制作記#58  
                             更新日2007年7月9日更新            

2007年7月7日(土) タワークレーンの制作 #3
               高層ビル躯体工事現場の制作 #2

  前回、鉄骨だけだった工事現場にシートとタワークレーンを取り付けます。



  クレーンに操作用のケーブルを取り付けました。
 キットにもケーブル用に細い紐が付いていますが、実物のクレーンのケーブルと比較するとかなり太い感じになってしまうので、手芸店(ユザワヤ)で購入したメタリックブラック色の手縫い糸を使って、ケーブルを張りました。 ケーブルの張り方はGoogleの画像検索で実物を見て参考にしました。
 滑車へ糸を付けるときは、透明ボンドを極少量付けて貼り付けてあります。
 糸を張りましたが、まったく目立ちません・・・ まあ、実物のワイヤーもよく見えませんから・・・・・・
 
 クレーンは出来上がりましたが、クレーンを工事現場に据え付けなければなりません。 工事現場のクレーンは建物内部に付けられているものと、外側に付いている物がありますが、大きさが大きいので外付けにすることにして支柱を継ぎ足します。
 支柱はEVERGREENのプラ丸パイプ12o径を継ぎ足しましたが、タワークレーンがどのように据え付けてあるか、さっぱり判らなかったので、実物のタワークレーンを見に行きました。家の周りを見回すと近隣だけで4本もタワークレーンが立っています。
 一本目はトラス型の柱の上に載っているので、私がやろうとしているパイプ型の柱なので他の場所に回るとパイプ型の支柱がありました。 設置されているのは、ただの地面に十字型のプレートが置かれているだけで、もっと重厚な基台の上に載っているかと思っていましたが、意外に簡単な土台でした。
 その代わり、支柱が何カ所かビルの鉄骨と連結されていました。 一応その模様もプラ板で再現しておきます。



 また、クレーンに資材をぶら下げてみます。 キットには何故か吊り下げるフックが付いていなかったので、真鍮線をラジオペンチで曲げてプラ板に貼り付けて自作しました。
 ぶら下げる大きな鉄骨はキットのものを使い、糸を使ってワイヤーで下げているようにします。
 工事現場のすぐ脇を鉄道が通っており、誤って鉄骨を落下させたら大惨事になる可能性があります(広島のアストラムライン工事における事故がトラウマになっている)が、安全第一で行きましょう(^_^;)   実際の工事現場で見たように、クレーンで吊り下げている鉄骨の一端にはロープが結んで垂らしてあって、下から鉄骨を誘導出来るようにしています。


 実際のビルの工事現場を見てみると、鉄骨がむき出しになっている例は少なく、たいていは全体を工事用シートやネットなどで覆っています。 ましてや前回作った鉄骨の組み方がまったく適当なので、それを覆い隠す効果もあります。



 この工事用シートに使うものは、ナイロンの布地やビニールファイルや、台所の三角コーナー用のネット、ビニール製の書類入れなど、いろいろとDIY店や百円shop、手芸店を渡り歩いて候補になる物を取りそろえましたが、最終的にはDIY店で購入した防虫ネット(網戸用)で、一番目の細かい26番(1インチ四方あたりマス目が26個)のネットを使うことにしました。
  けっこう防虫ネットを直線に切断するのは、ハサミでもカッターでも難しく、うまくいかなかったので、事務用のローリングカッターで切断しました(^_^)
 切断した物を鉄骨に貼り付けて、鉄骨全体を覆いました。狙いは中の鉄骨が透けて見えるということですが、しかしネットだと透けすぎで中ががらんどうだということがばれてしますので、百円ショップで購入した糸目入りのファイルを最初に貼り、その上にネットを貼るようにしました。

 今後は工事現場に機械を配置したり、作業員を配置してみましょう(^_^)


 

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