制作記#132
              更新日2009年3月30日更新       

2009年3月28日(土) 車掌区周辺整備#9(線路際の植栽と防護柵の設置) 


★線路際の植栽

 構内踏切と車掌区周辺の駐車場関係が終了したので、実際の線路際と同じように、雑草をたくさん生やしていきたいと思います。

 夏に実際の駅構内や、線路際を見てみると雑草がかなり目立ちます。国鉄時代は幹線の駅構内には雑草は目立つことはなかったように記憶しています。これは除草剤を撒いていたからで(除草剤を撒布する専用の事業車輌もある)、最近のJRを見てみると主要駅の構内でも雑草が目立つようになってます。国鉄の時代に比べて除草剤を撒かないようになったのは、環境のことを考えてのことでしょうか?


 草を生やす作業を行いますが、今回は面積が比較的広いところの作業です。。
 「それなりレイアウト作り方」の管理人さんも「春の目覚め作戦」を開始されているので、覚悟を決めて作戦を発動したいと思います。
 (軍オタの自分にとって、「春の目覚め作戦」はやらんでもいいだろうという戦いでも、命令なら懸命にやらなくてはならない教訓話として興味ある戦いです)  ただし、植えるのは春の草ではなく、夏草ですが(^_^;)・・・ 


 草はKATO=ウッドランドのターフをいつものようにターフ1:ヤマト糊1:水0.5程度を撹拌したものを、ハケで適当に草むらのように盛りつけていきます。
 


 なるべく線路際にまばらになるようにしました。夏草なので、青々として勢いよく伸びているように、線路際や柵の周囲に盛り付けました。




★側溝の設置
 
 駐車場に排水設備として側溝を設けました。



 これはレイアウト制作のブログを作られているどんぶりさんの「貨物列車も似合うローカル私鉄風レイアウト」JIS A5372 附属書5 推奨仕様5−3の中で公開されている側溝の画像を頂きました。感謝いたします。
 これをプリンとして舗装されている駐車場に貼り付け、タミヤのウェザリングパレットを使って汚してあります。


★電源装置の設置

 よく大規模駅のホームの先に、フェンスで囲まれた金属性のボックスが見られます。 

 不勉強なもので名称は判りませんが、フェンスで厳重に守られているのを見ると、電源関係の装置だと思います。
 


 使用したキットもBLMAModern Trackside Electronics Boxという電気関係のものです。 これと良く似たものがJR東日本で見られます。
 車掌区周辺の整備には、BLMAの製品を数多く使用しています。



 これを囲うフェンスもBLMAのものでオレンジ色に塗装しています。スチレンボードをインテリアグレーで塗装したベースを囲むようにフェンスを設置しました。



 その中に電源装置を納めます。2個1セットで売られていたので、これを2個設置しました。


★構内踏切の整備#2

 高架下の資材置き場に通じる構内踏切は遮断機でなく、ゲートを設けています。



 構内踏切の踏切板の両端に、前回取り上げたストライプ柄の大型クリップを切り取った棒を貼り付けてみました。最近見た展望ビデオの踏切がこうなっていたので・・・・ 本当は丸棒じゃなくて四角形の断面の形をしているのですが、上からレイアウトを見れば四角形の棒に見えるでしょう・・・


★線路際の防護柵の設置

 駅構内や複線の線路で見られる防護柵を設置しました。これは保線作業員を事故から守るためにあるのかと思います。



 今まで防護柵の材料として、針金を曲げて作ったり、ホッチキスの大型の針、津川洋行の柵を切断したものなどを使ってきました。
 津川洋行の柵は少し太すぎるので、今回はFALLERの柵を使用しました。ランナーについたままオレンジのスプレーで塗装してから、横に長い柵を一こまおきに横木を切り取り、一個ずつの柵にしていきます。一コマおきに切り取るので、歩留まりは50%になってしまいますが・・・



 これをバラストに接着していくのですが、この作業を行った後に、実際に列車に乗って車窓から防護柵の設置状況を見てみました。
 間隔は結構狭く、1個分くらいしか開いてなく、柵と柵の間にロープが張ってある場合も多く、誤って侵入できないようにしてありました。
 それに習い、次回以降に柵を追加して間隔をもう少し詰めたいと思っています(^_^)



 防護柵が出来たら、次回以降は信号機、標識、架線柱と行きたいところですが、その前に各ホームから車掌区に通じる社員専用跨線橋を制作していきたいと思います(^_^)


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