2008年8月23日(土) 戸崎駅南口整備事業 #16
(サザン・スクェア前の整備#1・交番の作成)
・第1工期の駅舎・歴史参考館 ・第2工期の駅前ロータリーが完了し、いよいよ最後の第3工期”サザン・スクェア”周辺工事に取りかかります。
当初は下町風のこてこての駅前商店街を造るつもりでしたが、”ケール駅”のキットを使用した再開発後の集団店舗ビルに生まれ変わったことにより、駅前広場全体の設計が大幅に変更になりました。
なにより規模の大きな集団店舗ビルの敷地を確保しなければならないために、レイアウトベースの拡張を行い、かつ駅前ロータリーの規模の縮小を行っています。一番効果が上がったのは、乗り入れるバスを大型の路線バスから小型のバスに変更したことで、これによりロータリーの面積縮小がかないました。
”サザン・スクェア”前の歩道は意識して広くしてあります。建物が道路ぎりぎりに建てられているのではなく、セットバックさせてアーバンガーデン化した広場のような歩道を造ろうと思います。
さて、例によってラフに作図した下書きの用紙に、現物あわせで道路や歩道の位置を書き込んで、仕上げの用紙を作図します。
手順は駅前ロータリーの時と同じで、スチレンボードにプリントした用紙を強力スプレー糊(3M強力デザインボンド)で貼り付けます。
そしてその上に、歩道部分だけをスチレンボードに貼り付け、余分な部分を切り取った歩道を貼り付けます。
”サザン・スクェア”の建物の土台部分が浮いてしまうのを防ぐために、建物の形に歩道部分を切り取り、建物の土台を埋め込み、歩道と段差がないようにしておきます。
ここの部分は緑とゆったりとした歩道部分を設けたいという願望から、無理して場所を確保した部分です。
そして駅前につきものなのは交番。北口側に「駅前交番」を設けたので、南口側にも交番を設けます。
北口側はKATOジオ・タウンの交番を使いましたが、今回は歩道上に設けるので、ジオ・タウンのでは大きすぎて歩行者の通行に支障をきたすので、一回り小さなものにします。
手持ちのストラクチャーから適当なものを探すと、Walthersのストラクチャーセットの”Trackside Structures ”の”Interlocking
Tower(信号所)”が2階建で、ジオ・タウンの交番の1/2程度の大きさなのでこれを改造して交番に仕立てることにしました。
デザイン的には奇抜なデザインになりますが、80年代以降の警視庁管内の交番はけっこう奇抜なデザインの交番(当時は派出所)が多く作られていて、派出所ウォチングで建築デザインの勉強が出来ます。これは財政豊かな警視庁だから出来たのか、県警の交番を見るとデザイン的な冒険をする例はぐっと少なくなり、私の住所を管轄する交番は、KATOジオ・タウンの交番とそっくりです(^_^)
デザイン的に信号所の煙突と外階段は残しておいて、1階の壁面2面をジオ・タウンの交番の壁面と交換します。デザイン上の難点は元が信号所なだけに四方に大きな窓があることで、交番にしろ警察署にしろ投石や狙撃を防ぐため、建物に窓が少ない方が良いようです。(アメリカの都市の警察本部・分署などは、狙撃されないように直接外から狙われない位置に窓が設ける例がある)窓はダミーであることにしておこう・・・・・
壁面の切断は無精してレーザー・ソーやプラスチック・カッターを使用せずに、プラスチック用のニッパーで切断しました。隙間を埋めるのはパテ使用が原則ですが、ここも無精してEverGreenのプラ棒で埋めてあります(^_^;)
切断作業をしていると、このWaithersの完成品の信号所と、ジオ・タウンの交番、プラの材質、作りといい良く似ています。
Waithersが発注した中国のメーカーは、KATOが発注したところと一緒のような気がします。
取り付けた部分と、元々の建物の色調を合わせるために、マスキングしてジオ・タウン交番の壁面部分だけ
グレー・サーフェーサーを吹きました。
庇もジオ・タウン交番のものを取り付け、あとは自作したシールを貼って交番らしくします。
看板や指名手配のポスターを貼ります。(指名手配のポスターは実物をコピー&ペイストしたものですが小さすぎて何だか判りません・・・)
交番名は「戸崎東警察署 駅南交番」とし、基幹交番なので裏にパトカーを停められる駐車場を2台分設けます。今度発売されるTOMYTECの”ザ・カーコレクション”の第6弾のシークレットが”日産マーチ”のパトカーになる可能性があるので、発売されたら置く予定です。
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次回は歩道をアーバン・ガーデン化してみましょう。そのために歩道を広々と造ったのですから・・・・
前回の駅前広場ロータリーで付けていなかった、バス停標識を取り付けました。ジオ・タウンのものを使用しようかと思っていましたが、手持ち分在庫に見あたらなかったので、製作記6で使用した「4面電照式標識」を再び組立ました。
「RMM MODELS」2005年2月号の「やっぱりバスも好き」コーナーの担当(ね)氏が作成し、紙面に載っていた物をスキャンしてプリントしたものを、タミヤの3o角棒に貼り付けた物です。