制作記#178
更新日2010年10月21日更新 TOPへ
2010年10月16日(土) (番外編)第50回全国模型ホビーショー
幕張メッセで開かれた、全日本ホビーショーに行って来ました。
今回はお供付きで、子供も一緒でした(^_^;)
子供には会場は、「新製品などの展示の場だから、おもちゃは何も買えないよ」 と因果を含めて行ったのですが・・・・
会場では多くのブースが自社商品などの展示即売を行っており、会場にいるあいだは子供からの「買って!買って!」攻勢にさらされてしまったのは誤算であった(^_^;)
静岡ホビーショーと違って有料のイベントなので、それほど混雑することもなく、子供に展示を見せるのに苦はありませんでした。
(場所も幕張で遠いということもあるかと・・・ 昔みたいに浅草で開催して欲しい・・・・)
それにラジコンやミニ4駆など、動きのある展示が多いので子供も大喜びです。
ミシュランの着ぐるみも出没し、一緒に写真をした後、ミシュラングッズをくれたりと、子連れだと子連れなりの楽しみもあります。
他のブースでも、子供に販促グッズを頂戴しました(^_^)
さて、ホビーショーの見学ですが、例によって車輌関係の試作品はあまりチェックせずに(製品が発売になってからでいいというスタンス)、レイアウト制作に役立つようなものはないかと、鉄道模型メーカー以外の展示も含めて商材探しです。
メーカのレイアウトも展示されていますが、子供がレイアウトの展示よりもラジコンカーやレーシングカーの展示に行きたがり、レイアウト観察がなかなか出来ませんでした まあ、メーカー展示のレイアウトは静岡やJAMで見たことがあるものが、ほとんどでしたが・・・
GREEN MAX
かつてはストラクチャーといえばGREEN MAXと言われたこともある業界の雄GREEN MAX。
新たなストラクチャーの発表(特にビジネスビル)を一番期待して行ったブースでしたが、やはり期待は裏切られました(>_<)
しばらくは、ストラクチャー関係の発売はないようで・・・
名古屋をイメージしたビジネスビルの完成見本がありました。
こちらはイベントで度々展示されているヘリポート付きの六角形のビル
あとは従来からあるストラクチャーの完成見本がいくつか展示されていました。
KATO
今回は新たなストラクチャーの展示は無く、発売が待たれていたユニトラム関係の軌道や街並みのベースの拡張プレートの展示がありました。
個人的に一番興味があるのはユニトラム新型電停1,680円で、ユニトラム スターターセットに入っていたものを単独で発売したものだと思います。 きれいに纏まっている製品なので、レイアウトでバス停や高架歩道の風除けシェルターに使いましょうか・・・
あとはJAMでも展示されていたジオタウン人形 家族連れ、介護、買物客・家族/グループの3種類の人形は時節柄、中国製ですが遅れもなく発売予定です。
ペースト状バラスト
従来のユニトラック専用のバラストが展示してありました。
最近自分は、バラストとマット・メディウムをブレンドしてペースト状にしていますが、これはバラストと液体接着剤が最初からミックスしてある製品です。
展示されている施工見本はガチャガチャになっていますが、これは使用法をデモストレーションしたやつでしょう。 ペースト状に盛り上げたバラストをきれいに成形したければ、ペースト状の上に、普通の乾燥したバラストをうっすらと撒き、指で押さえて形を整えれば簡単に出来ます。
話題の新製品とのPOPが掲げられていますが、あまり話題になってないような(^_^;)
TOMYTEC
ジオラマコレクション系は興味が無かったので見ませんでした(^_^;)
バスコレ走行システムはレイアウトに組み込まれたものが展示されていました。 これもレイアウトに使う気はなし(^_^;)
レイアウトに関係はありませんが、TOMYTECの技MIXシリーズは元気でいろいろ新製品の展示がありました。
技MIXの戦闘機には武装が付いていなかったので、今までプラッツのウエポンセットを使用していましたが、彩色済みでバリエーションに富んだものが発売予定。
航空自衛隊のF4ファントム戦闘機FX(次期主力戦闘機)を想定した仮想の製品です。
