制作記#68
                            更新日2007年10月10日更新      

2007年10月6日(土)オーバークロス道路の工事 #3 (地面の作成)
      

 今現在、オーバークロスの高架道路を造っていますが、高架道路が出来る前に、その下の地面を完成しておかなければなりません。
 この駅前通りと線路に囲まれた扇状地の利用計画は
1.高架道路
2.生命保険会社ビルと駐車場
3.交番
4.ロゴス百貨店の商品搬入口

 です。
 一番多く占めるのは高架道路ですが、その次には駐車場です。
 特に駐車場は貴重な存在で、雑誌などxで都市型レイアウトと言えば、ビルなどのストラクチャーをびっしりと並べたくなるのが人情です。
 しかし、実際の都市では駅前といえども、車社会の現代では駐車場はけっこう目立ちます。
 KATOやTOMIX、NOCHからベース付きの駐車場が発売されていますが、少し狭すぎて使う気にならないので、パソコンの”一太郎&花子”で作画して、プリントした駐車場にします。

 余談ですが、本当はここに駐車場ビルを造ろうと思っていました(^_^;)
 タワー式の立体駐車場はグリーンマックスより発売されていますが、造りたいのは自走式の立体駐車場です。
 このタイプの立体駐車場のキットはNスケールでは発売されている商品は現在のところ見あたりませんが、Vollmerのキットで駐車場ビル(Parking Garage)が発売されています。(けっこうHOスケールでは、日本型のレイアウトでも使える近代的なオフィスビル、マンションが発売されています)
 このHOの立体駐車場をモチーフに自作の物を造ろうと思い、ラフに設計図を書いたところ、このレイアウト上の百貨店やビルを含めたストラクチャーよりも巨大なものとなることが判明し、レイアウトのバランスを欠くことになるのでやめました(~_~;)


 前置きが長くなりましたが、地面作りに取りかかります。
 以前、製作記46で移動した「CIC生命ビル」と交番の駐車場は、ライン等を「一太郎&花子」で作画します。


 
 道路の車線や、駐車場のラインをレトラ・テープなどやると現物合わせで簡単に作成できますが、ラインが曲がったり、経年変化でテープが剥がれる可能性があります。またパソコンで作画すれば正確に細かいものが作れる利点があります。どちらが楽かと言われれば、私はパソコンの方が楽です。

 かつてシール用紙にプリントして、地面に貼り付けていましたが、シール用紙だと貼る位置がズレて貼り直しを使用とした場合、貼り直しは非常に困難です。 最悪の場合、シール用紙が破けてしまいます(>_<)
 そこで今やっている方法は、レイアウトボードのベニヤ板にヤマト糊を塗って、プリントした紙を貼り付けます。
 貼る位置が誤ってズレた場合には、正しい位置まで楽にズラすことが出来ます(^_^)



 木のベニヤ板とプリントした紙がヤマト糊で接着出来るのであろうかと、疑問を持たれるかも知れませんが、障子や襖のように木と紙が綺麗にしっかりと何年も接着されているのを見れば、たちどころに納得し、何度もうなずくことになるのは言うまでもな・・・・・
 

 
 今回の場合、プリントされた紙を貼る部分に先に線路が敷かれているために切り取らなければないので、ボールペンで2、3回往復されれば簡単に切断出来ました。



 地面が出来ましたので建物を配置し、今後は建物周辺と駐車場の外構工事を実施する予定です(^_^)


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