制作記#142
              更新日2009年8月29日更新         

2009年8月29日(土) GM製 戸崎セントラルタワーの建築#4(7~12階) 
                                  (番外編) 155㎜榴弾砲のジオラマ


 さて、これからは2棟に分かれたビルを増設セットを使って階数を伸ばしていきます。
 しばらくは単調な作業が続きます^^;

1.壁面をランナーに付いたまま、白い壁はホワイト・サーフェーサーで、黒い壁はジェイズのスェード調スプレーのダーク・グレーを吹きます。

2.透明窓ガラスのパーツの裏側からジャーマン・グレーのスプレーを吹いて、グレーに着色された熱線吸収ガラスを再現するのと、ビルの中ががらんどうであるのを隠す目的もあります。



3.壁面パーツに窓ガラスを接着


4.壁面パーツを核パーツに接着


 
 この時に、しっかりと押さえて接着しないと、細かい窓パーツが浮き上がって接着されるので要注意


5.壁面パーツの溝に、コーキングの再現の為、薄めたタミヤ エナメル塗料で墨入れ


6.壁を4面に組み合わせて接着してから、ビルの上に接着



7.天井パーツを取り付ける
                                  →1に戻る(^_^)





 という作業を2階伸ばすごとに何度も続けます(^^;)

 今回、7階から12階まで2棟を6階分伸ばしたので、増設セットの必要数は6セットなのですが、実際には窓パーツが足りずにあと2セット追加したので、8セットほど消費してしましました。

 


 A棟、B棟とも12階まで達し、ビルらしくなってきました。



 が、しかし、隣の15階建のバークホテルと、通りを挟んだ34階建ての県庁舎ビルと並ぶと、あきらかに小振りで見劣りします(-_-;) 
 戸崎セントラルタワービルと名乗るのであれば、もっと高くして存在感を発揮したいところです(^_^) 



 問題なのは、キットの在庫がビジネスビルA黒茶色(吹き抜け)3F基本セットを残して模型店の店頭から姿を消していることで、一番需要がありそうなビジネスビルBベージュ色(吹き抜け)2F増設セットは早々と姿を消しており、事前に自分が確保していた8セットを使い切ると、工事がストップしてしまいます(>_<)
 しかし幸いなことに、好評だったこのキットの再販が8月27日頃に予定されているので、再販を待って工事再開になります(^_^)


本日使用分
増設セット@945円×8個=7,560円(ただし調達価格は2割引なので、6,048円)

累計
 基本   @1,575円×5個=7,875円 (ただし調達価格は2割引なので、6,300円)
 増設セット@945円×8個=7,560円(ただし調達価格は2割引なので、6,048円)
              計  15,435円                   計 12,348円


番外編  155㎜榴弾砲ジオラマの作成

 さて、まったくレイアウト制作には関係ないのですが、今はまっているのは1/35のドラゴンのキットを使ったジオラマ造りで sFH18 155㎜榴弾砲のキットを使ったジオラマを制作しました(^_^)

 レイアウトと同じくジオラマにも地面造りは欠かせず、今回のジオラマの地面造りも、レイアウト制作に役立つのではないかと・・・・




 砲や砲兵の組立と塗装が終了したので、地面を造って配置します。

 地面は模型用のウェーブ WAVE T・ケースの中に造ります。

 これなら完成後、ケースに入れたまま積み重ねて保存できるので、破損や埃による汚れからは無縁になります。
 けっこう榴弾砲の大きさが大きいので、【QM】の幅316×高129×奥行276mmの大きめのケースを選択しました。
 この中に粘土で地面の凹凸を作って行くのですが、粘土は家で風呂場のタイルを補修して余っていた浴室用パテを使うことにしました。



 このパテは手にベタ付かないうえに、プラスチックへの食い付きも良く、良く伸びるので非常に作業のしやすいパテでした。



 ローラーを使って蕎麦やビザの生地のようにグイグイ伸ばしました。
 

唯一の誤算は、何日経っても硬化しないことでした・・・・ それは浴室タイル用のコーキング用のパテなので、硬化する必要がないパテだったのでしょう、お勧めできないパテです(>_<)

 しかし、地面のグランドカバーとして使ったのは土の部分をタミヤの情景テクスチャーペイント ダークーアースを塗りました。
 今年の6月に発売になったばかりで、鉄道模型店でも発売しているグレインペイントと同じ物です。静岡ホビーショーでタミヤの担当者から聞いたところ、メーカーの方から売り込んできたとか。
 値段は420円のグレインペイントよりも、タミヤのほうが倍の値段の840円ですが、内容量も倍以上の100mlなのでお得です。
 
 水性アクリルなので、軽く筆で塗れます。乾燥に3時間おいて2度塗りしました。 ちょうど2度塗りで1本使い終わりました。



 乾燥すると、表面はカチカチになり、硬化しないパテの悩みは解消しました。

 ジオラマベースは野原なので、草を同じくタミヤの情景テクスチャーペイント (草 グリーン)を使用しました。
 これは塗料のように塗ると、乾燥後、繊維が草のようになる優れものです。



 まだ春になったばかりの野原の感じにしたいので、テクスチャーペイントは1度塗りにしました。



 塗ったばかりは、ビショビショな感じですが、3時間もすれば乾燥して、まばらな草地になりました。


 地面が完成すれば、後は砲と人形と細かいアクセサリーを置けば完成です(^_^)



 スケール物のプラモ造りは出戻りみたいなモノで、陸モノのプラモを造ったのは10年ぶりくらいです。
 ジオラマの地面を造ったのも中学生以来で、ジオラマも完成させたのは初めてです(^_^;)
 まだ初心者なので、経験を重ねて行きたいと思います。特に人形は作り続けてスキルを上げていかないと上手に出来ないので・・・



 ただし、レイアウト制作の方が趣味の本業なので、こちらの方はほどほどにしておきます(^_^;)
 雑誌に載るモデラーの作品は、5㎝位の近さから見ても鑑賞に堪えますが、自分場合は30㎝くらいの距離から眺めて鑑賞出来る程度に留めておきます。じゃないと、プラモ造りの時間の方が、レイアウト制作の時間より長くなってしまいますから(^_^)



 キットの人形の他、他メーカーから砲兵を1名、小隊長を1名追加しています。
 
 レイアウトに人形を多く配置するのが好きなので、ジオラマも人形が多く登場するのを造ろうと思っています。
 
 ただ、人形の組立と塗装の方が、戦車を組み立てるよりも手間がかかるのですが・・・・・



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