制作記#71
更新日2007年10月25日更新
2007年10月20日(土)オーバークロス道路の工事 #4
(路面の作成・鉄路柵の設置・ポイントのウェザリング)
オーバークロスする高架道路の路面はを顔料プリンターで印刷し、水で溶いたヤマト糊で両紙付きのスチレンボードに貼り付けました。
これに堤の部分や、橋桁の工事を行わなければなりませんが、その前にもう少し下の地面を仕上げます。
前回、駐車場にした部分に植え込みを設け、街灯を4本ほど建てた後に、自動車を並べました。
街灯はFALLERの「街灯セット」(272542)を使用しました。歩行者用の街灯がアソートで入っています。
高架道路の歩道部分にも、街灯として使う予定です。
脇を通る線路はTOMIXの旧式の線路ですが、脇にKATOの複線プレート線路の脇の部位分を切り取って貼り付けてあります。その部分が少し目立っているので、いつもの七難隠しの手段として、KATOのファインフォーリッジのライトグリーンを、フォーリッジ1:ヤマト糊1:水1でブレンドして、境目を隠すように草を蒔いていきます。
パーツや地面として貼った紙に隙間が出来ていると、そこも草を蒔いて隠して行きます(^_^;)
線路際には、KATOの複線プレート線路付属の鉄路柵を設置します。以前はコンクリート製の鉄路柵はGMの製品しかなかったのですが、KATOの方が好きです(時代が違いますが・・・)
鉄路柵はコンクリート製なので、モデラーズの”インテリアグレー”のスプレーを吹き、軽くエナメルの”フラット・ブラック”を薄めたもので、ウォッシングしてあります。
ついでにポイント周りのウェザリングも行いました。ポイントの駆動部周辺は注油により黒く汚れています。本当はエアブラシでフラットブラックを吹けばいのですが、エアブラシを用意するのが面倒なので筆によるウェザリングを行いました。
前回も書きましたが、この部分のポイントは一回故障したことがあって交換したことがあります。
このポイント、あまりいい場所でなく、勾配の昇り始めのところに設置してあり、若干傾斜しています。このポイントは当初のレールプランにはなかったもので、9両編成の列車を停めるプラットホーム(1番線)を増設する為にポイントを追加しました。
TOMIXの曲線ポイントを使えば傾斜部にポイントを設けなくても良かったのですが、このレイアウトを作る前の習作レイアウトで曲線ポイントは作動不良、特定の車輌の脱線が起こったので曲線ポイントは避けました。
さて、ウェザリングですが、電動ポイントは駆動部分があるので塗料による作動不良が生じないように、速乾性のあるクレオスのラッカー系の”フラット・ブラック”を溶剤で薄めたものを使おうと思いましたが、経年変化で揮発してカラカラになっていました(>_<)
やむを得ず、一番速乾性のないタミヤのエナメル塗料の”フラット・ブラック”を溶剤で薄めて、ポイントの駆動部付近に塗った、というよりもポイントやバラストに染みこませました。
ここのポイントは一番交換しやすい場所にあるので、ウェザリングして駆動部がおシャカになってもいいくらいの覚悟でやりましたが、乾燥後無事にポイントは転換するようになりました(^_^;)