KATOのミニジオラマサーカス製作記#2(高架橋)
更新日2022年3月15日
自分のレイアウト作成の基本ルールとして、プラスチックの部分は原則的に塗装するというものがあります・・・
よって線路もレイルと道床も塗装します
筆塗りだと列車の走行に影響を与えそうなので、皮膜を薄く塗装出来るエアブラシで、クレオスのラッカー塗料 ダークアースを吹きました
ジョイントに接する部分のレールを塗装すると通電に問題が起きそうなので、すべてのレールの端にユニジョイナーを取り付けてから、エアブラシを吹きます
吹いてレールが乾燥した後に、シンナーを付けた綿棒でレールの上面の塗料を拭き落とします
高架橋の塗装を行います
その前に、このジオラマは展示するときに他の人のジオラマと連結して列車を走らせるので、もう一つのレギュレーションとして車両限界の確保が定められています
車両限界の測定には、KATOのリレーラーに付属するジョイント外しが使われます
このジオラマの車両限界を測定してみると高架橋の天井部分が建築限界にひっかっかります・・・
KATOの高架橋なので、この状態でも車両の走行は可能と思いますが、レギュレーションはレギュレーションなので、これに従おうと思います
高架橋に下駄を履かせて嵩上げすると、輸送用の透明プラスチックケースの高さ制限に引っかかるので、高架橋の天井部分を切断することに
ラーメン高架橋の横方向の支柱はなくなってしまいますが、建築限界は確保出来ます
公園の地盤として、1mm厚のスチレンボード両紙付きを使いました
長方形にカットしたいところですが、線路が斜めに走っているので、透明プラスチックケースに入れるために台形状の地面となりました
グレーサーフェーサーを2度吹いて、コンクリートの下地とします
ここまでやって、高架公園の地面がコンクリートだと華やかさが欠けるので、敷石を敷き詰めることにしました(^_^;)
スチレンボードに代えて、1o厚の石畳のプラッスチック板に交換しました
手摺りを取り付ける土台として、プラ角棒を周囲に貼り付けます
またここでグレーサーフェーサーを吹き直しです
公演の石畳は複数の種類の敷石が使用されているので、
グレーサーフェーサーをベース色にして、ダークグレーにレッドやブルー、グリーンなどの色を少しずつ混ぜて、色調を変えて敷石の一つ一つ塗っていきます
この公園の地面の半分近くは芝生や樹などで被う予定ですが、まだどのように緑化するかは未定なので、とりあえず敷石は全部塗装しました・・・
でも、少し明るいような気がします・・・・
思えば、最初の下地をグレーサーフェーサーでなく、ダークグレーにして敷石の目地を暗い感じにしておけば良かったです・・・
対策として、タミヤ スミ入れ塗料ブラックでウォッシング
スミ入れ塗料をさっと全体的に塗って、すぐティッシュペーパーペーパーで拭き取ります
まだ乾燥していないのでツヤがありますが、乾燥後にこのツヤが消えなければ、ツヤ消しクリアスプレーを吹きます
敷石のウォッシングついでに、高架橋の橋脚などのコンクリート部分もウェザリングの為にウォッシングしました
橋脚に排水管が1本ずつ付いているので、排水管もダークグレーで塗装します
KATOの場合、ストラクチャーはリアル路線で、こういった排水管もきっちりと再現するのがKATO
TOMIXも排水管を再現していますが、排水管の本数は6本でなくて2本しかない違いがあります
ジオラマベースを緑化するために、下地色としてタミヤアクリルのフラットアースを塗る予定でしたが,手元になかったので近似色のNATOブラウンを塗りました
次回はジオラマベースを緑化したいと思います
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