レイアウト制作日記#32 更新日2006年12月11日更新 TOPへ
2006年11月25日(土) 高架線路の加工 #2
今回は前回の続きで、側壁を除去した後、「インテリア・グレー」で塗装したユニトラック曲線高架線路に手摺を取り付けました。
側壁を除去し手摺にしたのは、25年くらい前にTOMIXが初めて道床付きのレールを出したときの高架線路の雰囲気を出してみたかったのと(旧製品はなかなか感じは良かったのですが、お座敷運転で線路を組み立てる際、手摺が折れやすかったので、今の側壁仕様に変わったようです)、他の高架線路がすべて側壁になっているので、変化をつけてみたいこともあります。(ただ、実物は防音の意味で、コンクリートの側壁に変わってきていますが・・・)
以前、高架線の手摺をプラ棒で自作しましたが、今回は市販品を使いました。使用した手摺はヨーロッパ製のを使用したかったのですが、いつも個人輸入している店の在庫が切れていたので、国内で手摺を調達しました。
使用したのは津川洋行の「鉄柵LA-41 10枚入り 525円」で、高架橋の柵として使用するには、長さが短いのと、線が太いことがありますが、オンラインで直接メーカから購入出来るので、調達して使用してみました。高架線路1本につき柵を6本から7本使用しました(^_^;)
この柵、4カ所もバリが目立つのでカッターで削り、柵に連続性を持たせるため一方の端の縦線をカットしました。 そして近所のJRの高架線の手摺をまねて黄燈色(オレンジ)で塗装してから接着剤で取り付けました。 曲線高架線路なので、手摺も少し手でRをつけてから付けたのですが、硬質のプラスチックを使用しているのか、ポキポキ折れるのは参りました。(かといってTOMIXの手摺を使うと、柔らかすぎて塗装が出来ない・・・)
作業を終えて、試運転列車を運行してみましたが、今まで通過不能であった外国型の2階建て列車がすべて通過可能になりました。 4年間の胸のつかえがおりた感じです(^_^)
従来の側壁よりも、柵の方が外側に付けた2oのプラ棒の上に接着した分、それぞれ1o強ほど外側になったため、25m級強の外国型車両がC282の曲線高架線路を無事に通過することになりました。
また、レールの塗装と架線柱を立てたいところですが、レールの塗装はエアブラシを使用するので、他の区間を塗装するときに、まとめて塗装することにします。
架線柱は、まだこの高架線路の下をこれから仕上げるので、架線柱なんぞ取り付けたら作業の妨げになること必至なので、後ほど取り付けることにします。
これからは、高架橋の下の地面や、マンション、ファッションビル周辺の整備にかかる予定です。 建物周辺の外構工事と同時に、道路、歩道も整備するので、現在、「一太郎」と「花子」で道路などの下書きを描いて案を練っています。
現在、下書きをレイアウトに置いて、白線の位置をストラクチャーの配置位置や、隣接道路とのつながりを確認しています。 これから下書きを何度も修正して道路、歩道を完成に近づけていきます。 しかし実際の道路と同じように、白線、点線、矢印などの道路標示を多く盛り込むので、これまた完成まで時間がかかりそうです(^_^;)
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