更新日２００８年７月２２日更新
制作記#103
更新日２００８年７月２２日更新
２００８年７月１２日（土） 戸崎駅南口整備事業 ＃13
（歴史参考館庭園の作成＃2）
前回に地面を作成した「戸崎市歴史参考館庭園」をアーバン・ガーデニングしていきます。
この庭園の借景（背景）は、TOMIXの”サウンドコントローラーＮ-Ｓ２-ＣＬ”になっているので、なんとかしなければいけないのですが････
「歴史参考館」のもう一つの見所として、建物の脇に巨木を１本立てました。
樹齢400年以上の「大イチョウ」として、Fallerの白樺の木を使っています。日本では白樺の大木は見られないと思うので、幹や枝をダークブラウンで塗装して「イチョウ」に偽装しています。約２２ｍの大木となります。
「西田正徳さんのアーバン・ガーデン・ウォッチング」を読んでいると、街路樹の木の種類の選定には、かなり気を使わなければならないらしいので、レイアウトに樹を植えるにしても樹について勉強しなければなりません･･･なにしろ、樹の種類についての知識がありませんから(-_-;)
植えた木は、1/144のイベントで買ってきた手作りの木で、何という名かは判りません･･･(^_^;)勉強せねば・・
帯状に植えた芝は、SILFLOR（シルフロー）の草むら(１,２６０円）を初めて使ってみました。切って貼るだけなので、お手軽ですね・・・・
季節に合わせて色が違い、「萌える春・ 夏の盛り・秋の訪れ・冬が来る」の４種が発売されていますが、もちろん使用したのは「夏」です。
門はGMの物を使用。該当はビーズとプラ棒で自作した物を立ててあります。
庭園の噴水を囲むようにベンチを配置します。
ベンチに適当な物はないかと資材箱を検索したら、懐かしいものが出てきました。ModelPower製の”Park Scene”で、公園用のベンチ、ゴミ箱、電話BOX、消火栓、そしてベンチに座る人形が６体セットされています。
お値段は安くていいのですが、ベンチや人形もPreiserのを模倣したらしく、デザインは同じですが、人形は造形と塗装はかなりいけませんという状態です････(リペイントは必須です）
これを買ったのが８年前にニューオーリンズのミシシッピ川沿いのショッピングモール”Riverwalk Marketplace”の中にあった鉄道ショップで、中心市街地のモールなのですが1996年に川を行く貨物船に突っ込まれ、2005年には有名なハリケーン・カトリーナの被害をもろに受け、しばらく休業していた御難続きのモールです。
ベンチをホワイトで塗って、配置。 ベンチはPreiserと同等です。
とりあえず、備品の設置が終了したところで、リペイントを施した人形を配置して、この区画の完成とします(^_^)
レイアウトも方位ははっきりとして置いた方が良いと考える性分なので、噴水のある庭園に建築模型の「方位表示」を置きました。
レイアウトの方位を決めると、建物の（間取り）向きや、VHFやUHFのTVアンテナ、BS/CS放送用のパラボラアンテナの向き、樹木などの植物の植え方など気になります････
今回は南口を造っているので、「方位表示」も南口のある方を当然南にしています。
しかし、レイアウト全体を見回してみると、いくつかのビルに衛星放送用のパラボラアンテナが付いています。
それを見ると、すべてのアンテナが北を向いています。衛星用のパラボラアンテナは日本国内の場合、南南西の方向に向けます。するとレイアウト建設当初は、戸崎駅は（･･･今は北口と称していますが）南に向けて駅前広場を造ったことを思い出しました･････
ブルートレインも発着するので、東京がどちらかの方向かきちんと決め（上り、下りをはっきりするため）て列車を運転しようと思っていたので、方向を勘違いしていたのは迂闊です(-_-;)
海の方向も太平洋側の都市を想定していたのですが、福岡のように日本海側の都市として想定しなければなりません(^_^;)
やってしまったことは仕方がないので、この方位設定で行くことにします。BSアンテナなどは、全部付け直しです(>_<)
方位を決めたのなら、レイアウトの設定時刻も明示しておきましょう。
歴史参考館の建物の屋根に時計台を設け、時計を取り付けて置きます。
時刻は16時55分で、まだ帰宅ラッシュは始まっていませんが、用務客、買物客、下校中の生徒などの姿が見られる時刻です。それに合わせて人形を配置しています。
日付は７月中旬頃で（まさに今）、梅雨明け直後の夏の１日です。もちろん、人形もすべて夏服にしています。
雑誌などで他の人のレイアウトを拝見すると、コートを着ている人とTシャツ姿の人形が並んでいたりするのを見ると違和感を感じるもので････
甚だしいのは、海で海水浴をしているのに、コート姿の人形がいたこともありました・・・
学生の人形を置くときにも、衣替えの季節を除けば、冬服と夏服をきちんと選択するのも季節感を出すのには必要かと・・・
次回は駅前広場のロータリーの工事に移ります(^_^)
製作記#1〜100 #101〜150 #151〜200 #201〜250