レイアウト制作日記#6 2005年8月〜 更新日2011年4月19日更新 TOPへ
2005年 8月13日(土) バス停の制作 (4面電照式標識)
2005年 8月14日(日) 番外編 観閲式用高機動車の制作
今回はレイアウト作成の寄り道で、9月に行われるミニ観閲式の参加車両の先頭に立つ、観閲部隊指揮官の搭乗する高機動車を作成しました。
本来ならば観閲部隊指揮官が座乗する車両は新73式トラック(三菱パジェロの陸自バージョン)ですが、製品化されていないので、高機動車(トヨタ製)で代用しています。
使用したのはアイコム製のマイクロギャラリーシリーズの高機動車で、ダイキャスト製の塗装済半完成品で、エッチングパーツが付いています。
本来はまもなく発売される「ヘリボーンコレクション2」の「OH-6」に付属の高機動車を使用する予定でしたが、発売予定が9月26日頃というので間に合いそうもないので、今回はアイコム製を使用しました。
高機動車に2色迷彩を施し、人形を載せました。
車両にはドライバーと、助手席に観閲部隊指揮官の普通科連隊長が挙手の敬礼をしています。(この場合、部隊で敬礼しているので挙手の敬礼をするのは指揮官のみ) 後ろに旗手が載り、指揮官の敬礼と同時に部隊旗(これは連隊旗)を垂直の位置から水平にして敬礼を行います。(戦前の帝国陸軍の連隊旗は天皇陛下から直接、授かったものなので神聖化されていましたが、陸上自衛隊の連隊旗は部隊の備品の一つに過ぎないので、神聖化されることもなく連隊旗御自ら受閲者に敬礼します)
受閲者は第16旅団長と戸崎県知事、戸崎市長と並んでいます。制服を着た旅団長は挙手の敬礼で答礼し、文官である知事はタキシード姿で帽子を胸に当てて答礼しています。
挙手の敬礼をしている指揮官は、KATOのジオタウンシリーズの「警官」の人形の塗り替え、他の隊員はTOMIXの「駅員」の塗り替えです。
アイコムの高機動車の欠点はコストと、運転席側面の窓枠が開いていない(黒く塗装)ことです。
今回の日記を作成して写真を見てみると、観閲台上の自衛官が1名ひっくり返っていたり、高機動車のパーツの取り付けが誤っていたりと、不完全な写真になっていて、申し訳ない限りです<(_
_)>
9月にはまたこの大通りで、ミニ観閲式が行われる予定です。
2005年 8月20日(土) バス乗り場の制作 #1
ペデストリアンデッキ下のバス乗り場を半分だけ作成しました。
↓大通り側から見る
「花子」で作成したバス乗り場をシールにして1o厚のスチレンボードに貼り付けました。
(バス乗り場に使ったシートはシール用紙で、左端のめくれている歩道はただの上質紙に印刷して仮置きしているものですが、同じカラーレザープリンターで印刷しても、紙質によってだいぶ色調が異なります)
スチレンボードの切り口は白く目立つのでダークグレーで塗りました。 右側のペデストリアンデッキに通じる階段はスクラッチなので、若干ズレがあります(>_<)
ベンチ、バス停、シェルター、ゴミ箱、植栽を配置後、バスを待つ人々を配置します。 7月中に塗装した人形のストックを350人ほど積み増ししたので、配置する人形を選択する楽しみがあります。
↓駅側から見る
シェルターはkibri製のプラットホームの屋根を横に2つ繋げたものですが、ヨーロッパ製のキットゆえ透明パーツの厚さが凄いので、それを隠すのと乗客の日除けの為に「クリアースモーク」のスプレーを吹き付けて着色しました。
(この写真を見て、バス乗り場に照明設備がないのに気づき、透明ビーズを利用した街灯を現在作成しています)
2005年 8月28日(日) バス乗り場の制作 #2 歩道工事 #2
バス乗り場の制作 #2
先に制作したバス乗り場の残り半分を制作しました。 作り方は前回と同じで、ベースになるスチレンボードは(株)光栄堂の「スチレンボード 両面紙つき」の1o厚を使用しています。このスチレンボードは紙つきのため、シールプリントの用紙が貼りやすく、また信号機、電柱や標識灯を垂直にきちんと立てるのは、けっこう難しいものですが、このボードは穴を開けて差し込むのに充分な強度が確保され、きちんと信号機等が立てられます。
しかし、特に街路灯を取り付けると、道路の自動車を並べようとすると、背の高い街路灯に手が当たり作業がしづらくなります。 この写真でも手が当たったのか一番手前の街路灯が少し傾いています(>_<)
前回のバス乗り場にも照明を付け、人形も少し増やしてみました。
歩道工事 #2
歩道もバス乗り場と同様の方法で作りました。 歩道に街路樹を植え、信号機、道路標識等を立てます。これらはジオタウンシリーズを使用し、実際の大通りを参考にすべてダークブラウンで塗装して街並みを落ち着かせています。
大通りですから当然、電線の地中化は終了しているので、電柱は立てずに歩道上に電力関係の地上設備を置きます。
