レイアウト制作日記#19 更新日2006年8月20日更新 TOPへ
2006年8月12日(土) 人形の塗装〜公務員の人たち
都市型レイアウトと名乗るだけに、賑わいを演出するために、街全体が未完成な割には、来街者の人数は多くなっています。 人形には力と予算を投入しています。
セクションレイアウトの「高枝駅周辺」の人数を調べたら、約270名ほどいました。 「戸崎駅周辺」を数えたら1,000を超えたところで、勘定する精も根も尽き果てたのでおよその数で1,500名は超え、まだ2,000の数には届かないみたいです。 100円ショップでカウンターを買ってきて、一度、商工会議所よろしく戸崎駅周辺でもきちんと来街者調査をやってみようかと思っています(^_^)
また今月、久しぶりにアメリカに車輌とストラクチャーの発注をしましたが、人形も頼みました。
人形はドイツ製が多いのですが、ほとんどはアメリカから輸入しています。円もドルもユーロには最近めっきり力が弱くなっていますが、Nゲージの車輌に関しては、ヨーロッパ製のものはアメリカよりも日本の方が安いのではと思うときがありますが、人形だけは(ストラクチャーも)アメリカの方が安いところがあります。(数がまとまれば送料や消費税等を払っても)
人形は数がほしいので、Prizerの無塗装人形を塗装したものが半数以上占めていますが、無塗装人形だけだと、ポーズがマンネリになるので、無塗装セットに入っていない比較的新しい人形セットを買い求めたのと、60体約$50という、やや塗装に手を抜いた廉価版の人形セットを購入しました。 ざっと150名の人形は、塗装課程のボックスに移動してリペイントを行う予定です。
今回は、お盆休暇前の軽作業として、人形の塗装を行いました。
人形の塗り替えは楽しいもので、私が人形の塗装にこだわるのは以前も書いたように、市販にない人形がほいいのと、市販の人形の服装が日本の現在の情景にあっていないと感じたからです。
塗り替えの手順は制作日記1で記した通りです。
完成した人形達は、性別や年代、職業などのカテゴリーに区分して、整理しておきます。レイアウトの場面に応じた人形を配置していきます。
人形の固定は、Woodland Scenics 社のアクセントグルーか、コニシ(株)の透明ゴム系接着剤のボンドGクリヤーを使っています。 人形のスタイルやポーズの関係で、きちんと立たない人形がある場合には、単三乾電池を治具として、人形を立てます。
何だかんだといって、塗装した人形の在庫も増えてきました。 完成したものを少しずつ、場所に応じた人形を配置していきます。
全部を紹介できないので、このレイアウトの特徴?として公務員(特別職も含む)が結構多いので、それを紹介いたします。ご笑覧下さい(^_^)
市街地における交番勤務員の移動手段の王道?である自転車に乗った警察官です。
これはKATOのジオタウンシリーズの「警察官」の人形を夏服半袖にしました。(もとはワイシャツ姿ですが)
ホテル前の交差点に立つ警察官。
これもジオタウンシリーズの「警察官」の人形を夏服半袖にしたものです。夏服なので、エポレットと右袖に識別章(都道府県ごとの)を紺色を面相筆で書き入れ、帯革周りの装備品と署活系無線機なども黒色で書き入れました。 階級章や識別章などはエナメル塗料の金や銀を爪楊枝で点書きしてあります。
ペデストリアンデッキの上にも警備の警察官が・・暑そうです。
新戸崎駅のホームのは、鉄道警察隊員が2名、警乗する列車を待っています。
スクーターに乗った郵政公社職員(まだ公務員です)
KATOジオタウンの「郵便配達」の人形を夏服にしたもの。
以下は、「高枝駅周辺」から |
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110番通報を受け、高枝駅前に現着した玉川3号。 運転手がクラウンのパトカーから降り、周辺警戒をする中、相勤員(右側)が署活系無線機で、署に現着報告を行っています。
春先なので、二人とも活動服を着ています。
この警察官はWoodland Senicsの警察官の人形を塗り替えたものです。元は右側のはドーナッツを食べている人形で、左側は警察犬を連れていた人形です。パトカーはKATOのクラウンの塗り替え。
スクーターに乗車した交番勤務員。活動服に乗車用ヘルメットを被っています。
これはKATOのスクーターに乗った郵便局員の塗り替えで、ハンドルの前に付いていた鞄を取り除き、ハンドルをプラ棒で作り直してあります。
他に、スクーターに乗った配達のおじさんを夏服の警察官に仕立てたのもああります。 まだレイアウトには配置していませんが、夏服には郵便局員よりも、配達のおじさんの方が向いています。
陸上自衛隊員。 鉄道で駐屯地最寄りの駅まで移動してきて、部隊から迎えのマイクロバスを待っている風景です。
JR外房線の木更津駅前で見かけた情景をモデルにしました。 木更津には陸自の駐屯地(飛行場)と空自の(補給)基地があります。
諸外国と比べて、日本では制服姿の自衛官を見る機会は非常にまれですが、以前、北海道に行ったときに何度も制服姿の自衛官が、鉄道を利用して移動する自衛官を見て驚いたことがあります。
Prizerの無塗装人形セットを購入していると、駅員の人形がかなりたまります。 駅員や警備員にも仕立てましたが、まだかなり余るので、自衛官にしました。 出来れば海上自衛官にしようかと思いましたが、海自はダブルの黒の制服ですが、人形はシングルなので陸自の隊員にしました。(航空自衛隊にすると駅員にしかみえないから・・・)
91式冬制服に塗装して、右袖に部隊章を書き入れ、階級章や職種章、金ボタンなどは爪楊枝で点描きです。