制作記#73
更新日2007年11月12日更新
2007年11月10日(土)KATO近郊型ホームのアクセサリーをめでる
プララジショー等で発表されていたKATOの近郊駅とホームのシリーズがついに10月25日に発売となりました。
もうすでに私のレイアウトには、駅とホームは出来ており購入する必要はないのですが、現代風のアクセサリーがてんこ盛りの「23-118 近郊ホームグレードアップセット 1,050円」はホームのコンビニ、待合室、売店(シールにより駅弁店、蕎麦店の選択可)、ホーム用エレベーターが付いていて、現代風の都市型レイアウトをやっている人間にとってもってこいの製品です。
これをKATOのホームを使っている新戸崎駅(高架駅)に使います。(TOMIXのホームには大きすぎて、ちと使えない)
すでに新戸崎駅のホームには売店、立ち食い蕎麦店、駅弁売店そしてホーム用エレベーターが置かれています。↓
この内、1.売店はコンビニに置き換え
2.駅弁売店は自作の物よりKATOの方がいいので置き換え
3.ホーム待合室も自作の物よりKATOの方がいいので置き換え
4.ホームエレベーターもTOMIXのスクェアビルのしょぼいエレベーターなので、KATOのに置き換え
5.立ち食い蕎麦店は、自作の物の方がいいのでそのままにします。
今回発売されたものは、いずれもモールドが細かく、リアルに造形されているので、これを生かすのにはシールだけに頼らずに塗装を施すべきでしょう。
どのストラクチャーも窓ガラスを簡単に外すことが出来るので、塗装は容易な構造になっています。
1.コンビニは全体をつや消しのクリーム色で塗装後、ドアと窓のサッシをシルバーで塗装、屋根上のエアコン室外機をカーキ色で塗装しました。
内部にTOMIXのコンビニのシールを貼って、陳列棚を表現します。
窓の見えるところに人形も配置しておきます。
コンビニ用に多くのグレードアップシールが付属しているので、これを貼ります。ドアや窓ガラスの下半分に貼るラインとスモークガラスのシールがいい感じです。ただしポスター類の印刷は写真でなくイラストであまりリアルでないので、自作のシールを貼りました。
2.駅弁売店は全体をつや消しクリーム色で塗装後、ドア部分をパープルで、そしてショーケース部分はシルバーで塗装してから、付属のシールを貼りました。
3.待合室はブラウン系の成型色ですがそのまま使うわけにも行かないので、レットブラウンで塗装後、サッシ部分はシルバーで塗装、屋根部分は”パフ”で塗装しました。
いずれもモールドが細かく、リアルに造形されているので、これを生かすのにはシールだけに頼らずに塗装を施すべきでしょう。
いずれのストラクチャーも窓ガラスを簡単に外すことが出来るので、塗装は容易な構造になっています。
4.ホームエレベーターも骨格部分はブラウン系で塗装されていますがかなり薄い色なので、分解してレットブラウンで塗装、ガラス部分の屋根はフラットブルーで塗装しました。
KATOの高架駅システムでは旧来の対向式のホームは使えず、島式ホームを対向式ホームに見立てて配置していますが、問題なのは屋根で、片流れ式でなくV字型の屋根になっています。今まで気になっていた点ですが、今回発売された「23-121
近郊形対向式ホームセット2,625円」なら高架駅に置ければその問題は解決します。
特に事前のアナウンスや、製品のパッケージに高架駅でも使用できるかどうか、まったく触れられていませんが、試しに1個購入して高架駅に置いてみました。
↓ 手前のホームが発売された「近郊形対向式ホーム」
すると、近郊対向ホームの側壁を外せば高架駅にも使えそうです。
これなら置き換えられると喜んだのもつかの間、この近郊ホーム下に降りる階段が付いていません(^_^;) 近郊駅の橋上駅のシステムに対応しているようです。
ここは下り階段付きのホームが発売されるのを待つか、自分で工作して下に降りる階段と、エスカレーターを取り付けるほかしかありません。
いずれにしても大がかりな作業になるので、ホームの置き換えは来年あたりに予定することにして、当面は近郊ホームとグレードアップセットに付属するアクセサリーで、既存のホームをグレードアップするのに留めます。
最初に手がけたのが、車掌が使用するホームモニターで、RMMのプログを見たとき私もやろうと思って、やらなかったことが今回実現しました。
クリーム色で塗装後、モニター部分はブラック、ホームとの接続部はクロームシルバーで塗装後、ホームに1.5oのピンバイスで穴を開け設置しました。
ホームには自販機もちゃんと今風の空き缶用ゴミ箱が付属したタイプの物が付いています。これもホワイトサーフェーサーを吹いた後、色差しとシールを貼りました。 シールは付属の物も出来はとてもいいですが、今回は市販のものを使いました。
ベンチも今風のものが付属しているので、順次入れ替えていきたいと思います。材質も従来のKATOやTOMIXのものと違って、塗装しやすい硬質なプラスチックになっているのもありがたいです(^_^) それとテロ対策用のシースルー型の分別式ゴミやATOS(=東京圏輸送管理システム)の出発時機表示器など、JR東日本の駅を忠実に再現してあります。
駅舎としてJR総武本線の物井駅をプロトタイプとした「23-122 近郊形橋上駅舎4,830円」は買いませんでしたが、「23-123 近郊形橋上駅舎拡張セット2,625円」は購入しました。これにエスカレーター付きの階段があるので県庁のビルにスカイウオークを造るときの材料にしようかと思っています。ただしパッケージが大きすぎて持ち帰れず模型店に預けており、まだ手許にありません(^_^;)