制作記#57    
              更新日2007年6月30日更新    

2007年6月30日(土) タワークレーンの制作 #2 
                高層ビル建築現場 #1

  前回、赤と白で塗装したクレーンとタワーの組み立て作業を継続します。
 


 クレーンの方は、クレーンの本体というか、カウンターウエイトの付いた操縦室部分を組み立て、タミヤアクリルの”フラットレッド”と”フラットイエロー”を混色して造ったオレンジ色をエアブラシで吹きました。 その後、極薄に薄めたタミヤエナメルの”フラットブラック”でウオッシングして落ち着いた色調に整えました。


このクレーンを単体でレイアウトに置くわけにはいきません。活躍の舞台となるような場を設けてあげなければなりません。
 この手の大きさのクレーンが街中で活躍するとなると、高層ビルの工事現場が最適化と思われます。従来の私のレイアウト製作の基本方針は、工事現場を作らないでした・・・・ 何故ならば、工事現場をレイアウトに造るとレイアウトを楽しんでいる期間、何年でも10年以上でも未完成の工事現場が続くことになるので、工事現場は避けてきました。
 しかし、ホビダス(RMM)のオリジナルエッチングパーツの工事足場を購入し、組み立てたのと、今回のクレーンの導入で”工事現場を作らない”という方針は撤回することにしました・・・・(^_^;)
 
 クレーンが高層建築用のクライミングクレーンであるのと、大きさもかなり大きいので、クレーンに相応しいいような工事現場はかなり面積を占めることになります。
 レイアウト建設開始当初は、どのようにして線路の部分をのぞいたベニヤ板平原を埋めるか悩んでいましたが、いまや駅前広場と大通りが面積を占め、その脇に大型のストラクチャーが展開して、もはや新なた大型のストラクチャーを置く場所がありません。
 今回も高層ビル建築現場用敷地獲得のために、既存のストラクチャーを再配置する必要が出てきました。
 いろいろ検討したところ、「バークホテル」の隣の、「リンデン・ショッピングセンター」と「シネコン」が移転可能なので、その場所を高層ビルの建築現場とすることにします。



 現実の都市と違って、レイアウト上の都市の場合、建物の立ち退き、撤去が容易なので、街造りが容易で助かります(^_^;)
 しかし、すでに「戸崎中央消防署」を始めとして、いくつかのストラクチャーが追い立ても食らって、レイアウトから退場しています。それでは申し訳ないので後日、少しレイアウトボードを拡張して、退場をねがったストラクチャーたちを復活させようかと思っています。 

 建築場所が決まると、いよいよ高層ビルの建築現場を作るにあたって、材料は「北海油田」のリグのキットに、高層ビル以外では使わないだろうと思われるほどの、太くて大柄な鉄骨のパーツが豊富に用意されているので、それを使うことにします。
 工事現場の隣には、14階建ての「バーク ホテル」が建っており、この高さを超えると、せっかく建てたホテルの存在感が希薄になってしまうので、高層ビルの建築現場といえども、まだ始まったばかりの低い高さにします。



 工事現場のベースは「北海油田」のキットに入っているルーフのパーツを、グレーサーフェーサーを吹いてから、”ジャーマングレー”を薄く吹いて汚しをかけています。
 鉄骨は”ダークグリーン”を吹いたのをビルの鉄骨のように、切った貼ったしていきます。私には建築の構造等の素養が全くないので、建築に詳しい人が見れば変な骨組みにしか見えないと思いますが・・・・・
 かくして、永遠に完成しない建設工事現場の建築が始まりました(^^;)
 次回はシートやクレーンを取り付けたいと思います。


 

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