制作記#162
              更新日2010年 5月23日更新         

2010年 5月22日(土) サイクルショップの建築#1                 


 戸崎セントラルタワーと県庁舎周辺の再開発を実施中ですが、誠に勝手ながら少し寄り道をします(^_^;)
 静岡ホビーショーを観てきたら、ストラクチャーを作りたくなってしまいました。



 セントラルタワー周辺の整備が終了したら、県庁公園の整備に取りかかる予定にしていますが、その際使用する樹木類をEuro Rail Hobbies から多量に購入したついでに、VOLLMERBuschのストラクチャーの新製品を購入しました。
 
 その中の2009年の新製品Busch Modern House with Carport(カーポート付きモダン住宅)は平成のレイアウトにも使えるモダンな建物で、HOでも発売されています。



 箱絵を見るとなにやら楽しそうな家で、中も作り込んでレイアウトに置きたくなるパッケージの写真です(^_^)

 そして建築用地は、レイアウトベースの南西の角、コーナー部分の不整形地になっています。
 将来的には、この部分にはボードを継ぎ足して土地を広げる予定にしていますが、とりあえずここに置くことにします。



 中核都市型レイアウトなので、駅近くに一戸建ての住宅を建てるよりも商業施設の方がふさわしいかと思うので、店舗に用途変更します。
 店舗と言えば、中がよく見えることから、レストラン、カフェなどの飲食店にするのが一番簡単ですが、このレイアウトには飲食店はかなりの数が営業しており、オーバーストアが懸念されるので、他の業種を選択することにしました(^^;)

 中が良く見える店舗の使い方としては、サイクルショップを考えました。 
 スーパーやホームセンターで扱っている低価格の中国製自転車に客を奪われている、いわゆる街の自転車屋でなく、ロードレーサーやクロスバイク、MTB、高級折り畳み自転車を扱って、マニアも相手にしているサイクルショップにします。



 このストラクチャー、規模の割には値段がちょと高い($46.55 ≒4;200円)のは、素材がレーザカットのペーパー製だからでした。
 屋根や雨樋は従来のプラスチックでしたが、窓ガラス類は従来の歪んで透明度が悪いものではなく、平滑で透明な物になっています(^_^)



 説明図はHOとNは共通で、パーツも縮尺が違うだけで同一の設計でしょう。レーザーカットのキットなら、縮尺を変更するのは容易ですね。



 組み立ては、従来のキットと異なり、最初にガラス部分を家の形に組みます。 ガラスはかなり厚い(水族館の水槽並)ですが、これも強度の為、透明性も以前よりはかなり良くなっています。
 
 接着剤は、プラモデル用瓶入り接着剤は、紙に対してきかないので、すべて透明ゴムボンドで接着しました。


 
 そして、ガラスの外側に、木組みの外枠を貼り付けます。 この外枠は一見プラスチックに見えますが、切り口がほぐれるので両面にプラスチックのコーティングをした紙でした。



 ガラス張りの建物に出来るので、内部の壁にサイクルショップのポスターをGoogleの画像検索からコピー&ペーストしてシールにして貼り付け、さらに室内に小物を置くことにします。



 サイクルショップにいくと、在庫の自転車が床、そして壁面に掛けられています。
 自転車が大量に必要になるので、例によってTOMIXの無塗装自転車を使いましょう。
 残念なのはマウンテンバイクタイプと篭付きの軽快車タイプの2種類しかないことですが。
 (それより出来のいいFALLERの自転車も手元にありますが、店舗の中に置くにはもったいない・・)



 何回かTOMIXの無塗装自転車を塗っていますが今回はランナーに付いたまま、、
1.シルバーのラッカー系の塗料で全体を塗装
2.フラットブラックのエナメル系塗料で、タイヤとサドル(一部の軽快車の篭)を面相筆で塗装
 (最初はハンドルのグリップとペダルもフラットブラックで塗りましたが、効果が薄いので止めました)
3.フレームをパープルやレッド、オレンジ、ライトブルーなどで塗装

 でやってみました。


 
 塗装した自転車を店内に9台、外のカーポートに8台置置きます。
 
 

 実際のサイクルショップには、壁一面に自転車のパーツが掛かっていたりするのですが、これも苦労の割には完成後目立たないことなので割愛いたします。
 他に展示棚やカウンター、テーブルなども置きたいですがコレも、時間費用対効果が見込めないので割愛、その代わりに製品のパッケージ写真のジオラマにある、観葉植物の鉢などを用意したいと思います。そして客と店員の人形も配置したら、二階に取りかかろうかと思います(^_^)  


 

  製作記#1~100   #101~150   #151~200   #201~250