FXもなかなか決められない状況の中、主要候補に挙げられていない機種を選定するとはなかなか大胆な(^_^;)
新たな機種として、F4ファントムの製品化の発表がありました。
もうすでに自分は他社製品で空自のファントムは揃えましたが、技MIXが発売されたら他社製品は退役予定です・・・
空自つながりですがF-Toysから日本の翼コレクション3の発表がありました。
特に航空救難団のU-125A リヤジェットが欲しい(^_^)
㈱さんけい みにちゅあーと
ここはホビーショーも回を重ねるごとに製品の展示が増えてきています。
TOMYTECのジオコレが厚ぼったく、歪んだ感じなのに対し、紙製品のさんけいのキットは、薄く、平滑性があるといった対極にある製品群です。 紙製のビルを組み立てたくなりました(^_^)
宮崎アニメのもののけ姫のサツキとメイの家も1/150で
1/150の城も毎回充実してきています。
クレオスの熊本城。 塗装された完成品の展示です。
WoodyJOEの木製の姫路城
同じくWoodyJOEの名古屋城と安土城
東京スカイツリー、どこかが出品するだろうと思っていましたが、バンダイから発表がありました。
(TOMYTECからもスカイツリーのクリスタル版の発表がありましたが、これはレイアウトに使かうのはつらいものがあります)
1/700で高さ約900mm 、1/2400で約264mm、スケール違いでレイアウトでも使用できる品質で発売されるように祈っています(^_^)
PLATZ
Zゲージに進出したプラッツは、自社の0系新幹線と天賞堂の貨車(ワム90000など)の展示がありました。
Zゲージのレイアウトは、みにちゅあーとが作成したもので、同社のストラクチャーが並んでいます。
輸入代理店となったJTT Miniature Treeの製品は小さめの樹ばかりで、最初は自社のZゲージのレイアウトに使えるものが中心かもしれません。
青島文化教材社のプラモデルで、興味があったのは HTV(宇宙ステーション補給機)のプラモデルで、このキットの太陽電池パネルがレイアウトに使えそうなので、これは発注しました(^_^)
青島としては企画とブームが見事にマッチした前作の小惑星探査機 はやぶさ のキットもありますが、これの太陽電池パネルよりも、今回のHTVのキットのパーツの方が透明パーツで成形されていて使いやすいかと思います。 青いクリアーパーツですが、裏をブラックで塗装すれば、住宅用の太陽光パネル風になるかと・・・
この漁船シリーズはスケールが残念ながら1/64なのでレイアウトには使えませんが、この位の出来の1/150の漁船がほしくなります。
(グリーンマックスとジオコレから漁船は発売されているので、贅沢は言いませんが)
最後にMODEMOのDDF作成のおなじみの江ノ電レイアウトをじっくり見てきました。 MODEMOも路面電車関係の新製品をコンスタントに出されています(^_^)
16時30分の閉会の時間まで、会場にいました。
今年は、電動ラジコン・ヘリコプターの展示が目立ったホビーショーでした。
会場の前にアーバンガーデンが広がりますが、ここは高架歩道の上で、この下は県営の駐車場になっています。
現在レイアウト制作で、高架歩道に取り組んでいるので、参考のため観察しました(^_^)
遠路はるばる幕張まで来た楽しみは、骨付きリブの専門店トニーローマに行くことです(^_^)
ここはアメリカのチェーン店で、やたらと甘いソースがかかった骨付きポークリブが有名です。
アメリカで食べた味が忘れられずに、幕張まで食べに来ました。 席の周辺に座っている人の会話を聞くとなしに聞いていると、海外旅行でここの味を覚えて来たお客さんらしいです。
アメリカで食べるより、量も少なく、値段は高いようですが(食材費、賃借料、人件費が高いこともありますが)、ほぼアメリカと同じ味が味わえます。 リブの1/4サイズとラムの骨付き肉のコンボを味わいました(^_^)
ホビーショーは子供も楽しめ展示で、戦利品を獲得した子供も大満足したようでした。
帰りは東京駅まで特急さざなみで。 わずか24分の乗車ですが、子連れだと特急列車で帰る方が楽ちんです(^_^)