るときに濃すぎてムラが出来き、水を加えすぎるとプラスチックの上では弾かれて、これまたムラになるので、この辺はかげんが必要になります・・・・
やることが小学校で使った水彩絵の具と同じで、懐かしい感じがしましたが、最近、小学校のオープンスクールに行って授業風景を見学させて頂くと、図工の授業で使っていたのが、水彩絵の具ではなくてアクリルガッシュを使っていました。 自分たちの頃は、鉛のチューブ入りの絵の具だったのに・・・・ アクリルガッシュに対して認識不足でした(^_^;)
ホームの土台の側面と両脇部分をグレーで塗り、プラスチックらしくつるっとした感じから、つや消しのコンクリートらしいザラッとした感じに仕上がりました。
そして、ホームの中心部のタイル部分は製品はすでにクリーム色に塗装されいますが、ザラッとした質感にしたいので同系色のアクリルガナッシュ 香色(こういろ)で塗装し、タイルの目地を強調したいので、タミヤエナメルのダークグレーを10倍ぐらいに薄めてウォッシングを行いました。
レイアウトでもホームの屋根はたいへん目立つ部分なので、当然コレも塗装しました。
アクリルガッシュでグレーを作りって塗装した後、またタミヤ エナメル ダークグレー+フラットブラック+フラットブラウンを5倍くらいに薄めたものでウォッシングしました。今度は黒が強いグレーを使って屋根波板の窪み部分の汚れとしました。
屋根の裏の、蛍光灯などが付けられる支柱(ステー)は実物のホームを観察して、実物と同じくクリーム色のスプレー(アサヒペン サテン調スプレー)を吹きました。
ホームの屋根の柱も、実物はクリーム色が多くなっていますが、今回はCR旅客鉄道のコーポレートカラーのパープルで塗装しました(^_^)
タミヤ エナメル塗料を パープル 1:フラットベース(ツヤ消し剤) 1:フラットホワイト 2:溶剤 1 の割合で色を作り、筆塗りしました。
次回は、階段・エスカレーター、そこへ連なる点字ブロック、ベンチなどを手がけたいと思います(^_^)