街路樹は地元の商店会や町内会の希望で樹の種類を選べて、地方自治体に申請するそうですが、このレイアウトで使用した街路樹は「イマジン」製の広葉樹で、イマジン製品を多量に抱え在庫処分の為に7割引で販売している模型店と、多量に街路樹を欲している私との間の利害が一致し、安価に街路樹を調達することが出来ました(^_^)
樹木の幹が針金をよじってあるので、それを隠すために幹には糊で溶いたブラウンのカラーパウダーを塗り付けて、幹を太くしてあります。
※しばらくは駅前広場周辺と大通りの整備に力を入れなければなりませんが、ストラクチャーを作りたいたいという欲求には勝てずに、現在、銀行、シティーホテル、書店、映画館を外国キットの改造から手がけています(^_^)
※2011年追記・・・・2005年から6年経過して現在の街並みと比較すると、だいぶ5年間の間に変化したなと感じます。
上記の写真のビルも、ホテルを立てるために撤去して、箱にしまわれています。
街路樹などのレイアウト上の樹も、建設当時において最善のものを調達しております。 この当時はイマジンの樹を使っていまして、今でも一部の店頭にイマジンの樹を見掛けると懐かしくなります。
今(2011年)現在、最上の樹と思っているのはJTT treeなので、最近はこればかり使っています。
2005年 9月10日(土) 銀行 文具店ビル 生保ビルの建築
バス乗り場・タクシー乗り場の制作 #3
銀行・文具店ビル・生保ビルの建築
しばらくバス乗り場や歩道の整備が続き、ストラクチャーを作りたいとの欲求不満が溜まったので、今回はストラクチャーを3棟仕上げました(生保ビルだけは看板が未貼り付け)
戸崎銀行駅前支店
都市の駅前の「三種の神器」は、「大型店舗(百貨店)」 「シティーホテル、ビジネスホテル」それに「銀行」と言うことで、都市銀行を4行くらい、地方銀行を3行くらい置きたいのですが、まずは地元を代表する地銀の「戸崎銀行駅前支店」を置いてみました。
KATOのジオタウンシリーズ「オフィスビル」を全面塗装後に、ウェザリングを施したものです。
ビルの内部がよく見える構造なので、6階には机と椅子にあまった人形を置き、他の階はガラスの内側に適当な印刷物を貼ってカバーしました。
完全に分解してから塗装を行ったので、結果として2階ごとののつなぎ目が目立ってしまうのが玉にきず(>_<)
看板類は「一太郎」で自作し、県条例に則して屋上には緑化施設を設け、樹が一本立っています。 ペントハウスの脇の階段には、タバコを吸って管理人が休憩しています(^_^;)
小林文具店ビル
駅前に立地する地元の老舗の文具店が4階建てのビルで営業しています。
KATOのジオタウンシリーズの6階建ての「ショッピングビル」を2つ購入し、一つは8階建ての「村雨ビル」に仕立て、もう一つは4階建ての「小林文具店ビル」にしました。
元々このビルはこのレイアウトではなく、セクションレイアウトに使用する予定でしたが、ここで使用することにしました。 しかし同じ通りに同じデザインの「村雨ビル」があるために、差別化のために手を加えました。
特徴的な角を切り落としたようなガラス面は全面看板にし、「小林文具」看板を取り付けてあります。
屋上は大型看板を廃し、エレベーター機械室等が入っているペントハウスは、4階建てのビルに相応しいように半分の高さにカットして低くしてあります。 屋上の手すりと電源キュービクルも外国製品に換え、ペントハウス上にビルオーナーの個人的趣味のアマチュア無線のアンテナが立っています。 これはWACO製のエッチングキットで一般住宅に取り付ける予定でしたが、少しサイズが大きいので(HOサイズくらい?)でビルに取り付けてみました。
一番左の8階建てのビルが「村雨ビル」(まだ看板等は未装着)は、「小林文具店ビル」と同じビルです。
生保ビル
昨年の8月22日の制作日記で紹介したFALLER製のビルに少し手を加えてみました。 玄関の階段の脇が空いていたので、KATOジオタウンシリーズの公園の一部を切り取り、ビルの植栽としました。(犬を散歩させている少年の人形を配置) 屋上には談笑するサラリーマン2人がいます。
生命保険会社の看板を作製しましたが、まだ貼り付けていません(^_^;)
※2011年追記・・・・この後登場する多聞百貨店の用地獲得のために、生保ビルは移転、そして左隣の2棟はレイアウトから撤去して窮し注です(^_^;)
あと、小林文具店ビルはモデルにした店舗があって、そのころは小学生の頃から通っていた地元の大手文房具店でしたが、最近そこのオーナーと知り合いになりました。 そのうち、お宅のビルを模してレイアウトにビルを建てました、と言ってみようかと(^_^)
バス乗り場・タクシー乗り場の制作 #3
FALLER製のホームの屋根をアーケードにした中央通路兼、バス乗り場、タクシー乗り場を仕上げました。
敷石は「花子」でデザインし、乗り場に合わせて点字ブロックも印刷して、スチレンボードに貼り付け、バス停、モニュメント人形を配置しました。
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