2010年 3月20日(土) 戸崎セントラルタワー周辺整備#1
(FALLERのバス停・高架歩道#1)
前回までは、屋上ヘリポートで非常に高いところの作業が続いていましたが、今回からは道路上の作業になるので、一気に地面の高さまで降りて行きます(^_^)
作業の予定は
1.セントラルタワー建物周辺の外構工事と一体化した駅前大通りの歩道設置工事
2.セントラルタワーと県庁を結ぶ高架歩道工事
3.県庁舎の周りを巡る高架歩道
4.県庁ロータリーと地下駐車場への導入路
を同時に作って行きたいと思います(^_^)
最初にセントラルタワー前にビルの外構と一体化した歩道の整備を進めていきます。
ここに県庁前のバス停を設けたいと思います。バス停は駅前バスターミナルの他に2カ所設けてあるので、これレイアウトでは3カ所目のバス停になります。
今回はFALLERの2007年の新製品都市型のバス停272543 City Compact halts を使いました。
最近見かけるようになった、大きなガラスのシェルターが付いたバス停にします。
このタイプを最初に見たのは、90年代に初めて行ったパリの街角で、モダンなバス停だとあこがれましたが、今では日本の各地や中国でも見かけるようになりました。
フランスのバス停
余談ですが、その時パリで見かけて凄いなと思ったのがあと2つあります。一つ目は街角の一人用の燃焼式の有料公衆トイレで、1回ごとに自動的に燃焼処理を行います。
燃焼式のトイレは日本の街角では普及せず(外国と違って店舗などで借りやすい)、富士山などの山小屋や鉄道車輌に使われています。
もう一つは街角に立つ円筒形の広告塔で非常に目立つ存在ですが、掲載されているポスター共々、デザイン性に優れていてパリの街に合っていました。
FALLERのキットは以前からストラクチャーメーカーの中で一番の出来だと思っていましたが、最近のキットの出来はさらに向上しているようです(^_^)
バス停のキットはKATOのジオタウンが一番のお気に入りでした。最近TOMYTECのジオラマコレクションからバス停Aが発売されましたが、パーケージの写真と違って、厚い材質、透明感のない屋根、歪んだフレームという残念な出来です(>_<)
これと対極の位置にあるのがFALLERのバス停で、極薄・極細のパーツ、透明感が高いクリアパーツ、歪みのないかっちりとした合いと、3拍子揃った素晴らしいものです(^_^)
以前の製作記でヨーロッパ製のストラクチャーキットは透明ガラスのパーツの平滑性が悪く、厚みもあり歪んで透明性も悪いのが欠点と書きましたが、最近開発されたFALLERのキットはまったくそんなことはありません。
問題はあまりにもパーツが薄かったり細かいので、組立には細心の注意が必要なことです(^_^;)
姉妹品として、パーツを流用した自転車置き場272544 City Compact bicycle shelterもあります。 付属の自転車はとても細いモールドで作られています。 今までレイアウト上の自転車は主にTOMIXの無塗装64台入2,940円を塗装していましたが、FALLERの自転車の方が塗装したらリアルに見えそうです。今から塗装をするのを楽しみにしています(^_^)
こちらは2007年に発売した木造のシェルター付きのバス停272534 2 bus stop sheltersもあります。 このバス停も他の場面でそのうち使う予定です。
さて、組立終わったバス停のシェルターを歩道上に置いて、作画した歩道と位置関係の検討を行います。
シェルターが黄色い点字ブロックの上に乗っかってしまっているので、点字ブロックをあと7㎜ほど横にずらす必要があります・・・・・
バス停の他にも、歩道とビル正面の広場に置くアクセサリー類を用意して、ビルの外構のデザインを決めたいと思います。
ここで一番の大物になるのはセントラルタワーと県庁を結ぶ高架歩道です。 外構工事と合わせて高架歩道の方も進めて行きます(^_^)
製作記153で作ったFALLERの鉄橋改造の高架歩道を塗装しました。
DIY店で買ったアサヒペンのクリエイティブ・スプレーのアースホワイトを吹いたあと、ブロックパターンの溝が掘られているので、そこにタミヤ・エナメルのフラットブラウンを薄めて墨入れしました。
歩道を支えるアングル材は、フラットレットにややフラットブラックを加えたものをエアブラシで吹きました。
色が目立つ赤にしたのは、モデルにした実際の橋があるからです(^_^)