制作記#89
    更新日2008年3月30日更新    

2008年3月29日(土)  児童公園の設置 #1 (遊具の組立)     


 南口駅前広場の整備を進めていますが、集団店舗「サザン・スクェア」裏の三角形の敷地、まだベニヤ板が露出しているのが何とも気になります。
 ここを駅前広場の整備に先立って完成させてしまうことにします。

 ここには、建物を建てるには、曲線の線路際なので三角形の変形地で場所も狭く不適当です。そこで当初、駐車場にする予定でしたが、レイアウトに子供が遊ぶような公園が欲しくなり、ここに児童公園を設けることにしました。
 駅前の線路際、駅に出入りする特急列車を眺めながら遊べる公園を作ることにしました(^_^)
 (レイアウトとしては遊んでいる子供達越しに、車輛の撮影が楽しめる狙いがあります・・・・)



 ※ちなみにここに置いてある、パワーショベルとタイヤローダーは、子供を連れてTDLに行った際、イクスピアリ内の「ミニカーギャラリーピット」で売っていたKOMATSUのキーホルダーで、子供に見つからないようにこっそりと買ったものです(~_~;)
  
2011年追記・・・・このお店も天賞堂イクスピアリ店と同じく閉店しました。

 香港のミニカーメーカー ”Universal hobbies ”の製品のConstruction equipment keyring - Blister pack(建設機械)で、KOMATSUの公式ライセンス品です。キーリング部分を切り離せば、Nスケールで通用しそうです。KOMATSUのホームページで実物の機械の寸法を調べて、スケールがどのくらいか割り出そうと思いましたが、まだやっていません(-_-;)

 塗装済みメタル製でキーホルダーで使うので、無稼働ですが頑丈に造ってあります。

 
2011年追記・・・この当時はNゲージサイズの建設機械は外国製品を使っていましたが、2010年頃からTOMYTECを始めとして複数の会社からNゲージサイズの建設機械が発売され、建築機械の調達は劇的に容易になりました。


 まずベースはいつもの光栄堂のスチレンボード両紙つきの1o厚を使います。最初に地形の型紙を作り、それに合わせてスチレンボードをカットします。
 
 公園の遊具はTOMIXとアイコムから発売されていますが、いまいち私には楽しさが伝わってこないので、ここはやはり海外のキットに活路を求めます(^_^)



 使用するのはFALLERの”272568  Adventure playground”で、国内では高いので海外通販で購入しました。
 このキットにはテーブルとベンチ、くずかご、ブランコ、シーソー、、冒険小屋、砂場、機関車と客車などがセットされています。



 ドイツの遊具らしく、環境にやさしい木製の遊具で、子供達にも木のぬくもりが伝わりそうなキットです。
(パッケージの写真も楽しそうで、この辺は日本のメーカーも販促の為に参考にしてほしいところ・・・かつてはGMのストラクチャーキットには小林信夫氏のイラストがパッケージを飾り、レイアウト制作意欲に駆り立てられました)

 しかし、日本に於いては公園の木製の遊具は、2007年に岐阜の小学校で木製遊具が破損事故により児童13人の怪我、他に横浜の公園など全国のあちらこちらで経年変化により破損事故が起き、けが人も発生していることから、撤去、使用中止が相次いでいます。
 おまけに木製遊具の屋外での使用はメンテナンスが必要になることから、予算不足に悩む自治体からも敬遠され始めています。
 また木製遊具(電柱、鉄道の枕木も同じ)には、木材防腐剤としてクレオソートが加圧注入されています。現在クレオソートの健康被害が問題視され(ドイツの所属する欧州連合もクレオソート使用の木製遊具の規制が2003年から適用)ています。
 このようにすっかり公園の遊具として敬遠され始めた木製遊具に代わり、公園の遊具として全国の公園に登場したのは、金属と合成樹脂による色鮮やかな遊具で、日都産業 潟Lューブの製品が置かれています。

 
 そのような事情で、レイアウトに置く遊具も、木製でなく合成樹脂製に偽装(?)しなければなりません(^^;) それには塗装でそれらしくします。まずホワイトサーフェーサーを吹き付けた後、各種パーツをカラフルに塗装して組み立てました。この手の遊具は、月一度は息子を遊ばせるため公園に連れて行っているので、色のイメージはすぐ湧きます(^_^)



 今まで商業施設は極力、原色を避け淡い色調を重視し、地味な色調に心掛けていましたが、公園の遊具の塗装は、うって変わって原色の組み合わせになります。


 
 機関車と客車 木馬(左側:シーソーを改造) 冒険小屋(写真右側:滑り台を改造して取り付け)

 遊具の組み立てが終わったので、次回は児童公園の地面の製作を行いたいと思います。



 右側のプラスチックの塊は、公園に築山を作ろうと思い、Kibriのプラットフォームのエンド部分のジャンクパーツを組み合わせたものです。これを元に公園の築山を造るつもりです(^_^)


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