制作日記#49 
                  
  更新日2007年5月2日更新    

2007年4月28日(土)   (枝駅周辺) 踏切周りの整備
 
  
 今回は、踏切周りを少し整えました。いつもの都市型レイアウトの”戸崎駅周辺”は、都市交通の円滑化のために立体化して踏切を全廃することにしたので、久しぶりにセクションレイアウト”高枝駅周辺”の踏切に手を入れます。



 ただ手を加えるとしても、この踏切はKATOのユニトラックの”自動踏切”で、動く楽しさを求めて設置しましたが、形はリアルさにほど遠い物になっています・・・・
 列車を走らせてみると、音や動きがあって非常に楽しいのですが、画像で見ると、異常に太くて、黒いプラスチックというのがありありと(-_-;)・・・
 自動踏切セットの音や動きに飽きたら、自動踏切の警報機は簡単に取り外しが出来るので、”グリーンマックス”の”踏切”の警報機に交換しようかと思っています・・・・


 さて、今回行ったのは、電化された路線の踏切において、ほぼ必須となっている、”高さ制限”です。 

 電化されていれば線路の上には架線が張っているので、高さ制限を越える車両が踏切を渡ると、架線に接触、切断という事故につながります(もちろん2万ボルトの架線に接触した方も危険であるのは言うまでもない)。
 たいていの踏切の直前にはアングルのガードや、ワイヤーが張ってあり、架線を防護しています。普通は架線に接触するような高さの車両は公道を走るなんて!まさかと思いますが、現実に踏切で引っかかるのは、パワーショベルなどを載せたトレーラーや、クレーンのアームを下げ忘れた工事用車両が踏切で引っかかったりしています。
 
 さてレイアウトの踏切に高さ制限を設けるわけですが、これは製品化されていないので、自作することになります。
 実物の踏切をいくつか観察して、支柱はプラ棒で作ることして、ワイヤーはどうするかと考えました。糸を張るか、伸ばしランナーで極細のプラ線を作るか、0.3oのニッケル線を使うか・・・ 迷った結果、ハシゴの部品を使うことにしました。
 ハシゴを横にして、アングルにしますが、そのままだと縦の桟が多くなってしまうので、3つの縦桟に付き2つ切り取って、3分の1に間引きしました。
 
 実物に支柱の上に補強の為にワイヤーが張ってあるので、それは0.3oのニッケル線を使いました。
 そして高さ制限のワイヤーやアングルには、「高さ制限4.5M」の掲示を掲げます。どの踏切にいっても「4.5M」となっているので、法規で決められているのかと調べましたが、県の公安委員会の道路交通法施行細則に、指定の道路を通過する車両の高さの上限は4.1mと定められたものしか見つけられませんでした・・・



 この「高さ制限4.5M」の掲示はシールを使いました。
 前回に引き続いてこうゆうマニアックなシールを用意してくださっている”机上のトラベラー”さんのWebから”素材置き場”より手に入れ、プリントしておきました。
 他にも踏切周りに使えるシールがあるので、それも使います。

 久方振りにセクションレイアウト”枝駅周辺”を手掛けました。
 都市型レイアウト”戸崎駅周辺”の習作として作ったものですが、ガラス戸の付いた棚の中にあるので、ほぼメンテナンスフリーでいつでも運転できるこのレイアウトも、けっこう気に入っております(^_^)



     枝駅の駅前風景







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