制作記#116
              更新日2008年11月25日更新       

2008年11月22日(土) 県庁舎ビル大規模改修工事#2
                  (解体工事と壁面の取り付け)

  
 従来からある20階建てのビルに、新たなキットを貼り合わせて34階建てのビルにしますが、貼り合わせる前に従来のビルの一部分を解体して、接続できるよう平らにするため切断します。
 (もともと、このキットは上方向に伸ばしていくのには対応していますが、横方向の拡張は考慮されていません)



 プラスチック用の大型ニッパーで平らにするために大胆にカットします。この大型ニッパーは金物屋で買った工業用のプラスチック専用ニッパーで、金属をカットすることは刃こぼれするので御法度ですが、プラスチックに対しては、切れ味よくプラモ用のニッパーには比べものにならないくらい、大きく直線的にカットできます。



 屋上部分も、接続可能なように、出っ張っている部分をニッパーで切断します。


 切り口をカッターと金属ヤスリできれいに仕上げた後、新たなパーツを接着します。
今の"Atlas`"のキットは中国製ですが、このキットは誇るように”Maid in USA”と記されていて、故にキットはおおざっぱで、パーツの合いも悪く組立には苦労します(-_-;)
 現在の中国製のキットの方が組み立てやすいですね・・・・



 大型のストラクチャーなので、補強材としてホームセンターで購入したプラスチックのL字アングルを使用しました。これをコーナーの内側に立て、壁面のパーツを小西のゴム系の透明ボンドをたっぷりと付けて、接着します。これで合いの悪いパーツ同士がしっかりと接着でき、解体に困るほど頑丈なストラクチャーが出来ます。



 前回、塗装にあたって窓をマスキングするのに窓の数ゆえ、えらく時間がかかったのに比べると、壁面を貼り付けてビルの形にしていくのは、短時間で進み、先週苦労した分のストレスが吹き飛びます(^o^)
 


 20階まで組み上がりました。 合いが良くない壁面なので、ゴム系の透明ボンドをはみ出すことを恐れることなく、たっぷり使用して接着し、マスキングテープで仮止めしておきます。

 続いてもう10階分高くしました。



 長方形のキットを2つ合わせると、巨大な正方形の建造物になってきます。これほどでかくても、いいのであろうかと思ってしまいますが、県内で県庁舎が高さ容積とも一番だという県がいくつもあります。
 どことは言いませんが、街が県庁で成り立っているんじゃないかと勘違いしてしまうほど、目立つ県庁舎もあります。
 だからレイアウトで一番でかいストラクチャーが県庁であってもいいのだ(^-^)

 次週は箱が組み上がった県庁舎の細かいところを手掛けていきます(^_^)


 

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