2008年5月17日(土) (番外編)静岡ホビーショーと浜松ウォッチング#3
自分のホビーショーでの目的は、レイアウトで使えそうなものがないか見るのが目的です。
車輌の方は、こういったショーでは試作品をホンのチラリと見る程度です。見なくても発売されてから、じっくり見ればいいかと・・・
レイアウトのストラクチャー関係はあまり今回のホビーショーでは収穫は多くありませんでした。
TOMIXの漁港関係は、材質の関係で買わないのですが、情景小物の”漁船”は操舵室の部分だけほしいですね・・・
レイアウトの水辺部分にプレジャーボートを作りたいので部品取りのために、漁船だけ予約です(^_^)
KATOのストラクチャー展示は4月15日に発売済みの”看板建築”のみで、昭和40年代のストラクチャーだったので、残念ながら自分のレイアウトにはあまり合いません。
KATOのジオタウン・シリーズも出始めは、家、アパート、ファミリーレストラン、ビルなど平成の今に通じるストラクチャー群で来ましたけれど、平成シリーズは出尽くしたのか、最近はもっぱら昭和シリーズになっていますね・・・
このことは欧米でも同様で、ここ2.3年のNゲージのストラクチャーの新製品はアメリカならば、まだ旅客列車が華やかなりし頃の1950年代、ベトナム戦争前のアメリカ人がノスタルジックを感じる年代の製品ばかりです。ドイツなどヨーロッパのメーカーも同様になってきて、なかなか日本の建物に応用できるものが少ないです・・・・ かつての方が日本の建物に使えるものが多く発売されていました・・・
そこで、期待の星はグリーン・マックスの”新ストラクチャキットシリーズ”です。
まだ発売されるのは、かなり先かと思っていましたが、試作品が登場していました。
構造は、ジオタウンのビルのように階数を増やせ、オプションパーツでファサード(顔)を換えられるので、いろいろと使えそうです。
材質もジオタウンと同じく硬質のプラスチックなので、切り接ぎ加工も容易に出来そうです。
まだ、予価もなにも出ていないので、発売されるのはまだ先かと・・・
潟Eッディジョーの木製日本建築模型(レーザーカット製)にも1/150が登場しています。
”大阪城”や”五重の塔”ですが、いずれも自分の都市型レイアウトには置けません(^_^;)
自分は鉄道模型だけでなく、プラモデルの展示ブースも熱心に見ます。
レイアウトに使えるなと思ったのは、1/144の飛行機を出しているプラモメーカーのSWEETから1/144の情景パーツとして”ドラム缶”のキットが発売されるの見ました。
あとは、結婚を機に足を洗ったミリタリー関係のプラモデルの展示を見るのも楽しみです。
特に艦船模型が好きだったので、良く見させて頂きました。
艦船模型の方は、世界的にブームになっていて、日本から始まった1/700のウォータラインの艦船模型の他に、今は1/350のフルハル(艦底部も再現してある)模型の新製品が、次第に参入メーカーも毎年のように増え、活気がありますね・・・
模型の展示も多く1/350の”南極観測船 宗谷”のディオラマなど、レイアウトの参考になるものが多くありました。
TOMIXの鉄道模型の裏側で、会場入口の一番目立つ場所で、TOMYTECの親会社タカラトミーの展示ブースは力が入っていました。
新たなシリーズ”技MIX”(ギミックのもじりか)で、デモをしていたのが1/350と1/700の戦艦大和です。1/350の方はフルハル模型の完成品で、ラジコンで砲塔などが稼働して、効果音付きになります。参考価格で150,000円でこの出来ではかなり安いと思います。
下の1/700はウォーターラインでラジコン(赤外線だと思いますが)で、前後左右に動き、主砲、副砲が旋回し仰角がとれ、それに合わせた効果音もですそうです。 これだけ出来て参考価格は12,800円です。
係員の説明だと、入出港や艦隊行動を楽しんだり、ライバルの戦艦ミズーリも発売するので、海戦も楽しんでほしいそうです。
また、写真にある岸壁、クレーンなどの港湾設備も塗装済み完成品で発売させるそうです。
1/144のF-15イーグルですが製作記74で紹介した”ミッドナイト・イーグル”のが、ブラインドではなく完成品の形で発売されます。
同じくシリーズとして飛行教導隊のF-15アグレッサー塗装機も各種発売されます。
最後に注目したのが、”マイクロスロットカー ”で、残念ながらHOサイズです。
でも、これを改造して新都市交通などを作ってみたいと思いました・・・