2007年7月14日(土) 高層ビル躯体工事現場の作成#3・ブルトーザーの組立
工事現場の上部を作ってみます。私の場合、ストラクチャーのビルの屋上には、こだわりがあり、それはレイアウトを上から見たときには屋上が目立つので、何かと置きたくなります。
車輌キットを作るときも同じで、レイアウトで運転したときに目立つ、ベンチレーター、クーラー、パンタグラフ周りは塗装でこだわりますが、ろくすっぽ見えない床下や台車などは、実車と違っていても、まったく気にしません(^_^;)
工事の最上部の床に機械を置きます。 工事現場で見てみると何やら機械が置かれているので、これも前出の「北海油田」のリグのキットのパーツを切り出して置いておきます。
電気溶接の機械にしては大きすぎるかもしれませんが・・・
作業員が登る金属製の階段も付けておきます。これはかつてエッチング販売店だったwaco.jpさんより試供品でもらったものです。
作業員の人形も配置しておきます。今回はTOMIXの「ザ・人間シリーズ」の「工場の人」とWoodland Scenics社の作業員の人形を塗り替えた物です。
「ザ人間」シリーズの人形はPVC製なのでふにゃふにゃと柔らかくポーズ替えや塗装がたいへんかと思いましたが、タミヤのエナメル塗料は難なくのりました。
鉄骨を誘導・据付する作業員を青ヘルメットに、溶接する作業員を赤ヘルメットにして配置してみました。
鉄骨の上にも作業員が直接載っていますが、実際にはこんな危ないまねはしないと思うので、工事足場を組んで置きたいと思います。 工事足場はホビダスのエッチングパーツで、現在発注中です。(他にもアイコムのエッチングパーツで工事現場に相応しい物が出ているので、これも発注中)
前回取り付けた工事用のシートに、ビルの建築現場に工事業者名や高層ビルの名称の垂れ幕をパソコンで製作して貼り付けておきます。
また建築しているのはJV(ジョイントベンチャー・共同企業体)ですが、7月8日にJNMAで浜松町で見かけたビルの建設現場で東○建設の社名の垂れ幕がいいアクセントになっていました。
その意匠を参考に1社の社名の垂れ幕も作って貼ってみました。
ブルトーザーの組立
工事現場の地面に配置する車輌も少しずつ用意しています。
敷地内に盛り土をする土砂を運ぶダンプカー、土を寄せるブルトーザー、土を盛りつけるショベルカーなどを揃えます。
今回はかなり前に買ったGHQ社の1/160のブルトーザーを作ることにしました。(同時に買ったM1戦車のキットは食玩で同じ物が出たのでお蔵入りです)
このキットはメタル(錫鉛の合金)製で、GHQ社は以前から1/200のミリタリー関係のゲームの駒で使う戦車や装甲車の模型で有名ですが、1/160のNスケールの車輌もいくつか出しています。
これも塗装するので組立前にプライマーを吹いて、塗装がのりやすい皮膜を作ってから色を塗ります。
色は定番のイエロー系にしようかと思いましたが、仕事で工業団地に行った際、資源国や新興国に対する輸出で今や絶好調の工場の脇を通ると、青系統の塗装の機器が目立ったので、今風の青系統で塗装することにしました。
アサヒ・クリエイティブスプレーの”ピーコック・グリーン”を吹いた後、エンジン・排気管・履帯をフラットブラックで塗装してから、組み立てました。
接着は瞬間接着剤を使うのが定番ですが、何かの拍子に取れてしまう瞬間接着剤は好きでないので、いつもの透明ゴム系ボンドを使います。
メタルキットにしては非常に合いが良く、ゆがまずに組めた好キットでした。
最後に工事現場でのブルトーザーは、泥やホコリで大いに汚れているので、ウェザリングをします。 タミヤアクリルの”パブ”をドライブラシの技法で叩き付けるようにのせていきました。
同様に他の工事車両もウェザリングしていきます。ダンプなどはタミヤの”ウェザリングステック”を使用しました。
工事車両も揃ったので、次回はこれらを置く工事現場の地面を作ってみたいと思います。